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チェルシー、プレミアシップでひさびさの勝利 ウィガンは自滅
Chelsea 4-0 Wigan
Saturday, 13 January 2007
Chelsea(4-3-3)
Hilário;
Ferreira (Gérémi 85), Essien, Carvalho, Bridge;
Ballack, Makelele, Lampard (c);
Kalou (Mikel 81), Drogba, Robben (Sahar 81)
Scorers Lampard 12, Robben 62, Kirkland o.g. 69, Drogba 90+2
Booked Drogba
Wigan (4-2-3-1):
Kirkland;
Boyce, Hall, Unsworth, Baines (c);
Kilbane, Skoko; Cotterill (Taylor 65), Haestad (Landzaat 72), McCulloch;
Heskey (Johansson 76)
Booked McCulloch, Coterill, Haestad
モウリーニョの辞任記事騒ぎがおき、いっしゅ異様な雰囲気の中始まった試合。
シェヴァはベンチにも入っていない。出られないチェフ、テリー、Jコールがチームの席のすぐ背後で見ている。
カメラはケニヨンとアブラモビッチとモウリーニョを次々に意味ありげに抜いていく。
しかしウィガンはあっけなかった。最初の3得点はすべてウィガンがチェルシーに献上した点だった。
試合を圧倒的に支配したのはチェルシーだった。
ロッベンがまたすばらしい活躍を見せた。
そしてバラック! バラックきょう良かった。守備にも献身的で、テリーの穴を埋めていた。
ブリッジもAコールサスペンデッドの中もともとの左サイドバックで先発した。
CBのエシアンとカルバーリョは攻撃に参加。まさにリベロなファンタスティックなサッカーが展開した。
What Mourinho said -
SKY Video
Mourinho has revealed Cech could make his return against Liverpool
"Our man is back and for me that is a £50 million player."
Mourinho has refused to confirm his next season.
"Football is football and in football you never know what is going to happen,"
"What I told before I love Chelsea, I love to work in English football and that plays an important part in the picture. "
JM: 今は結果が大切な時期です。いつも勝っているのであれば、いい内容の試合で勝つことが次の目標になりますが、今は勝てていないので、まずは勝つことが目標です。
きょうは勝って、欲しかった勝ち点3を得ることができました。引き分けから脱出したし、きょうはよくやりました。試合を完全にコントロールしていたし、このような結果(大勝)は当然でした。何よりうれいしのはまた勝利の味を味わえたことですね。
Q:次のシーズン、チェルシーに残るかだけでも教えてもらえませんか?
JM:私は2010年までチェルシーとの契約があります。それに…私はチェルシー・フットボール・クラブのために仕事をすることを気に入っています。でもフットボールという世界では、何が起こるかわかりません。
これは前にも言ったことですが、チェルシーを好きだし、英国のフットボールのためにつくすことも好きです。これが大きな意味を持つことなんです。
Na:モウリーニョはチェフは次週のリヴァプール戦で復帰もできると語った。
JM:チェフはいよいよ戻ってきます。次週の試合にだって出れるくらいだ。これはほんとにすごいことです。イラーリオはすごくよくやってきたし、たしか、きょうの試合で、18試合に出場したことになるんだと思う。18試合といえば、イラーリオはサード・ゴールキーパーとしてチェルシーに来たので、出場試合数としては多いし、すごくよくやってきましたよ。
でも、ついにわが同胞が帰還するんです。
私にとってはチェフは50ミリオン・ポンドの価値がある。
移籍市場では、普通のGKなら20、30、35、15(ミリオン?)といった値段でしょうが、チェルシーは世界最高の50ミリオン・ポンドのプレイヤーを月曜に獲得することになったわけですよ(ジョーク)。
BBC
Q:おめでとうございます。きょうの試合はいかがでしたか?
JM: 当然の結果です。うちは試合をコントロールしていた。守備の面で問題もなかった。なぜなら我々のディフェンシブラインはよく(前線に)あがって、プレッシャーをかけた。チャンスを創り出して、ゴールが生まれた。
プレイスピリットもよかった。
試合の最初のほうは、3試合連続のドロー、ホームでのドローという結果に対する責任を感じていて、少しプレッシャーがありました。
後半では1-0だったので、もっと点を取りに行きました。守備に回って手をこまねいていては敵にチャンスを与えてしまう、そうはさせず、ポジティブな結果を求めた。
チェルシーはゴールを重ね、試合を決定付けた。いい結果が残せたし、また(引き分けでなく)勝利の味をあじわえた。
Q:何人か選手が戻ってきていい活躍をしていましたね。特にアルイェン・ロッペンがよかったと思いますが。
JM:そうですね。これがチェルシーの普通の姿なんですよ。前にロッペンがゲームに出たのは、1カ月前だ。前回のウィガン戦だ。きょうのロベンのプレイは、魔法でもなんでもないのだが、でも思うに、この1カ月、彼が試合に出られていたらと思わずにいられないほどだ。レディング、フラムとかヴィラとか、…彼が出ていたら容易に(相手の)守備ラインを打ち破って、すばらしい結果を残しただろう。このクリスマスの期間は、ロベンは出られなかった。ようやく戻ってきてくれて点を取ってくれた。うれしいよ。
最後の10分は彼を下げて休ませた。彼は筋肉が損傷しているので、いつも最後は疲れてしまうと、敵にやられてしまう。だから大事をとって最後の10分は交代させたんだ。
Q:---この勝利は、引き分け続きだった道のりが終わったので、意味がありますね。
JM: この期間は「弱い」というわけではなく、…「ナイス・ダーク・ピリオド(好調な低迷期)」とでも言おうか、だって負けのない「ダーク・ピリオド」ですからね。「低迷期」というわけではなくて、単に、プレミアリーグの試合で3試合連続引き分けた「期間」です。
チームは普通の状態ではなく、いろいろ問題を抱えていた。でも違うのは、ビッグ・ティームというものは、プレイヤー個人の質が高いことだ。
そういう選手を失うとほかのチームと同じレベルになる。
ところがきょうはカルヴァーリョがディフェンスに安心感をもたらした。ドログバがパワーのある攻撃をし、ロベンがスピードと創造性を発揮した。チェルシーはこういう個人技、個人の力を必要としているのです。
Q:サポーターがあなたの名前を試合の間ずっと歌っていましたね。どう思いましたか?
JM: いつも歌ってますよ。まだ覚えているが、クリスタルパレスとの試合からね。私のチェルシーでの2試合目か3試合目だと思いますが。
サポーターの、チェルシーについての記憶は短いものではなく、50年間にわたる記憶があるわけです。プレミアシップへの熱い思いがあるわけです。私のいた短い間の記憶ではなくてね。私は彼らの記憶の中ではちょっとの期間の監督でしかありません。
Q: ジョゼ・モウリーニョの今後とクラブ首脳部の確執について新聞に書かれていることについてですが。
JM: もう充分ですよ。何も付け加えることはありません。みんな、たくさん記事を書いて、勝手に憶測したり、お話を作り上げたり。
中には真実を含んでいるものもあるが、中にはまったくばかげた与太話もある。
だからいちいちあげつらって説明するつもりはない。今のゲームを見れば説明は充分でしょう。
モウリーニョは重要ではない。チェルシーこそが重要なのです。きょうは(勝ったから)みんなが幸せになれた。私も幸せです。私の将来(今後)なんかどうでもいいことです。サッカーの今後は、次の試合ですよ。次の試合はリヴァプールで、ビッグゲームです。結果を出すために選手たちとがんばるしかない。
Q: 移籍市場で新しい選手はやってくるのですか?
JM: 月曜に50ミリオンポンド(=5000万ポンド=100億円)の新しい選手が来る。
Q: ほんとですか!?
JM: ほんとだよ。すごい選手だ。
Q: 信じますよ。ありがとう。ジョゼ。
JM:(笑いながら)もう待たなくていいんだ。ピーター・チェック(ペトル・ツェフ)のことだよ。世界最高のゴール・キーパーが復帰するんだ。(一同笑)
not completed
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