マリでのEVD第一例(ギニアから移動した2歳児)、その接触者調査がうまくゆかず、57名が行方知れずになっています。
- WHOと米CDCの合同会見。7枚のスライドで説明。
- ギニアからマリに入り移動した2歳児のコンタクトトレース。
- 141例が特定されるも、うち57例が行方つかめず。
- 最初の、国境から首都バマコの区間では、同乗客10名中6名が不明。
- 次にBagadadjiへ1往復、5人乗りの乗合タクシーで移動したが、往復ともに1名づつ行方不明。
- そしてバマコからKayesへバスの窓際席で移動したが、ここでも34例が行方不明。
- この会計でデータについて即答できるWHO職員はひとりも居なかった。
- コンタクトトレースは対策のキーとなる。ナイジェリアとセネガルでは、これをきちんと実行して抑え込んだ。
アフリカの公共機関のカオスな状況を実際に見て聞いた(実は同僚には内緒で乗ったことも:もう時効でしょう)身としては、これは非常に気になるところです。21日以内、いや、実際には12日ぐらいまでに、何が起こってくるのか。
ソースはロイター
http://www.reuters.com/article/2014/10/31/us-health-ebola-mali-idUSKBN0IK14W20141031
Mali Ebola victim had contact with 141 people, 57 still sought
GENEVA