きょうは用事があったので渋谷に行きました。
この東横線渋谷駅も、もうすぐなくなるんですね。変わり行く東京の景色の中で渋谷の駅のそばというのは唯一変わらない空間でした。
東横線渋谷駅から電車に乗って横浜に通っていたのもついこの間のように思うのですが、もう20年も前のことになります。(電車に乗っている時の睡眠時間というのも一晩の睡眠時間の中の計算に入れていました。)
連絡通路も新しいものが仮に出来ており古いほうは使えなくなっていました。
そこここに凄いジャッキが組まれていて、この状況で地震が来ても大丈夫なのかななどとも思ってしまいますが、これも一過性のことなんでしょうね。
生まれてから50数年、ものごころついた時から東急東横店のところの景色というのは変わったことはありませんでした。東横のれん街も無くなってしまうんですね。
寂しいと思うなら寺社仏閣や花ばっかり撮っているのではなく、変わり行く渋谷の駅も記録に残していきたいと思います。
ネットに載せるための写真ですと人が入った写真は撮りにくいですが、記録として自分のために残すものであれば人がはいってようとなんであろうと構わずシャッターを切ればいいのだと思います。
古い渋谷の街を記録するならフィルムのほうがいいのかもしれないですね。
camera FINEPIX F600EXR
東京大都会、移りゆく風景、今現在の記録も大切ですね。
無くなるとは思っていなかった物がなくなったり、出来るとは思っていなかった物。
都会のスピードは速いですね。
ほとんどが1960年の高度成長期、あるいは戦前からあるもので構成されています。東京メトロ銀座線の渋谷を渡る高架橋は昭和5年にかけられたもので実に戦時下を乗り越えてきています。自分の時代どころか親世代のものが残っています。
これが一気に変わろうとしているのですから、物凄いことだと思います。
でも、渋谷の街を歩いて感傷にふけるのはオジサン・オバサンだけでしょうね。