今年もやってきた“どろんこ忘年会”、第19回と長く続くこの大会に地元に戻ってきて4年連続の参加。
通算では初期と中間が抜けて合計9回目の参加となった。
最近3年では1年目が徹夜で3位、2年目が睡眠4時間で2位、昨年が前泊して優勝と成績を上げてきている。
そして今年は『前泊&シングルスピードならどうだ?』というのが個人的に争点となっていた。
ドロップハンドルでの出走はできないという確認がとれていたので、この大会のためにだけに、
1.どこかの大会の賞品でもらった幅660mのライザーバー
2.10年以上箱の中に埋もれていた使い古しのエンドバー
3.ロードバイクから外してきた120mmのステム
4.今回しか使わないかも?ということでなるべく安いブレーキレバー
という構成でどろんこ忘年会仕様のVASSAGO FisticuffをTECHさんに作ってもらった。
大会前々日くらいに中四国を襲った寒波の影響で中国山地は予想外の積雪に見舞われ、諸般の事情で未だサマータイヤの147では広島側に行けなくなってしまったため、今回は家族単位では初のNOTEでの自転車の大会となった。
NOTEのラゲッジ容量自体は147と大差ないものの、ルーフキャリアや背面キャリアが無いのでBIKEを含めた全ての荷物を車内に収める必要がある。
出発の朝からいろいろやった末、BIKEの工具やスペアパーツ類はラゲッジの床下収納へ、BIKEは前後輪外して、ステムも抜いた状態で横向きに収納。
これで無理なら6:4分割シートの4を倒さなきゃいけないと覚悟していたので助かった。
リアディレイラーが無い分、納まりも良かったよ・・・。
【ぴったり積めた】
ここにウェアや家族の荷物、僕が5時間MTBに乗っている間に開催される宴の為のテーブルやコンロを積み込んで出発。
まずは中国山地を越えて三次のワイナリーが目的地なんだけど、松江自動車道は県境前後が地吹雪状態。
除雪してあるから走行するのはアスファルトの上だけど、視界が悪くなると怖い。
走行車線をゆっくり列をなして走っているところに、短い追い越し車線を使って後方から一気に抜きにかかる速い車が来るけど、追い越し切れず割り込み連発。
先の状況まで予想してから追い越しをかけてほしい。。。
2時間ほどで三次に到着し、ワイナリーではLICHT君がお友達と再会。
【雪合戦に雪だるま作り】
雪合戦になぜか僕も混じってしまってしばし遊んだ後、おすすめのカフェに案内してもらってお昼ご飯。
【mugimugi CAFE】
【Raynaちゃん、黙々と食べています】
予定外においしいものをいただいた後も子どもたちは別れを惜しんで遊び、再開を約束して夕方から東広島の駅前に移動。
ここは18歳までは添い寝無料とのこと・・・子どもが小さいうちはお得です。
そうそう5時間1人で走り続けるのにボトルを忘れてきたことを思い出して困っていたけど、三次と言えばTBCということでツジノさんを思い出しました。
翌朝、つまり大会当日は5時起床で6時からホテルバイキングの朝食。
7時半に会場入りしてまずは宴の準備開始・・・今年は『たい焼き』に挑戦ということです。
そしてBIKEを準備して補給関係を揃えて着替えてしていると開会式の時間。
【なんだか慌ただしくて・・・スタート前】
【ここでたい焼きが作られる予定】
コースは例年同様とのことで、そこをシングルスピードのフロントサス無しで走るシミュレーションを頭の中でする。
作戦は激坂は潔く歩き、シングルトラックと下りは攻めないこと、つまり5時間マイペースで行きましょう~と決める。
ピットは隣がkatuoさん一家、INTECHS代表のsu3もテーブルに合流した。
岡山、広島、愛媛など近隣の旧知のライダーともお話しながらスタート時刻を待つ。
そうそう今年が第19回大会、メーカーブースがあって試乗する各社の試乗車が配備された。
5時間一人で走り続ける僕にその機会も体力もないけど・・・。
さらにレッドブルカーも来て、1日に3枚くらい羽を授けてもらったような気がする。。。
【レッドブルガール大人気でした】
さてレースはいつものルマン式、スタートラインからBIKE置場まで走るんだけど、去年の教訓からなるべく近くに置いてジョギング距離を短くする作戦を採用。
それでも50mほどあるし、今日初めて履くシューズはこの15年余りのMTB競技生活で最もソールが硬い。
元々足が遅いところに硬いシューズでなんとか走ってBIKEに飛び乗って走り出す。
乗ってしまえばそれなりにいけるのでどんどん前に出ては行くけど、1番目のシングルトラックの激坂は作戦通り潔く押し。
シングルスピード(30×18t)で無理しても速くないし5時間もたないので、上りきってからが勝負。
サスペンションが無いし、太いタイヤも入らない分を、サドルよりも高く設定したライザーバーでラインコントロールして根っこを、そして無用なブレーキを避けることに集中する。
出口からの芝生エリアはイン側の少し荒れたゾーンがショートカットに使えるので、シングルトラックで詰まった分はここで一気に前に出る。
アスファルトのサイクリングロードを横断して広場のジープロードはギア比が軽すぎて脚が回りきる。
ギアードだと35~45kmくらい出そうなところだけど、僕は25kmくらいで巡航。
ショートカットのコブエリアも僕の技術だと1秒ほど遅くなってしまうのであまり使えない。
2番目のシングルトラック入口の上りは勢いで入ってゆっくり体重を使ったダンシングで脚を温存、例年ここで頑張って脚が攣る。
シングルトラック内は木の根に弾かれないように集中。
出口のジャンプは観客がいれば飛び、いなければ回避。
ぬかるんだ下り、ここもカメラが見えれば頑張るけど、無ければ腕がクタクタなのでほどほどに。
池の横を抜けた木立の中はなるべくペダリングしないようにして温存し、舗装の上りも速い他の選手を横目にマイペース。
そんな感じで5時間平均速度を高く保つことに集中する。
【前を行くのは優勝候補】
【上りでは敵わない】
【諦めは早く】
とはいえ、同じソロの参加でMTBジャパンシリーズでもエキスパートクラスで一緒に走っているSIRAISI選手が追いついてきた時は頑張ってしまったし、周回遅れにされた時ももう1回頑張ってみた。
頑張っても上りと平地では全く相手にしてもらえない速度差だったけど。。。
INFINITYのチームも速かった、ここが来たら予め避けておいて追い抜いてもらう準備、“ひとり組”に飽きたら友人3人くらいで“おとこ組”にエントリーしてこのチームに挑戦してみたいと思った。
同じくINFINITYのUENORYOさん、楽しそうに走っていたし、スラロームやコブ、シングルトラックのこなし方を見ていると他の選手とは全く別物(BIKEも別物だったけど…)。
けっこう真剣に走りつつ、知り合いにすれ違うたびに世間話をして、ピット前を通過するたびにいろいろな方々に応援してもらい、2時間で攣りそうになった脚をなんとかごまかして走り続け、4時間59分でラインを通過したのでもう1周行った結果昨年よりも1周多い29周回でゴール。
【マクドナルドのゴール】
【マリオたちもゴール】
【ドラえもんもゴール】
【悪魔おじさん・・・】
【疲労困憊】
例年よりも体調と路面や気候が良かったこともあるけど、サスペンション無し、細身のタイヤ(700×45C)、シングルスピード(30×18t)での出走で昨年よりも1周回多く、つまり平均速度で上回ったことに自分でびっくりした。
要因は、
・VASSAGO Fisticuffの乗りやすさ
・スチールバイクの優しさ
・体調と気候が良かった
・最初から諦めていて無理せず温存したのが良かった
・BIKEの重さやサスペンションの有無なんて関係なかった(僕の持っているカーボン、Fサス付、変速機付と重量が同じ)
とか挙げてみるけどホントはなんなんでしょうか?
間違いない事実として、
・優勝した昨年よりも速かった
・ギアードに乗る時よりも声援が多く、声を掛けられる頻度が多い
・VASSAGO仲間が寄ってくる(笑)
・仮装する
・腕と背中は疲れた
・5000kcal/5時間 消費は後々けっこうキツイ
・『悪魔おじさん頑張れ!』って応援されて36歳を自覚・・・でも『あっ赤ずきんちゃん』には反論
・5000kcalをいつまでたっても補填できない消化能力の低下に36歳を自覚
というのはある。
そして、
・シングルでも表彰台達成!
・優勝した昨年より速かったのに順位は3位…
来年までの課題だね。
【仮装賞】
【おんな組】
【みっくす組】
【ひとり組】
【おとこ組】
そうそう、5時間走りっぱなしだったけど、たい焼きは1個だけ食べましたよ。
【5時間で5000kcal】
本日の走行距離:78km(5時間8分)
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通算では初期と中間が抜けて合計9回目の参加となった。
最近3年では1年目が徹夜で3位、2年目が睡眠4時間で2位、昨年が前泊して優勝と成績を上げてきている。
そして今年は『前泊&シングルスピードならどうだ?』というのが個人的に争点となっていた。
ドロップハンドルでの出走はできないという確認がとれていたので、この大会のためにだけに、
1.どこかの大会の賞品でもらった幅660mのライザーバー
2.10年以上箱の中に埋もれていた使い古しのエンドバー
3.ロードバイクから外してきた120mmのステム
4.今回しか使わないかも?ということでなるべく安いブレーキレバー
という構成でどろんこ忘年会仕様のVASSAGO FisticuffをTECHさんに作ってもらった。
大会前々日くらいに中四国を襲った寒波の影響で中国山地は予想外の積雪に見舞われ、諸般の事情で未だサマータイヤの147では広島側に行けなくなってしまったため、今回は家族単位では初のNOTEでの自転車の大会となった。
NOTEのラゲッジ容量自体は147と大差ないものの、ルーフキャリアや背面キャリアが無いのでBIKEを含めた全ての荷物を車内に収める必要がある。
出発の朝からいろいろやった末、BIKEの工具やスペアパーツ類はラゲッジの床下収納へ、BIKEは前後輪外して、ステムも抜いた状態で横向きに収納。
これで無理なら6:4分割シートの4を倒さなきゃいけないと覚悟していたので助かった。
リアディレイラーが無い分、納まりも良かったよ・・・。
【ぴったり積めた】
ここにウェアや家族の荷物、僕が5時間MTBに乗っている間に開催される宴の為のテーブルやコンロを積み込んで出発。
まずは中国山地を越えて三次のワイナリーが目的地なんだけど、松江自動車道は県境前後が地吹雪状態。
除雪してあるから走行するのはアスファルトの上だけど、視界が悪くなると怖い。
走行車線をゆっくり列をなして走っているところに、短い追い越し車線を使って後方から一気に抜きにかかる速い車が来るけど、追い越し切れず割り込み連発。
先の状況まで予想してから追い越しをかけてほしい。。。
2時間ほどで三次に到着し、ワイナリーではLICHT君がお友達と再会。
【雪合戦に雪だるま作り】
雪合戦になぜか僕も混じってしまってしばし遊んだ後、おすすめのカフェに案内してもらってお昼ご飯。
【mugimugi CAFE】
【Raynaちゃん、黙々と食べています】
予定外においしいものをいただいた後も子どもたちは別れを惜しんで遊び、再開を約束して夕方から東広島の駅前に移動。
ここは18歳までは添い寝無料とのこと・・・子どもが小さいうちはお得です。
そうそう5時間1人で走り続けるのにボトルを忘れてきたことを思い出して困っていたけど、三次と言えばTBCということでツジノさんを思い出しました。
翌朝、つまり大会当日は5時起床で6時からホテルバイキングの朝食。
7時半に会場入りしてまずは宴の準備開始・・・今年は『たい焼き』に挑戦ということです。
そしてBIKEを準備して補給関係を揃えて着替えてしていると開会式の時間。
【なんだか慌ただしくて・・・スタート前】
【ここでたい焼きが作られる予定】
コースは例年同様とのことで、そこをシングルスピードのフロントサス無しで走るシミュレーションを頭の中でする。
作戦は激坂は潔く歩き、シングルトラックと下りは攻めないこと、つまり5時間マイペースで行きましょう~と決める。
ピットは隣がkatuoさん一家、INTECHS代表のsu3もテーブルに合流した。
岡山、広島、愛媛など近隣の旧知のライダーともお話しながらスタート時刻を待つ。
そうそう今年が第19回大会、メーカーブースがあって試乗する各社の試乗車が配備された。
5時間一人で走り続ける僕にその機会も体力もないけど・・・。
さらにレッドブルカーも来て、1日に3枚くらい羽を授けてもらったような気がする。。。
【レッドブルガール大人気でした】
さてレースはいつものルマン式、スタートラインからBIKE置場まで走るんだけど、去年の教訓からなるべく近くに置いてジョギング距離を短くする作戦を採用。
それでも50mほどあるし、今日初めて履くシューズはこの15年余りのMTB競技生活で最もソールが硬い。
元々足が遅いところに硬いシューズでなんとか走ってBIKEに飛び乗って走り出す。
乗ってしまえばそれなりにいけるのでどんどん前に出ては行くけど、1番目のシングルトラックの激坂は作戦通り潔く押し。
シングルスピード(30×18t)で無理しても速くないし5時間もたないので、上りきってからが勝負。
サスペンションが無いし、太いタイヤも入らない分を、サドルよりも高く設定したライザーバーでラインコントロールして根っこを、そして無用なブレーキを避けることに集中する。
出口からの芝生エリアはイン側の少し荒れたゾーンがショートカットに使えるので、シングルトラックで詰まった分はここで一気に前に出る。
アスファルトのサイクリングロードを横断して広場のジープロードはギア比が軽すぎて脚が回りきる。
ギアードだと35~45kmくらい出そうなところだけど、僕は25kmくらいで巡航。
ショートカットのコブエリアも僕の技術だと1秒ほど遅くなってしまうのであまり使えない。
2番目のシングルトラック入口の上りは勢いで入ってゆっくり体重を使ったダンシングで脚を温存、例年ここで頑張って脚が攣る。
シングルトラック内は木の根に弾かれないように集中。
出口のジャンプは観客がいれば飛び、いなければ回避。
ぬかるんだ下り、ここもカメラが見えれば頑張るけど、無ければ腕がクタクタなのでほどほどに。
池の横を抜けた木立の中はなるべくペダリングしないようにして温存し、舗装の上りも速い他の選手を横目にマイペース。
そんな感じで5時間平均速度を高く保つことに集中する。
【前を行くのは優勝候補】
【上りでは敵わない】
【諦めは早く】
とはいえ、同じソロの参加でMTBジャパンシリーズでもエキスパートクラスで一緒に走っているSIRAISI選手が追いついてきた時は頑張ってしまったし、周回遅れにされた時ももう1回頑張ってみた。
頑張っても上りと平地では全く相手にしてもらえない速度差だったけど。。。
INFINITYのチームも速かった、ここが来たら予め避けておいて追い抜いてもらう準備、“ひとり組”に飽きたら友人3人くらいで“おとこ組”にエントリーしてこのチームに挑戦してみたいと思った。
同じくINFINITYのUENORYOさん、楽しそうに走っていたし、スラロームやコブ、シングルトラックのこなし方を見ていると他の選手とは全く別物(BIKEも別物だったけど…)。
けっこう真剣に走りつつ、知り合いにすれ違うたびに世間話をして、ピット前を通過するたびにいろいろな方々に応援してもらい、2時間で攣りそうになった脚をなんとかごまかして走り続け、4時間59分でラインを通過したのでもう1周行った結果昨年よりも1周多い29周回でゴール。
【マクドナルドのゴール】
【マリオたちもゴール】
【ドラえもんもゴール】
【悪魔おじさん・・・】
【疲労困憊】
例年よりも体調と路面や気候が良かったこともあるけど、サスペンション無し、細身のタイヤ(700×45C)、シングルスピード(30×18t)での出走で昨年よりも1周回多く、つまり平均速度で上回ったことに自分でびっくりした。
要因は、
・VASSAGO Fisticuffの乗りやすさ
・スチールバイクの優しさ
・体調と気候が良かった
・最初から諦めていて無理せず温存したのが良かった
・BIKEの重さやサスペンションの有無なんて関係なかった(僕の持っているカーボン、Fサス付、変速機付と重量が同じ)
とか挙げてみるけどホントはなんなんでしょうか?
間違いない事実として、
・優勝した昨年よりも速かった
・ギアードに乗る時よりも声援が多く、声を掛けられる頻度が多い
・VASSAGO仲間が寄ってくる(笑)
・仮装する
・腕と背中は疲れた
・5000kcal/5時間 消費は後々けっこうキツイ
・『悪魔おじさん頑張れ!』って応援されて36歳を自覚・・・でも『あっ赤ずきんちゃん』には反論
・5000kcalをいつまでたっても補填できない消化能力の低下に36歳を自覚
というのはある。
そして、
・シングルでも表彰台達成!
・優勝した昨年より速かったのに順位は3位…
来年までの課題だね。
【仮装賞】
【おんな組】
【みっくす組】
【ひとり組】
【おとこ組】
そうそう、5時間走りっぱなしだったけど、たい焼きは1個だけ食べましたよ。
【5時間で5000kcal】
本日の走行距離:78km(5時間8分)
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