ここのところ炎上中のブラジルの黄熱病。とはいえ、WHOやCDCの地図ではスイカの様に中身の部分は真っ赤でも皮の部分(沿海部)はOKでした。ところが、その”皮の部分”のリオデジャネイロ近郊にも黄熱病が報告されだしたと報道。
- 2016年12月から炎上中のブラジルNiteróiの黄熱病、今回、リオデジャネイロ州で初の地域内感染2例報告。Casimiro de Abreu。リオ市から135km地点。これを受けて、リオ中心部とNeitobiをのぞき、リオデジャネイロ州も危険地帯に指定。
- ブラジル政府は47都市で優先的にワクチンキャンペーン実施。
- 現時点で1397例、死亡率は全体で18.3%、確定例で32.3%。
一方でエクアドルでは2012年以来5年ぶりの黄熱病報告。コロンビア国境Sucumbiosの31歳。
黄熱病、欧州に入る可能性に言及した報告もありましたが、これまで発生の無かった場所がどんどん陥落(地域内感染)してゆくのは気になる動きです。
Rio de Janeiro State reports yellow fever, Ecuador confirms 1st case in 5 years