父は3人兄弟の末っ子。その父親は庄之助といい、馬車引きと農業で暮らしを立てていた。 写真は2000年当初のものだが、昔と比べアルミサッシに変わったのを除けばほとんどそのままである。一番手前に馬車と、馬がいた。大人になってからわかったのだが馬蹄観音が祭ってある。
藁縄(あら縄)などを作るために藁をたたく「よこづち」 まぼろしの蛇「つちのこ」のことを田舎では「よこづちへび」と呼んでいた。
**** まあ、このような所で生まれたわけです。4歳までこの地にいたので忘れないうちに覚えていることを書き留めておこうと思っています。
家の玄関は「たたき」:
たたき =二和土、三和土 と書く。 夏目漱石の三四郎には単に「和土」と書いてあった。石灰と粘土を混ぜた土が庭や土間などに利用。赤土で代用していたかもしれない。にがりを入れる地方もあるそうだ。みんなが集まって、たたき棒でペッタンペッタンとたたき、土間を作っている様子が目にうかぶ。共同作業だ!母によると、三兄弟だけで作ったと言う。驚くなかれ、写真の家も3人で作ったようだ。写真がないが、大黒柱がものすごい太い。
記録予定項目:たたき、馬車、三兄弟、おじいさん、生まれた部屋・・・備忘のためのメモ