水際作戦で検疫官の必至の努力で何週間か時間かせぎの出来た日本ですが、国内発生早期に入りました。
さて、この段階で市民から激励の声を贈るべきは「医療現場」です。
すでにマスコミでも広く報じられているとおり、限界を超えつつあります。
とりあえず朝日↓
http://www.asahi.com/national/update/0518/OSK200905170118.html?ref=any
限界をこえつつあるというのは、「胸元のコールが鳴り」「外線が入り」「処方を書いて(or入力して)いる瞬間にベッドサイドからコールが入り」「モニターがピンポンパンポン鳴り響く」という刺激が同じ瞬間に1人の人物に入る状態ということです。担当の時間が終わっても、そこには受診者の波が・・さらにクレーマーやモンスターが「待たせるな」とか何とか言いだすともう・・・
2003年SARS@北京では、数多くの激励が医療現場に寄せられました。新聞を開くと、「白衣の戦士に尊敬を!」と医療現場の様子を刻々伝え、人気歌手が病院を訪れる様子、市民から続々贈り物、泊りこみで会えない(医療従事者の)父親母親の写真を持ち「ボクくじけない!」と頑張る子供のルポ・・・連日てんこ盛りでした。
管理人はナショナリストではありません。そうではないけれど「中国人が医療現場を励まし、声援を贈り、その家族に想いをやっていたのと同じ場面で、日本人が何も考えてなかったら、すごく悲しくて情けない」とは思います。
市民の皆さん、マスコミの皆さん、医療現場に激励の声をかけつづけてモチベーションの維持に微力でも協力しましょう。
激励の方法は、検疫官のところでも書きましたが、電話回線をふさぐ方法は不適切です。手紙、あるいは、短時間で口に入れられる差し入れが良いかと思います。
マスコミの皆さんにおかれては、どんどん医療現場の激励記事を書き、デスクは全部通し、整理部は4段でも5段でも提供する・・とチームワークで、中国マスコミに負けないよう頑張ってください。
← 向白衣戦士致敬!(2003.4.29 健康時報)
最前線ですもの。
尊敬します。
新型インフルエンザという、ワクチンも完成していない病気に、
感染するかもしれない状況での現場は本当に精神的にも大変かと思います。
本当に頑張っておられる医療関係の方は尊敬しますね。