↑ 今日30日、この電車が走る最期の日というので西日本の(新幹線)駅という駅は大騒ぎです。 新幹線通勤の管理人が下車すると反対方向のホームから出てゆくというタイミングでこれまで毎朝対面してきました。 今日最期だというので、(出費を要さない)定期券所持区間だけちょこっとお別れに乗ってきました。
意外にもすんなり座れた自由席から車窓眺めながら、ふとよぎった想い数点・・
この0系。1964年の新幹線開業から今日の日まで日本の大動脈として走りこんできました。1964年といえば、香港インフルエンザの1668年より以前。そう、前回の新型インフルエンザ パンデミックは、「新幹線開業よりあと」なのです。 講演スライドなどでスペイン・アジア・香港と並べられてスペイン当時の写真だけ見せられると、さも昔のようなイメージなのですが実は意外に最近なのだという事実を再確認。
途中駅に10分ちょっと停車している間、隣を猛スピードで「のぞみ」が駆け抜けます。 こちらは300km/hでゆれもせず、デジタル満載。0系と比べると別世界の技術です。 つまり、これまでの新型インフルエンザと次回とでは、我々人類が立ち向かえる技術は、この各駅ごとに抜かれゆくノンビリ列車と300km/h「のぞみ」ぐらいの差があるのだと、これもただ万能ワクチンだ新治療薬だと追いかけていると見えなくなりがちなことを再認識しました。
こんな事を考えているうちにあっけなく定期券所持区間は走りぬけ、別れをつげてきました。
西日本以外の方でピンと来ない向きは↓ソース参照ください。
毎日↓
http://mainichi.jp/select/wadai/rail/shinkansen/
朝日↓
http://www.asahi.com/national/update/1130/OSK200811300015.html
読売↓
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081130-OYT1T00372.htm?from=top