空波とともにⅢ

NC750X(初号機)とPCX(二号機)のカスタムとツーリングの「私的記録庫」です。(「空波とともに」の第三段♪)

2020エジプトの旅23(01/29 アブシンベル神殿)

2021-03-11 04:29:32 | 海外
2020/01/26(日)から02/02(日)にかけて出かけたエジプトの旅の23です


日本では

「三大ピラミッド」の次に有名カモの「アブシンベル神殿」

アガサ・クリスティの「ナイル殺人事件」のおかげ?

海の様なナセル湖畔を歩いくと



見えてきますwww



堂々とした大王・ラムセス二世の像×4体と

入口脇に小さな妻ネフェルタリ像×2体



左足を前にしたの、顎髭が真っすぐなのは生者

胸の前で手をクロスさせたのは死者の象徴と言うことで

ここは生者の大王を表す施設


それ以上にココを有名にしたのは

古代遺跡なんだけど

元々ココにはなかったと言うこと

ナイル川の増水は流域に肥沃な土をもたらしましたが

洪水は都市施設の発達を阻害

と言うことで流量を調節するアスワンハイダムが造られることに

それに伴い水没する危機にあったアブシンベル神殿をどうするか・・・

世界各国の英知が集まり

結局、元々の神殿の造作を切り取ってパーツに分けて

高い位置に再度組み立てると・・・

右手の出っ張ったトコロの下にあったと



しかも機械で切ると喪失する幅が大きいので

手曳きの鋸で・・・

気の遠くなるような作業

この事件?を期に「世界遺産」の制度が創設されました


元々上エジプトだった当地に

下エジプトの大王が威厳を示すために建設された

所謂PR施設?

中はラムセス二世の偉業が絵巻物の様に

北のヒッタイトを撃退したのはワシじゃ~!!

史実は引き分け融和で婚姻関係になったとか

誇大広告は為政者の常


幅38mと同じく見あげる高さ38m



中に入ると通路両側に起立した像から



毒矢が飛んで来るのは



お約束ですが



深い奥行き63mの



どん詰まりに大王の座像が4体



妻のスマホ



こっちの方が綺麗に撮れてるwww

春分と秋分の日にはこの像に朝日が差す設計で

その日には河岸から溢れんばかりの人が詰めかけるとか

(施工ミスからか、1日ずれることになってしまったとも・・・汗)


コチラはカメラ券300£Eを払って



バナで撮影しましたが・・・

暗所に強い明るいレンズの広角が

 欲しかった・・・



模型が展示してあります



反対側から



岩盤が複雑に掘られて

壁画や彫刻が



全面に



戦車から矢を射るラムセス二世



腕や弓が倍掘られているのは獅子奮迅の活躍でヒッタイトをやっつけたとの意

かくれんぼにもってこい???




右隣には「小神殿」

大王の奥さん(正后)ネフェルタリの神殿



左足が前に出てますネ(笑)


どちらも圧巻でしたが

石の文化・遺跡にしても

3千年以上前のモノが

 こんなに残っているものか?


それとも補修を加えたモノなのか?

見て、触れる状態であるだけに

判然としない感も・・・


門番さんと



アンク(鍵)



くれるのかと思ったら・・・

ワンダラーと(笑)


砂漠を歩いてバスへ戻りますwww