サウジのMERS-CoV流行、ここ最近は医療機関内でのヒトヒト感染、医療従事者の感染がちらほら報じられてきていましたが、管理人の(当たってほしくない)予想があたりつつあり・・・
出稼ぎ医療者のフィリピン人ナースが犠牲になってしまいました。
- フィリピン外務省発表。
- フィリピン人 41歳女性。首都リヤドの病院で働く。基礎疾患なし。
- 8月12日に魚の骨を詰まらせて入院、14日退院、19日発熱と咳、その後呼吸困難出現して22日から人工呼吸、29日に薬石効なく・・・
- また、別にもうひとり病院に隔離中。透析のため雇い主に連れて来られ、入院中に感染。回復傾向。
う〜ん、恐れていたものが来てしまいました。出稼ぎ医療者の感染。
管理人は、「石油が湧き出るリッチな中東人は医療なんてシンドイ仕事なぞやりたがらない。それを担っているのはフィリピン人やエジプト人やスーダン人やの出稼ぎ医療者である。だから彼らに感染者が続出して、彼らが逃げ出したら阻止するすべはなく中東の医療は崩壊する(かも)」と、日経などメディアに書いたり言ったりしてきました(http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/201305/530579.html)
でも、こういうのは外れてほしい予想です。そんなの当たらなくてもよいから管理人恥かけばよいのだから、もうここでストップしてください神様・・・というのが現在の心境です。
ソースはPhilstar
http://www.philstar.com/headlines/2013/09/18/1222381/first-pinay-dies-mers-virus
First Pinay dies from MERS virus