新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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コンゴの泥沼エボラ、治療センターが放火され感染者が逃走中

2019-02-28 21:23:14 | エボラ出血熱・EVD・エボラ・エボラウイルス感染症

泥沼化して久しいコンゴのエボラ(EVD)、今度は銃撃戦の末、放火されて感染者確定例4例が逃走中(まだ保護されていない)と、さらに絶望的な状況に。

  • 2009.2.27.MSFとコンゴ政府共同運営のエボラ治療センターが詳細不明の武装集団に襲撃される。政府側も応戦し銃撃戦の末、施設は放火された。
  • 当時、可能性例38例と確定例4例の入院患者がいた。うち確定例4例が逃走、現在捜索中。
  • これまでも何度も武装集団の攻撃を受けている。MSFはこの攻撃を批難。

う~ん、武装集団の直接の標的になるエボラ治療センター。治安部隊が目を光らせるだけでは抑止力にもならず、銃撃戦⇒放火⇒感染者逃亡としう何でもありな状況になっています。

歴代2位の規模になってしまっている今回のアウトブレイク、すでにピリピリしている隣国ウガンダ、さらに加えて遠方への感染拡大はあるのでしょうか。

http://news.trust.org/item/20190227181853-1skt4?fbclid=IwAR1Myi5Aba_MHTGtnQ0IOvePD2JulrNZPCPvD5jsQegbsbir0pYYhvjAYWc

Congo Ebola centre set on fire after armed attack

by Reuters
Wednesday, 27 February 2019 23:27 GMT

 


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