tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
今はInstagram『@tak147tak147』に投稿しています。

20150222 中国シクロクロス#9 さくらおろち湖ステージ

2015年02月25日 | シクロクロス
前日の設営が好天の中をいつもより早めの16時には完了し、コースの試走と微調整もできていた。
16時半頃には地元若手選手が試走に来てくれたので、案内ついでに2周追加して自分なりに雰囲気もつかんでいた。
しかし20時には自宅で雨音、それなりに降っていた。
朝目覚めると自宅周辺の道路は乾いているが風が強い。

会場入りは8時10分、今日は選手なので受付してBIKEを準備して試走兼コースチェック&補修。
軟らかいコースが深い泥と水たまりのコースへと変わってしまっていた。
軟らかいとはいえ、その中には石が隠れているのが『さくらおろち』、パンクも気にしなければいけない。
それ以前に僕の体が動かない。
この季節にしては暖かいので、もう少し動いても良いと思うのに、設営で筋肉痛と腰痛を引き起こしてしまい動きが鈍い。
この程度で筋肉痛にならないように体を強化する必要があるということだろう。



レースはキッズから始まり、永遠の最年少LICHT君が出走。
3人で始まった小学生のレースで、年上の2人を相手にスタートで果敢に飛び出すLICHT君は体力の限り前を走り、3位に落ちてからも幾度も2位の座を狙ってダッシュ。


結局は体力尽きてこの表情だけど、何をしてもやる気だけは負けないところが見えた。
そして、よく見ると路面の重さに合わせてしっかり変速操作をしていた。
あまり教えていないし練習もしていないけど、その割によくやっていると思う。

20150222 中国クロス・カテゴリーキッズ






その後はカテゴリー3(30分)のレース。
出走が多いこのクラス、この30分でドロドロコースにいろんなラインが刻まれるはず。
序盤から2人が抜け出して競い合い、1名が単独で追って、4位争いが数名。













中盤以降は僕がアップのため固定ローラーに固定された状態での観戦なのでしっかり見れていないけど、3位の選手が前輪パンクで脱落し、4位争いをしていた2名が事実上の3位争いにスイッチ。
シクロクロス的テクニックに勝る選手と脚力に勝る選手の競い合い…丸太・泥・シケイン・階段などその前後の乗り降りでそれぞれ1m程度の先行をするベテランと舗装路や芝生における脚力で挽回する若手。
結果は最終周回の芝生で突き放した若手が先着して3位入賞。



『来シーズンからは本格的にクロスに取り組みます』ということなので、早いうちにC2に上がってきて競走したい。


その後はカテゴリー1、2同時出走のレース。


1が4人、2が5人(?)ということで少人数のレースとなってしまった。(関西が終わったのに中四国で3大会が競合してしまうとは・・・)
C1ということで最前列からの出走、シングルスピードでの出走なのでどこまで競走できるかはわからないけど、スタートくらいは先行してみたいと密かにいつも思っている。
最初のカーブに対して外側に位置取りし、スタート30秒前まではC1中心に和やかすぎる会話が繰り広げられる。
そんなゆったりした雰囲気はスタート10秒前には突如として静寂へと変わる。
そしてスタートはペダルキャッチ失敗で5番手くらいに沈む結果、練習不足だな。
砂で折り返して細い3連丸太に入るも前のペースに合わせて飛ばずに通過となってしまい、そのままの位置で最初の泥エリアに入る。
ここで関西組2名を3番手で追っていたC2の黒ちゃんが壁(!)を作り僕とDosankoさんがそれにハマる。。。
ここでレースを終えるわけにはいかないので、斜面上り、砂利道折り返しの泥、次の泥、畑の手前の泥(泥ばっかりでわかりにくいので泥A,B,Cみたいに名前を付けたい)等で30×16Tを踏んで詰めていく。
畑の畝で2位のKJT選手がスタックしたチャンスで前に出ることに成功して2位に浮上し、ここから体力の続く限りは表彰台圏内で競走したいとスイッチが入った。
最初の周回チェックをFD選手の前で通過は無理かもしれないけど、2位通過できるチャンスのはずだったけど、溝を渡るコンパネの上で見事に滑って転倒してしまい早くも2位から転落し、ペースを取り戻す前に定位置4位に落ちてしまった。
そこへC2のトップも来ていたので、結局は5番手通過となり、ここから数周回に渡って3,4,5番手で競走となった。















40分までは3人が時々入れ替わり、先行していたC2の選手は脚があり且つ丸太を飛ぶなどの技術もありスムーズだった。
それに対してDosankoさんが重い泥を切り開くようにパワーで追走し逆転していく。
僕はタイヤの剥がれたDosankoさんに一度は追いつくものの先行できないまま追走していたけど、体力が尽きて逆転はならず。
C2の選手にも脚で負けているのは明らかだったけど、彼が泥で何度も止まっていた(泥や草によるチェーントラブル)ことで逆転し、40分時点でなんとか先行することができた。

結果はC1の4位/4人出走と、なんとなく定位置。


【C2表彰台】


【C1表彰台】


今回、kinaさんから各カテゴリーの優勝者に賞品が提供されました。
イヤホンジャック、よかったら使ってください。

kinaさんの作品は現在、こんな感じで入手可能です。


泥エリアで重たかったり、斜面が上れなかったり、直線で脚が回りきってしまうという欠点はあるけど、ハードな環境でトラブルを起こさないというSSの特長は発揮することができた。

もちろん代車として準備してあったBIKEならカーボンフレームの軽量さ、チューブラータイヤの低圧グリップとリム打ちパンクの無さ、1×10(40×12-27t)のギア比による斜面の乗車クリア、舗装路でのトップスピード等により速く走れる可能性はあったとは思う。
まぁそこは可能性、泥・水・草・石…過去に何度もやられているから今回は敢えてシングルスピードで走りとおした。
ただ、年々練習量が減っており、それに伴う筋力(脚力のみならずオフロードを走るうえでの全身の筋肉)の低下で下がってはいない技術力を発揮できない、後半は何もできない体になっていることは確実で、結果にもはっきり出ている。
練習しなくても太らない代わりにどんどんひ弱になっていく体質、2015年そしてその後もC1で走る気持ちがある間に、現在の環境で可能な練習方法へ切り替える必要がある。
ようやくだけど、もう何年もしていないシクロクロスのための練習をしないとだめかな…と本気で思い始めた。
もう一度、シクロクロスを最優先に持って来よう、レース直後の今は思っている。

次戦は3/8に中国クロス最終戦が邑南町旅行村(島根)で開催される。
ここは高速コースとなると予定なので、スタートバイクと代車の選択は試走でタイムが有利な方で行く。
その前に3/1は鳥取の砂浜でシクロクロス練習会。
30分の2レースが予定されているので、それぞれ別BIKEで出走して楽しもうと思う。
VASSAGOのモンスタークロス“Fisticuff”、Wolf Toothのフロントシングルギア(40t)の試乗や観察もお気軽にどうぞ!


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