猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

第36回大阪府理学療法学術大会を終えて

2024-07-29 08:20:00 | 日記

第36回大阪府理学療法学術大会を終えて

 

昨日、第36回大阪府理学療法学術大会が開催されました。私の研究室よりは、卒業研究演題のセッションで2演題の発表をさせてもらいました。この卒業研究演題では発表したなかで最も優秀な演題を表彰するということもあり、私としても指導に力がはいっていました。この卒業研究演題のセッションが大阪府理学療法学術大会に設置された時に、私のゼミ生が優秀賞をいただきましたが、それ以降、ゼミ生が大阪府内の施設に就職していないということもあり演題を出せていませんでした。今回は久しぶりの発表でした。鈴木ゼミでは、ゼミ研究は日本基礎理学療法学術大会に演題をエントリーさせていただいていますので、今回の2演題はその発展的な研究内容となります。結果は表彰にはなりませんでしたが、2人とも非常に真剣に頑張ってくれており、嬉しい気持ちでした。そして、彼らの研究には私の研究室で頑張ってくれています東藤講師、福本講師も絶大なる協力をいただきました。感謝です。

また、喜馬病院のスタッフは症例発表をしてくれました。彼らの前向きな姿勢には本当に嬉しく思います。ありがとう。

来年は本学の谷埜教授が大会長です。また、多くの演題がエントリーできるように頑張ります。


柔道整復師教員養成講習会でのこと

2024-07-01 08:23:00 | 日記

私は長年 柔道整復師教員養成講習会で講師をさせていただいております。この講習会では、半年近くの土日の2日間を講習日としています。受講生は、毎週土日で参加するわけです。非常に濃い日程と講義内容です。私は、臨床動作分析の内容を中心に話をさせていただき、そのなかで運動学、リハビリテーション医学、運動療法に関する話をさせていただいております。毎年、受講生の雰囲気は異なるが、非常に真面目な方が多い講習会です。

今年の受講生は、例年以上に良く、今後 教育者としても学生に熱く指導してくれるだろうなと感じる学生達でした。

そこで今までは話さない、授業の組み立て方、なぜ、今、この質問をしたか という私の講義に対する目的、内容分析なども話させていただきました。

 

私が熱く語ったのは、「教育者は学生教育が上手なだけでなく、患者さんを治せる臨床家でなければいけない。また、疑問を解決できる研究者であり、自分がわかったことを学生にフィードバックしないといけない。」と伝えました。本当に頑張ってほしいです。

 

 

 



学部と大学院との関係が出来上がってきました

2024-07-01 08:08:00 | 日記
本学は、患者さんを治せる臨床家を育てる私学である。大学にはゼミ活動があり、私のゼミ生も毎年6名程度入ってくれます。私の研究室で頑張ってくれている講師の先生の協力により、学部生で学会発表、論文作成をしていただいている。皆さん、真面目に取り組んでくれており、最近は卒業後に病院で勤務しながら大学院生で研究を続ける方も増えてきました。学部ゼミ生の半分近くが、そのようなスタイルをとって、卒後も研究を続けようとしてくれています。やっと、自分の理想のスタイルができたと思って、自分の年齢を考えると定年まであと数年である。これが、50歳代にできていたらどれだけ良かったかと思う。若手研究者が私の研究室より大きく成長することを祈るだけである。