例年、大会前日の会場設営と当日出走というスケジュールで参加している大山マウンテンバイクカーニバル。
しかし今年は直前に体調を崩してしまい大会前日の設営はキャンセル、起き上ることもできないまま18時間寝続けて布団から出たのは土曜日の19時頃だった。
20時間ぶりくらいに食事を摂って症状を抑えるためにいろいろと投入して一応大会に向けての機材やウェア等の準備開始。
日付が変わる頃に準備完了し、再びいろいろ投入してあとは祈るのみ。
18時間くらい寝続けていたので眠ることはなかなかできず、3時ごろ入眠して5時過ぎには起床となった。
あまり食欲は無いけど3時間動き続けることになるのでパンなど食べながら会場まで1時間ほどのドライブで会場入りして受付を済ませて試走する。
コースは例年とほぼ同じだけど、ガレたジープロードの下りがシングルトラックに置き換わっていて、フロントサス無しのマシンとしては幾分楽になりそう。
エントリーリストを見るとなぜか参加者の大半がソロクラス、しかもシクロクロスのカテゴリー1上位選手、MTBのエキスパートクラス、実業団ロード選手・・・体調万全でも置いて行かれそうな面々だった。
そんな知り合いの並ぶスタートラインに咳き込みながらガラガラ声で並ぶ僕。
【スタートはゼッケン順】
シングルスピードに乗るのは僕だけ!
でもファットでフラットハンドル1名発見!
さらにファットでドロップハンドルも1名発見!
ファットな流れが地方にもヒシヒシと伝わってきているのが感じられた。
とはいえ、シングルでドロップでリジットフォークは僕だけだな。
【完全に病気な顔】
パオーンっていつもの音で3時間の耐久レースはスタートした。
【体調もあるのでおもむろに】
前方では予想通りの選手たちを中心に先頭争いが始まっていた。
芝生のなかのアップダウン、試走の感触で例年より低めに設定したタイヤの感触は良い。
公称1.8インチ対応のフレームに2.0表記のタイヤを入れているので空気圧は低い方がフレームクリアランスは取れるから都合が良いが、倒しこむとわずかにサイドノブが干渉している音がしている。
体はひどくだるく重いが優勝候補たちと一緒に走れるのは最初だけ思い、徐々に踏み込んでポジションを上げていく。
なぜかまだ使っていもいない筋肉が痛む…けどそれは気のせいということにして30×18のギアを踏む。
ゆっくり走れないならゆっくり走る必要はなく、上ってしまえば下るのみ。
下りはこいでも進まないなら最小限のブレーキになるライントレース。
林間コースに入った頃に独走していたトップの選手に追いついた。
実力はよく知っているし、今日の体調もわかっているので、せめて今だけと思って一気に先頭に出てシングルトラックに先頭で飛び込んで逃げ切りを図った。
まぁそんなに甘い相手ではなく、ピッタリ追走され、シングルとシングルのつなぎのダブルトラックで一気に抜き去られてしまった。
ちなみにそのまま独走で優勝、さすがしげおさんだった。
【VASSAGO Fisticuffで国立公園大山を疾走】
ギア比が重めなことや、平地や下りのトップスピードが違うこと、もちろん体調のこともあり当初から“3時間無事に乗り切れるペース”ということもあって、2周目に入ると表彰台候補のソロ選手や2人組、3人組の選手にも続々と追いつかれ始めた。
ガレた上りで一気に踏み込んだ際にはチェーン引きが緩んだか車輪の固定が甘かったのかドライブ側が短くなってしまいチェーンが脱落してしまい少し復旧に手間取ってしまった。
とはいえボトル交換のピットイン以外で脚を止める羽目になったのは他になく、シングルトラックでは後方から、
『シクロクロスの方がシングルトラックで速いってどういうこと?』
って聞かれたし、
『結局シングルスピードで走り続けてるし!』(ピットにはパンク時のためにギアードの代車を用意してあった)
って驚かれ、また声援も受けた。
【体調が悪くても気分が乗ってきた顔】
ドロップハンドルでフロントサス無しなので、ガレ場はラインを選ぶしか無いけど、シングルはFisticuffの機敏なハンドリングを活かして最速ラインをトレースし、ギア比は重いもののガリガリひとつ言わないシングルスピードでロスなく上る。
フラットハンドルほど手首や肘を柔軟に使うことは難しいドロップハンドルだけど、そこはどうにかこうにかして対処。
常に全力とはいかなかったけど、上りも下りもそれなりにこなして3時間を走りきった。
【ベストショット】
結果はソロの部5位、総合で7位ということで4年連続表彰台とはいかなかったけど、体調のわりに楽しむことができて良かった。
ドロップハンドル禁止とか細かいことは言われないし、スタッフの方には、
『シクロクロスで走っていた人でしょ、ギアはなんぼとなんぼなの?』
って興味を持ってもらったり印象にも残ったようだ。
(ちなみにシクロクロスではなくモンスタークロスです)
ゴール後は表彰式とジンギスカン食べ放題。
【漬け込み肉がおいしかった】
【ソロ表彰台は関西3人衆】
【チームの部の表彰式】
結果:ソロの部5位/出走23人
12周×3.8km(3時間1分10秒)
※リザルトはこちら
機材:フレーム:VASSAGO Fisticuff
ギア比:30×18t
タイヤ:IRC G-CLAW(29×2.0)
本日の走行距離:53km
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しかし今年は直前に体調を崩してしまい大会前日の設営はキャンセル、起き上ることもできないまま18時間寝続けて布団から出たのは土曜日の19時頃だった。
20時間ぶりくらいに食事を摂って症状を抑えるためにいろいろと投入して一応大会に向けての機材やウェア等の準備開始。
日付が変わる頃に準備完了し、再びいろいろ投入してあとは祈るのみ。
18時間くらい寝続けていたので眠ることはなかなかできず、3時ごろ入眠して5時過ぎには起床となった。
あまり食欲は無いけど3時間動き続けることになるのでパンなど食べながら会場まで1時間ほどのドライブで会場入りして受付を済ませて試走する。
コースは例年とほぼ同じだけど、ガレたジープロードの下りがシングルトラックに置き換わっていて、フロントサス無しのマシンとしては幾分楽になりそう。
エントリーリストを見るとなぜか参加者の大半がソロクラス、しかもシクロクロスのカテゴリー1上位選手、MTBのエキスパートクラス、実業団ロード選手・・・体調万全でも置いて行かれそうな面々だった。
そんな知り合いの並ぶスタートラインに咳き込みながらガラガラ声で並ぶ僕。
【スタートはゼッケン順】
シングルスピードに乗るのは僕だけ!
でもファットでフラットハンドル1名発見!
さらにファットでドロップハンドルも1名発見!
ファットな流れが地方にもヒシヒシと伝わってきているのが感じられた。
とはいえ、シングルでドロップでリジットフォークは僕だけだな。
【完全に病気な顔】
パオーンっていつもの音で3時間の耐久レースはスタートした。
【体調もあるのでおもむろに】
前方では予想通りの選手たちを中心に先頭争いが始まっていた。
芝生のなかのアップダウン、試走の感触で例年より低めに設定したタイヤの感触は良い。
公称1.8インチ対応のフレームに2.0表記のタイヤを入れているので空気圧は低い方がフレームクリアランスは取れるから都合が良いが、倒しこむとわずかにサイドノブが干渉している音がしている。
体はひどくだるく重いが優勝候補たちと一緒に走れるのは最初だけ思い、徐々に踏み込んでポジションを上げていく。
なぜかまだ使っていもいない筋肉が痛む…けどそれは気のせいということにして30×18のギアを踏む。
ゆっくり走れないならゆっくり走る必要はなく、上ってしまえば下るのみ。
下りはこいでも進まないなら最小限のブレーキになるライントレース。
林間コースに入った頃に独走していたトップの選手に追いついた。
実力はよく知っているし、今日の体調もわかっているので、せめて今だけと思って一気に先頭に出てシングルトラックに先頭で飛び込んで逃げ切りを図った。
まぁそんなに甘い相手ではなく、ピッタリ追走され、シングルとシングルのつなぎのダブルトラックで一気に抜き去られてしまった。
ちなみにそのまま独走で優勝、さすがしげおさんだった。
【VASSAGO Fisticuffで国立公園大山を疾走】
ギア比が重めなことや、平地や下りのトップスピードが違うこと、もちろん体調のこともあり当初から“3時間無事に乗り切れるペース”ということもあって、2周目に入ると表彰台候補のソロ選手や2人組、3人組の選手にも続々と追いつかれ始めた。
ガレた上りで一気に踏み込んだ際にはチェーン引きが緩んだか車輪の固定が甘かったのかドライブ側が短くなってしまいチェーンが脱落してしまい少し復旧に手間取ってしまった。
とはいえボトル交換のピットイン以外で脚を止める羽目になったのは他になく、シングルトラックでは後方から、
『シクロクロスの方がシングルトラックで速いってどういうこと?』
って聞かれたし、
『結局シングルスピードで走り続けてるし!』(ピットにはパンク時のためにギアードの代車を用意してあった)
って驚かれ、また声援も受けた。
【体調が悪くても気分が乗ってきた顔】
ドロップハンドルでフロントサス無しなので、ガレ場はラインを選ぶしか無いけど、シングルはFisticuffの機敏なハンドリングを活かして最速ラインをトレースし、ギア比は重いもののガリガリひとつ言わないシングルスピードでロスなく上る。
フラットハンドルほど手首や肘を柔軟に使うことは難しいドロップハンドルだけど、そこはどうにかこうにかして対処。
常に全力とはいかなかったけど、上りも下りもそれなりにこなして3時間を走りきった。
【ベストショット】
結果はソロの部5位、総合で7位ということで4年連続表彰台とはいかなかったけど、体調のわりに楽しむことができて良かった。
ドロップハンドル禁止とか細かいことは言われないし、スタッフの方には、
『シクロクロスで走っていた人でしょ、ギアはなんぼとなんぼなの?』
って興味を持ってもらったり印象にも残ったようだ。
(ちなみにシクロクロスではなくモンスタークロスです)
ゴール後は表彰式とジンギスカン食べ放題。
【漬け込み肉がおいしかった】
【ソロ表彰台は関西3人衆】
【チームの部の表彰式】
結果:ソロの部5位/出走23人
12周×3.8km(3時間1分10秒)
※リザルトはこちら
機材:フレーム:VASSAGO Fisticuff
ギア比:30×18t
タイヤ:IRC G-CLAW(29×2.0)
本日の走行距離:53km
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正直なところ2回置いて行かれて「やべー実力無いがな!でも諦めたらアカン~」と思ってました。
下りで攻めて行けたのが頑張るモチベーションになりましたね。
実はまだ20年ぶりに現代のMTB乗って8回目のライド、ついでに自分の物として所有したあのバイク乗るの4回目でした・・・
来週広島行くのでまた会いましょう!
体調が普通によかったら、もうちょっと粘って一緒に走る時間が増えたのかもしれませんが、それでもしげおさんの独走を阻む勢力にはなりえませんでしたね。
次回、広島でもよろしくお願いします!