EUでは過去27年間で4例というペースだった黄熱病の輸入例が、この8カ月間ではや4例!という事になっていてECDCが注意喚起。
- この3月にはスリナムから来た黄熱病輸入例がオランダで確認。この8カ月で4例の輸入例、いずれも南米大陸から。
- ブラジルでは今年1月から黄熱病流行が発生しており、流行地域へ渡航するEU国民にあっては注意されたし。流行の把握、蚊に刺されない対策、予防接種の必要な地域確認。
中南米での蚊媒介疾患の炎上(黄熱のみならずチクングニヤもジカもデングも)にて、そこから人の流れが多いところは持ち込まれリスクも大きくなるというお話。我々日本も東南アジアという火薬庫から、LCC新規就航という年々太くなる一方のルートを通じてデングやら麻疹やら色々ニュースネタが入ってきているここ数年、そのリスクはこれから夏にかけて改めて意識すべきところでしょう。とりあえずアジアには黄熱病が(ブラジルのごとく)炎上中の国が今のところないのは幸いといえますが・・・
http://afludiary.blogspot.jp/2017/03/ecdc-rapid-risk-assessment-on.html