Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



Carling Cup





ウィッカム戦 その5

Q: きょうの2ゴールでシェフチェンコはやっと自信を取り戻したでしょうかね?

JM: シェフチェンコはきょう、ただ2ゴールあげただけじゃないよ。チームのために力を尽くして戦った。ボールを追い回した。ボールを持ってないときもプレーしていた。ボールをホールドした、ボールを集める動きもした。ドログバとコンビを組んでお互いにアシストした。ほんとにほんとにきょう彼はよくやった。ゴールを目指すあの動き! いやよかったよ。

Q: そしたらどうでしょう。日曜の試合は先発ですか?

JM: もちろんだとも!!! 私のサッカーはシンプルだよ。いいプレーをするやつが試合に出れるんだ。きょうのシェフチェンコのプレーだったら当確だね。だからシェヴァと揉め事なんかないし、何も問題ない、関係性は良好だ。ちゃんとやる選手はスタメンだし、やらないやつは出さないんだよ。そういうことなんだ。きょうシェヴァはすごくよくやったから次のゲームの切符を手にしたんです。

Q: チェルシーの内紛がいろいろ言われていますが、ブーラルーズが従わないとか聞いてますけど。そういうクラブ状況でもトップ(=フロント)を目指しますか?

JM: もちろんです。ついに決勝まで来ました。垂涎の的ですよ。ご存知のように、チャンピオンズリーグは16強だし、FAでも残ってるし、カーリングカップも。僕らより上のチームはいないんですが、何か。カーリングカップではトッテナムとアーセナルだけがうちと同じレベルにくる可能性があるわけで、まあプレミアシップではマンUの後塵を拝していますが、まだ14試合も残っていますし。

Q: どっちと当たるか予感はありますか?

JM: 何ですか?

Q: 決勝の相手のよ、か、んは?

JM: さあ。どっちみちロンドンダービーだな。

Q: どっちがいいんですかね、その…

JM: どっちでもいいですよ。両方ともいいチームです。同じ町のライバルのサポーターがスタジアムに結集してお祭り騒ぎだ。すごいことになりそうだな。2年前のようにね。

Q: さて最後の質問ですが、スティーブ・クラークのことなんですが、チェルシーのスタッフとして20年間尽力されていますよね。あなたにとって彼は御しやすい存在なんですか? スタッフとして。

JM: 彼は最高ですよ。私はチェルシーにポルトガルからスタッフを連れてきましたが、チェルシーに元からいたメンバーにも席を空けていた。私が面接した中からスティーヴを採用しましたが、オレってやっぱ天才だね。見る目がありました。だってスティーヴはプロフェッショナルですし、友人でもありますし、こんないい人材はどこを探してもいないのですから。

Q: 彼なしではやってけないと?

JM: そうだ。チェルシーではね、彼がいないとやってけない。チェルシーでは彼と二人三脚だ。彼にサポートしてもらいたいし、僕も彼のいいチーム作りを手伝いたい。いつかは彼も監督業をするようになるんだからね、そうなったらずっと彼の活躍を見守っていくつもりですよ。


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ウィッカム戦 その4

Q: ジョゼ、アンドリー・シェフチェンコはあなたの思うとおりのプレーをしましたか?

JM: えぇ!(会心の笑みを浮かべ)それ以上でした。私が彼に望んでいたのは、試合に積極的に関わって汗をかくこと、チーム・プレイに徹すること、ボールを持っていても持っていないときもプレーすることでした。それこそが私が望んだものでしたが、シェフチェンコはちゃんとやりました。2点を挙げ、それ以上の働きを示しました。ピッチにいる間中ずっと、スイッチが入っていました。シェフチェンコは我々が彼にピッチでどうプレーしてほしいかをわかる段階に踏み出しました。

Q: これがシェフチェンコのチェルシーのキャリアでのターニング・ポイントになるとお思いですか?

JM: そう願いたいね。シェフチェンコにはチェルシーがどんなチームで、イングランドのサッカーがどんなもんか理解する充分な時間があったと思う。きょうのウィッカム戦のプレーを見てたらわかるけど、ゴールを決めること、いつプレッシャーを敵にかけるか、タックルして、動き回って、ボールを持ってプレーすること、ボールがないところでプレーすることができてました。ウィッカム相手ではほかのチーム相手よりもいくぶん難しかったと思う。シェフチェンコは一段階上がったと思う。私がうれしいだけではなく、チーム全体にとってうれしいことでした。これが大切なことなんです。彼はあきらかに一皮むけましたよ。

Q:次のし…

JM:(質問にかぶせるように)そうです。アンドリーはもちろん次の試合で先発です。彼にはやれると思うが…得点することを言ってるのではないですよ、きょうやったことを(FA杯の)ノッティンガム・フォレスト戦でもやってくれると思います。

Q: 今晩はチームにもいい結果が必要でしたね。チーム全体もいい内容でしたね。

JM: それよりもね、決勝に進めたことが意味がありますね。みんな準決勝をウィッカムと戦ったことしか覚えてないんだろうけど、準決勝に来るまで3つのプレミアシップの強豪と戦って来たんですよ。ブラックバーンとニューカッスルとはアウェイで、アストンヴィラとはホームで。だから決勝まで進むことが重要だった。きょうチェルシーは真剣に試合に取り組みましたよ。これは言わせてもらいたいんだが、え~っと4部リーグのチームがチャンピオンのホームでこんなにまともに戦える国なんて、ヨーロッパ中どこを探してもないよ。普通そんなことできませんよ。イタリアでも、スペインでも、ポルトガルでもね。普通このクラスのチームは強豪のホームで戦うときは怖気づいて大量失点しないようにだけするもんだが、ウィッカムは違ったね。ほんとに戦う姿勢がすばらしかったよ。組織的にもしっかりしてたし、まったく見事でした。

***

敵の監督は言った。
「30ミリオンにパスしちゃいかんよな。シェフチェンコはすごい選手だからさ。」




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