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老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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老朽原発うごかすな!ニュース (第8号)2020.08.15

2020-08-13 20:18:35 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
賛同いただいた団体・個人 → コチラ
「9.6大集会」チラシは→ コチラ
『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

『コロナウイルスの対策について』は → コチラ

■ 9月6日を「老朽原発うごかすな」の日に ■

苦悩に満ちた、しかし充実した討論でまとめられた。
8月8日、第6回「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会が、
34名の参加をもって開催された。うち3名は福井からZOOMでの参加だった。

今回の実行委員会の主な議題は、9月6日の大集会の開催の是非を議論し
判断を下すことにあった。
できるだけ多くの方に、思いや意見を聴き、議論を深め、決断をしようと
司会者から提起があり、参加者それぞれの立場から、現状や思いが発言された。

医療現場で働く人からは、切実な労働状況と医療体制の貧困さが報告された。
また、公務など多くの人と接する労働者で組織される労組団体も、
組織として動員をかけるのは難しいと苦悩を吐露された。

一方、コロナ禍においても、自粛と「Go To」を同時進行させる無策をはじめ、
「三密」の極みともいえる老朽原発再稼働のための工事は着々と進めている政府
に対して、黙っていることはできない。9月にも老朽原発再稼働工事が終了し、
原発立地自治体で老朽原発再稼働の議論が始まるこの時期に、
「老朽原発うごかすな」の意思を見せよう。今、コロナ禍において
ほとんどの集会やイベントが規制される中で、この大集会は
全国から注目されている。
最善を尽くし「よくやった!」と言われるような集会をやろう。等々。

結論として、
●人数にはこだわらず集会を開催する 
●自主参加で、お互いの決断を理解しあう。 
●大阪に結集できなくとも各地で統一行動を追求する
●声明文を出し広める 
●申入れハガキを送る 
●WEBを利用して「老朽原発うごかすな!」を広める 
●有志による御堂筋スタンディングに連帯する 
などが確認された。

長く、熱い議論の後、誰からともなく拍手が沸き起こった。
この間、「老朽原発うごかすな!」を合言葉に広がった連帯・共闘を
強く感じる会議であった。
(若狭の原発を考える会  橋田秀美)


■7月27日 老朽原発廃炉名古屋訴訟■

新型コロナの影響で、法廷に入る人数が大幅に制限される中、
沢山の支援者の方々が傍聴応援に駆けつけてくださいました。
京都、福井からもご参加いただき、皆様の心意気に大変励まされました。

この日は、今年4月に裁判官一人の交替があり、主張してきた重要な問題
について、裁判官にしっかり理解していただくよう弁論更新です。
高浜・美浜両法廷でそれぞれ50分近い時間を使い、
原子炉容器の中性子照射脆化、地震動評価と耐震安全性、電気ケーブルの
劣化についてと、原規委の秘密会議事件、原発関連新聞記事について陳述でした。

その中で特に、原規委の秘密会議事件は、主張全体を通してみたときに、
如何にその審査が杜撰で偽りに満ちているかを察することができるものでした。
これは、関電3原発(大飯・高浜・美浜)の火山灰対策が過小評価だったこと
を認めざるを得なくなった規制委が、公開会議である委員会の前に
「非公開・議事録なし、配布資料廃棄」という秘密会議をおこない、
関電への対応について2案から1案に絞る意思決定をしていたのです。

ここで規制委は、基準不適合状態にあるとしては対応せず、関電に
報告徴収をしてから基準適合性の判断をする「時間稼ぎ」の案を採用したのです。

これは、原規委設置法第1条で「その委員長及び委員が専門的知見に基づき
中立公正な立場で独立して職権を行使する原子力規制委員会を設置し」とする
規定に違反しているため、認可の取消事由となるという主張です。

しかし、そもそも取り消し事由云々以前に、原規委の審査の信頼性が
大きく揺らぐ事件であることを裁判官に強く印象付ける狙いもありました。
これは、原子炉の中性子照射脆化の審査で原データすら確認しない、
必要な加振試験も認可後に後回し、火山灰の想定が過小評価であることを
示す文献を見過ごす等々、すべてに通じることだからです。

私たちは、裁判官に「専門家のいうことだから大丈夫」と言わせないように
運動を盛り上げていかなければならないと思いました。
(老朽原発40年廃炉訴訟 市民の会 草地妙子)


■■ 「9・6大集会」の成功へ ■■
■9.6実行委と奈良実行委が、奈良の10団体に要請と交流■


7月31日、「9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会を
代表して、中嶌哲演さん、木原壯林さんら4名が奈良に来ていただき、終日、
「原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会」と共に、大集会成功の要請と
交流がおこなわれました。 

最初に、奈良県教育会館において、松本俊一共同代表の挨拶のあと、
木原壯林さんから奈労連、新日本婦人の会、年金者組合者、平和委員会の代表に
「老朽原発の危険性」、大集会の意義、取り組みの経過などが詳しく語られた。

続いて、4名と奈良実行委員会の計11名は、「脱原発をめざす奈良県議会議員連盟」
(超党派18名)と県庁で交流。山本進章議連会長(現奈良県議会議長)をはじめ
7名の県会議員のご参加を頂き、阪口幹事長の司会で山本会長、乾副議長および
哲演さんの挨拶、太田幹事の議連取り組み報告、木原さんの「老朽原発うごかすな!」
取り組みの報告に続いて活発な報告が相次ぎ非常に有意義な交流が出来ました。
参加者一同「老朽原発うごかすな!」の意思を固め記念撮影(下写真)。

午後は車に分乗して、以下を順次訪問・要請・交流をおこないました。
訪問先は、平和フォーラム、解放同盟、保険医協会、般若寺、コープ自然派。
コロナ禍の厳しい情勢のもと、十分な注意と創意工夫をして集会を成功させるべく、
哲演さん・木原さんらは各団体の実情や交流の経験も交えて熱心に訴えられました。

最後に般若寺を訪れ工藤良任住職から「原爆犠牲者追悼・平和の塔のつどい」の
お話を聴き、核廃絶を誓いながら午後5時に団体訪問を終了しました。

最後に、JR奈良駅近くで簡単な交流の場を持ち、参加者全員が
「中嶌哲演さんらに来ていただいて、奈良の各団体と
「老朽原発うごかすな!実行委員会」との交流など稔り多く、
奈良の取り組みに大きな刺激をいただき感謝しています」などと
口々に満足感溢れる感想を述べあいました。
(原発ゼロ・被災者支援奈 良のつどい実行委員会  溝川悠介)


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第8号』
 ダウンロードは → コチラ

「9.6大集会」チラシは→ コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/772341449839659/
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