tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
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20130519MTBジャパンシリーズJ八幡浜 エキスパートクラス

2013年05月24日 | MTB
20130519八幡浜レース当日

前夜八幡浜チャンポンを食べ終えてホテルに戻って入浴しようとしたら鼻血。
1週間前から不調で鼻をかみすぎたためついに出血・・・大浴場は諦めてRaynaちゃんと部屋のお風呂に入って就寝。。。
頭痛がし始めて寝付けない、目は閉じているものの眠りにはなかなか落ちられず、結局日付はまたいでしまった。
そして目覚めたら…2時50分、次は5時過ぎ。
レース前にテンションプーリーが壊れて外れてしまう夢にうなされていた。
変速を諦めてシングルスピードで出走するのか、強引に取り付けるのか・・・いずれにしてもレースが終わったら帰宅途中にgino bike直行しなきゃ・・・というあたりで目覚めて、でもまだ早いのでもう一度寝て6時起床。

あまり食欲がなく、昨晩スーパーで買ったパンもあまり食べられない。
アイスコーヒー飲みながら荷物をまとめて7時に出発、気分を変えようとモンエナ飲みながら会場へ向かうが今朝は変わらない。
Dosankoさんと同時に会場入りとなったので、奥の広い砂利の駐車場で一緒に準備開始。
雨は嵐になってきた、Dosankoさんは試走の結果オールラウンドタイヤのまま、僕は試走する気力が無く、感でマッドタイヤに交換。
交換作業中も頭痛と寒気で作業が捗らない、イスに座りながら時間をかけて機材と補給の準備を終えてもやっぱり調子が悪いのでDosankoさんの車中で休憩させてもらうことにさせてもらった。
助手席を倒して外から聞こえるアップのローラー音と雨音を聞きながら目を閉じて横になって過ごす。
久々に、いや初めて『今日は走らずにもう帰ろうかなぁ』と思いながら1時間ほど過ごしてスタート30分前に起床(?)
アップなし、風よけのベストをウェアの下に着こんでスタートラインに向かった。

ドーピング調査用紙みたいなのを初めて書いたけど、幸い薬は飲んでいないので問題なし。
間もなく召集でスタートは3列目(だったかな)、軽くストレッチしているとスタート2分前になった。
寝起きのレースみたいなものなので1周目がウォーミングアップになってしまうけどここは八幡浜、グラウンドを出て舗装路の上りで前に出ないとシングルの入口で渋滞か落車必須。
とにかく全力で、シングルトラックの下りで回復することを期待して最初に踏み込む。
舗装路を上りきったコーナーでコース外に若干オーバーランしかけたけど何とか復帰、17番手あたりでシングルに入り、前者に追従して下る。
マッドタイヤに交換したとはいえ、昨日の超ドライの時のようなラインとスピードでは突っ込めず、試走で試してあった追い抜きポイントも活用できない、速度が出ていないので上り返しの脚力不足もでる。
そんな力不足を露呈しながらミスをしないことでほんの微妙に順位を上げ、グラウンドに出て一呼吸、今回のレースはここが補給ポイントになる。
ピット・応援で観客の多い桜坂、路面と体調を考えると最後の斜度がきつくなる部分を連なって上れないと判断し、上りきるまで押し、ここは4周目まで全て押し。
それが良いのかどうなのか押すことで順位が上がり、ここで15位らしい。
シングルトラックの下りは木の根が湿ってかなり走りにくくなっているけど周囲と歩調を合わせて無難に下ってコンクリートヒルクライムに入る。

ここで一気に追い抜かれる。
スタート前のアップもできないような僕がこの周囲のペースについて行けるはずもなく、推定40位あたりまで後退しながら900mの登坂の中盤に差し掛かる。
知り合いのライダーも数名後方から上がってきてちょっと言葉を交わしてしばらく進んだところで僕の中でアップが出来上がった、それは体のアップなのか心のアップなのかはわからない。
数回のダンシングの後、シッティングで一気に回転数を上げる、こんな時にライディングフォームなんて関係ない。
上りの頂上まで継続することで順位はたぶん30位台には回復し、後方からの突き上げもなくなった。
3番目のシングルは上りでミスをして歩く選手を抜きつつ少し順位を上げ、ゴジラの背中はリスク回避で最初から降車して歩く、その後の根っこが多いエリアはほとんど歩いて、乗車よりも速い速度で走ることを心がける。
桜坂を下ってグラウンドに出て1周回終了。

2周目は気分も乗っているしシングルも空いているので比較的快適。
天候が嵐で泥水がはねているので前が見えないのはオフィシャルフィードで水をもらって顔にかけて視界確保。
派手な順位アップはできないけど、シングルの下りで追いついて上り返しで順位アップを図り、桜坂の潔い押しで抜き、シングルの下りで追いついてコンクリヒルクライムで抜く。
旧知の選手が上がってきて抜かれたけど、再度頑張って抜き返す。
結果的にここでも順位が上がった。
3周目も同じ、桜坂登坂とゴジラの背中周辺はとにかく押す。
時々登坂力のある選手に抜かれるけど、どちらかといえば順位を上げながら4周目に入る。

4周目、オフィシャルフィードで視界を確保して最後のシングルトラック下り、前日の完全ドライだった試走ではとっても楽しいジェットコースターコースだったことを思い浮かべながらコーナーを出ると幻覚・・・ではなくBIKEが目の前に転がっていて、崖下に選手がいた。
そんなシーンを横目にグラウンドに出て桜坂を押して上り、下ってコンクリートの坂をとにかく上る。
後方には2名くらいいるのはわかるけど、必死にペダルを踏んで1コーナー差以内に迫られないように頑張って3番目のシングルに入る。
ここまで来れば歩かない限りは追いつかれない、ゴジラの背中から3番目のコーナーまではひたすらBIKEを押して担いで駆け抜けた。
結果、追いつかれることなくグラウンドに出て31位でゴール。

目標から大きく遅れて、前回のびわ湖高島大会に続く失敗で年間のポイント獲得計画からも大きくずれ込んだ。
レース前にアップさえできずに直前まで寝ているような体調を考えれば、レース中にスイッチオンで31位は良い結果ともいえるのかもしれない。
この順位争いでは上り下りともに余裕があることもわかった。
次回出走までには目標の10位以内で、特に上りで争えるような状態に、そして横の動き、バンクを使ってコーナーを加速して脱出できるようにしておきたい。
下りで追いついて上りで追い抜く…を軸に走り方の理想とそれに対する不足は明確だけど、いかにしてそれを実行・実現に移すのか。


2013 MTBジャパンシリーズXCO#2 八幡浜 エキスパート・エリート女子

【撮影:satosinSFさま】


本日の走行距離:23.7km(1時間37分12秒)

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2 コメント

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お疲れ様 (Dosanko)
2013-05-24 22:18:59
お互い無事にゴール出来て良かった。
心配してましたが、すぐ後ろで入ってきたのでホッとしましたわ。
その時々の置かれた状況でベストを尽くしましょう!
『やりきった!』って思えるレースしたいですね~
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Dosankoさまへ (tak)
2013-05-25 10:48:54
お陰様で無事にゴールできましたよ。
あの最初のコンクリ坂でDosankoさんにくっついていけたらもっと楽しいレースでしたが、それはちょっとかなわなかったですね。
去年は体調が底の方で低迷しっぱなしでしたが、今年はレースとうまく一致していないだけで上昇しているので次回のレースはもっと走れると思います。
お互いに競り合ってもっと上に行きたいですね。
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