tak147

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20150110 干し柿の里から縦走

2015年01月11日 | トレイルライディング
今日は午後から思いつきで決めた干し柿ライド。
たぶん15年ぶりに向かうこの目的地。
午後一番で出発しようと思っていたけど、昼食後にいろいろと用事を片付けたり連絡しておいたり、そして出発の準備が完了するとスタートは14時になっていた。
そこから車重14kg超のフルサスMTBに乗って農道をアップダウン。
10%の坂が繰り返される舗装路を走っていると、AM(オールマウンテン)カテゴリーなMTBは実に前に進まない。
リアサスをロックしたところで150mmあるフロントサスが十分に力を吸収してくれる。
しかも10月のシクロクロスで転倒した右手がまだ痛く、MTBのハンドルがうまく握れない。
そんなこんなで暇することなく16kmを40分くらいかけて目的地『京羅木山』の麓に到着。

予定では、おちらと村に立ち寄り、富士ヶ瀬公園経由だったはずだけど、うっかり普通に舗装路を上ってしまい、12%の坂まで登場してクタクタになって干し柿の里にやってきた。
トップの画像のように柿畑が広がっている。
そして坂はまだ続く。。。




山頂まで2000m、軽トラックなら普通に上れるレベルの道路が続いている。



今日の縦走路が確認できる案内板もあって、今日はけっこううまくいくような気がしてきた。
山頂まで600m地点だったか、だいぶ標高も上がり、路面に雪が現れて乗車の難易度が上がってきた。
案内板によると、この付近は昔は即身成仏を・・・って穴とかに迷い込んだら即身仏とご対面してしまうかもってこと???
ルートは外れまいと思った。


【修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ】


山頂を目の前にして今日初めての階段担ぎ225段。
左手に能義平野を眺めて一息入れ、重いMTBを一気に担ぎ上げる。
まぁ一気とはいかず3回くらい休憩して山頂に到着。


【広瀬の町を見る】


【中海方面を見る】


標高473m、この辺りでは一番高いらしい。
高いから寒くて、案内板をじっくり読んでいると凍えてくるし若干吹雪いてもきた。
持ってきたミニドーナツをスポーツドリンクで一気に流し込んで先を急ぐことにする。
だって出発が遅かったし、自走距離が長かったこともあって時間は既に16時、太陽は何時まで粘ってくれるのだろうか?




ここからの縦走路は想像よりも快適だった。



ハンドル幅の広い下り系のMTBで来たために木々の間が狭く感じ、時々通過できないところもあったけど、それ以外は踏み跡や赤いテープも明確で行き先に迷うことはほとんどなかった。
分岐点では必ず看板が立っているので、大まかな地名さえ頭に入れてあれば迷うことは無い。
時折チャレンジな下りがあって、ドライならいこうかな・・・って思いながら降車して滑り降りるところもあった。



山の日暮れは早い。
そして縦走路の中盤はMTBを押す場面も多く、平均速度は徒歩+α程度。
この山の中でイノシシと一晩過ごすのは嫌なので、休憩することなく次の山を目指す。
そうまだ下山じゃなくて縦走中。

縦走路の終盤はMTBで快適に走行できる斜度。
適度に道幅が狭く、若干キャンバーになっていて速度を上げなくても十分に楽しめる。
倒れている竹などを乗車したまま上体を自由に動かすことができれば、降車する機会が減ってなお楽しめる。
こういった自然の山でMTBを楽しもうと思うと、サドルの上で上半身を前に折り曲げるだけじゃなくて、サドルから重心を左右に移動させ、膝から折り曲げて前を見ながら低くなることが必要。
僕も15年前とかはこういう場面で素直に前に体を折り曲げ、結局背中を倒木に打ち付けていた記憶がある。

あまり人が通らないふかふかの縦走路、厚く堆積した落ち葉と前後ストローク150mmのサスペンションも相まって、踏んだ力がそれらに吸収されて前に進まない。
そんな場面もあったけど、16時45分になんとか星上展望台に到着。


【星上展望台】

この展望台に来るのも15年ぶりくらい。
以前は縦走じゃなくて、星上山の麓からMTBで上って、この展望台まで来て下っていた。
屋根とベンチがあるので再びミニドーナツを食べながら中海方面を見る。
やはり寒いし日暮れが近いので急いで下山。

ここからは別所まで一気にダウンヒル。
15年ぶりのトレイルなのでほとんど記憶にない、当時は何か所か難しいと感じていたはずだけど、時が経ち、BIKEも変わって楽しいところばかりだった。



それでも普通に歩いている人もいるかもしれないので、コーナーは慎重に曲がって・・・途中で17時を知らせる放送も流れてきた。

下山するとそこは安部栄四郎記念館。




【楮・・・こうぞ】


休む暇なく太陽と競走しながら自宅まで11kmほど舗装路をアップダウンして帰宅。
楽しいルートだけど、次回はもう1時間早く出発すべき。
山の中で一夜を過ごすことを避けたいという一心で、ほとんど休憩せず、ハイペースで走行したけど、メカトラ等のタイムロスがあると真っ暗だったと思われる。

他にもいくつかルートが取れそうなのでまた行こうかな。
誰か一緒に行く?




本日の走行距離:40km


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2 コメント

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Unknown (Dosanko)
2015-01-12 09:53:20
素晴らしいコースですね!
ほんと、ぜひ一度ご一緒したいです(^.^)
返信する
Dosankoさまへ (tak)
2015-01-13 13:00:36
昨日はありがとうございました。
このルート、ちょっと体力いりますけど、近くに駐車しておけばそうでもないと思います。
何人か集まれれば一段と楽しそうですね。
とりあえず時間ができたら2人?で行きましょう。
返信する

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