マイアミの国内感染はじめ、チクングニヤ熱がポロポロ入ってくる米国でチクングニヤ熱の緊張が高まっています。今回は、今年初のミシシッピー州。
- ミシシッピー州で今年初のチクングニヤ熱報告。昨年は8例。
- チクングニヤな潜伏期3〜7日、蚊を介して急速にヒト感染が拡大してゆく。
- 症状は発熱・頭痛・筋肉痛・発疹・関節炎。治療は、安静および脱水予防に多めの水分摂取。
- 1952年に東アフリカで報告されて以来、2005年にはインドなど南西アジアで、そして今やアフリカ・アジア以外にも拡大し、感染者数は3億人に達している。
- 媒介蚊は、ネッタイシマカ以外に、新たにAsian tiger mosquito called Aedes albopictusにも。
- 分布も、イタリア・フランス含め西半球に達してきている。世界的大流行も。
これまで発生のなかったカリブ海諸国にあれよあれよという間に100万越えだ、140万越えだと数字が跳ね上がっていったのを見ても、この病気のペースは社会不安に直結します。すでに厚生労働省の諸文書にはデング熱と併記されているわけですが、一般世間に馴染みのないこの名前が、一気に、数十人数百人と出てくる展開・・・今夏予想しなければならないことでしょう。
Chikungunya Outbreak? Crippling Virus Becoming International Threat
By Roguero Caler | Jun 16, 2015 11:49 PM EDT