| ワイヤレスブロードバンド技術 IEEE802と4G携帯の展開,OFDMとMIMOの技術東京電機大学出版局このアイテムの詳細を見る |
きょうは、急に気温が上がったせいか、教室がムンムンしていましたね。
根日屋先生、風邪の病み上がりでいまいち調子が出なかったようなことをおっしゃっていました。
(きょうの授業でこの本の一部分をテキストに使われました。)
以下が今回の授業の概要です。
まず、先週触れられていたFMC(Fixed Mobile Convergence)〔固定電話と携帯電話の融合〕の考え方ですが
すでに、ここ一週間ぐらいの間に動きがありフランスで、FMCを料金体系のみ固定電話と携帯電話で一本化する一括請求型という形で概念としてだけ、始めてしまうという動きが出てきたということです。
また、今後の電話に関しては地域を示す〔03〕とか〔045〕などの市外局番は割り当てずにすべて頭に〔060〕をつけた電話番号にしていこうという動きもあるようです。
他には反射型RFIDの原理、ZigBee、UWB、低速UWBなどについてざくっとした説明がありました。
その中で微細RFIDについてはどうやら先行き、雲行きが怪しくなっているというお話がありました。反射型のRFIDを使うためにはリーダー/ライターから4~5Wの電波を照射しなくてはならず、リーダ/ライター同士で物凄く電波干渉が起こるそうです。この電波の干渉問題を避けるためには実験結果では各々を1.6kmもの距離を離さなければ実用にならない、また微細RFIDの読み取り精度がなかなか上がらないということも原因のようです。
RFIDの中で間違いなく残っていくのは13.56MHzの電磁誘導を利用した非接触ICカードになるようです。(スイカの類は私ももうきちっと市民権を得たと私も思います。)
*雑談の中で電子マネーがあまりにも進化すると『造幣局(今は総務省でしたっけ)とケンカになるのでは』と先生の話がありましたが、私は電子マネーになるのならすべて日本円で決済するのではなくてもいいのではないか?と別のことを考えていました。米ドルやユーロ、ポンドで払ってもいいのではないでしょうか、ここではエクスチェンジで銀行がとんでもない手数料をとらないということが大前提ではあります。(今の為替の交換手数料はボッタクリと言ってもいい過ぎではないと思うほど高いです。)
そんなことをやったら、造幣局はもっと怒りますね(笑)
*来週の授業は連休中のため、お休みです。