先の見えないコンゴのエボラ。戦乱地という以外にも、ウガンダ虐殺以来の様々な要素がからんで泥沼化しているわけですが、またひとつ泥沼が深化。
以前にホットスポットだったBeni地区。21日間新たな発生が途絶え、ようやく事態の終了が見えたかという矢先に、また新たな一例。一度感染して回復したケースとのコンタクトがあり、「回復者からの感染」が濃厚に。
2014年の西アフリカ流行でも、(当時の基準だった)回復後3カ月を経てからも性交感染で感染し、顔写真入りで世界に拡散されてしまった”世界一有名なセックス”になってしまった学校売店の女性なんてこともありました。その後、精子内で最大1年残存もということになっていますが、そうした「いったん回復した人からの感染」問題、今回のコンゴでも相当なる重荷になりそうです。
Ebola returns to Beni—survivor transmission suspected