前回実績で314万人と、メッカ巡礼より大規模なマスギャザリングが展開するサッカーワールドカップ(W杯)。
今回ロシア大会では、麻疹がポイントになろうということで、日経メディカルに書きました。
本文中には書いていない、「ここだけの話」
これを書こうと思い立ったのは、ECDCのアップデートを読んでいて”UK: between 1 January and 9 May, 2018, 440 confirmed measles cases were reported in England~”なる記述を読みながらフラッシュバックした、ある留学中の光景でした。ロンドンに出た夜、オックスフォードに帰宅する急行列車は途中レディングに停まりました。運悪く
Madejski Stadiumのサッカー終了にかちあうと、スキンヘッドに入れ墨のフーリガン、いや、サポーター集団が酒臭い息を吐きながら大挙して乗り込んできてそれはそれは気持ち悪いものでした(もちろん乗車時にそんなの居たら別の車両に行きますが、途中から乗ってこられたら仕方ありません。オックスフォードに着くまでの30分が長いこと長いこと)
あの手の連中に「発熱・発疹したら観戦自粛してくれ」なんて言っても絶対聞きませんから、今回W杯のスタジアムは大変なことになるだろなあという、肌感覚です。さすがに日経誌上にて表現は抑制しておりますが・・・
URLは
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/special/pandemic/
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(冒頭のみコピペ)
W杯を機に医学界が想定すべきことマスギャザリングと麻疹の危険な関係
2018/6/7
2018年もなかばとなる6月は、国際的な一大イベントが開催される。サッカーのワールドカップ(W杯)だ。ここでは、我々医学界の人間が留意しておくべきことを考えてみたい。