20150412 島根県選手権ロード

島根のロードレースの開幕、6月に開催される中国ロードの島根代表の選考2レースの内の1つであり、4月から7月までに『さくらおろち湖』のコースで開催される4ロードレースの内の1レース。
シクロクロスシーズンが終わり束の間のレースオフ＆MTBトレイルシーズンを経ての4月のシーズンインのはずが、そのトレイルで膝を負傷して2週間くらいペダリングができず、ようやく左右のシンクロも戻ってきて日常生活でも膝を気にすることが少なくなってきた。
そんなレースの2日前に体調を崩し、まぁそれを自分への理由に金曜日の仕事は定時早々に脱出しての帰宅。
起きていられなかったというのもあって早々と眠りについたのが良かったのか土曜日は体調良く、お昼前にSSモンスタークロスで山を上り、午後にはロードで軽くワインディングを走行、帰宅するために軽く上りながらポジションや体の具合をチェック。
日が暮れる前に機材の積込みも終わって、比較的準備万端にレース当日を迎えることができた。

当日の起床の感覚は普通、着替えて軽く食事を摂ろうとしたけどあまり食欲がない。
細かくみると意欲はあるけど胃が動いていない感じで、これは前日・前々日から変わっていない。
会場までの移動は車で35分、移動中にパンを食べるけどこれもあまり進まない。
会場入りして受付を済ませてると、顔見知りのロード系の方々と再会してお話。
一部はシクロクロス系の方も含まれていてコースのイメージなんかをお話して試走に出発。
コース前半部分を走っている段階でキッズレースのスタート時刻が迫っていることに気づき、ショートカットしてメイン会場に戻ってキッズレースを観戦した。
LICHT君は既にスタートラインに並んでいて一安心、2年生になり、レース参加は3年目になって自分のレースの準備（試走・召集）については自分でできるようになってきたのかなぁ。
キッズレースは6人の出走、300mのコースを10周回となる。


【いつもどおりスタートから飛び出す】

いつものようにスタートでLICHT君が飛び出していったのを見て、
『どうせすぐに力尽きるんじゃないの？』
って誰もが思っていたと思うけど、意外にもほぼ2周を先頭で走行し、抜かれた後も何度も差を詰めるような雰囲気を作っていた。







最後まで走りぬいて2位の座を守りきってゴール。
1位が5年生、3位が6年生、2年生でこの位置に割り込んでいるのでかなり頑張ったんだと思う。


【今までで一番の成績】


LICHT君の表彰式が終わると自分のレースの準備再開ということでローラーでアップ。
アップしながらドリンクとゼリーを体にため込んでいくけど、なんか胃が受け付けていない。
そのままレース直前には腹痛へと移行。
イマイチなイメージのままスタートラインへと移動して、知り合いの選手とお話しているうちにパレード走行が始まった。


【選手権クラスのスタート】



いつもの場所までパレード走行、体が重いわけではないけど、やっぱり何かがおかしいまま坂を上る。
下りに入る手前でとりあえず先頭に出て先導車の直後について坂を下り、いつもの位置でパレードが終了した瞬間からレースを前で・・・キープできなかった。
とても前を引っ張り続けるような力を出し続けられないので集団中位あたりでウロウロすることになった。
いつもなら平地は積極的に先頭交代に加わって、上りでは先頭で入って集団内でなんとか坂を上り終えるパターンだけど、今日できるのはなるべく先頭に出ない、そもそも先頭に出ても引き続けられないし、放っておくと先頭から切れてしまいそうになる。
今日の力でちょっとでも切れようものなら二度と元の位置に復帰できない。

そんなこんなで全く余裕というものを感じられないままに1周を終え、BIKEを軽くしたいという一心でボトルを1本捨てる。


【2周目に入ろうとする段階で既に最後尾が定位置】


【とりあえず飲んで捨てる】

2周目も危うく坂で遅れそうになるけどなんとかローテーションに加わっている雰囲気で戻って来れた。
この時点でなぜか手のひらがつってしまいハンドルを持つのが困難になってきた。
3周目はもう限界で、立体交差の後の坂を上りきった時点で集団から遅れてしまい、そこから下り坂2回を全力で踏んで辛うじて集団に復帰となった。
ここまでで激しい胃痛に襲われてレースを楽しむ気持ちは全くなくなってしまった。
3周目を終え4周目に入るホームストレートの登坂でついに気持ちも脚も終わってしまい脱落。
4周目をまるまる一人旅して集団から大きく遅れたまま4周目でレースから降ろされる悔しさと安堵感を拡販させながらホームストレートを上った。
意外にも通過の指示・・・切ってくれるんじゃないの？と思ったけど
『後ろの選手と一緒に走ろう！』
というMCの声、その後は後ろから相次いで追いついてくる選手と走ることもできず5周目も一人旅を続けて多くの観客が見守る中を感動の完走者中最下位のゴール。


【この後感動のダンシングゴール・・・】

次回は普通の体調で積極的な走りをしたい。
会場を後にした後は“たまごかけごはん御前”でおかわりして3杯。
そして温泉で温まりながら悪寒に震え、帰宅後はひたすら悪寒で最後は布団乾燥機を抱えて睡眠。
2位でゴールして、元気に晩ごはんを5杯くらい食べていたLICHT君と比較して僕は酷いレースだった。

記録：選手権クラス16位/完走16人/出走23人
　　　2時間5分25秒（先頭から15分41秒遅れ）
本日の走行距離：61.5km（12.3km×5周回）

1日1回クリックして→←“tak147”のランキングを検索してください