「ジリジリ、ジ~~」
道糸が滑り出し、ドラグが唸るように悲鳴を上げる。
興奮のアドレナリンが全身を駆け巡り、慌ててふんどしを締め直す。
釣り人の闘志を掻き立てる心地よい効果音であると同時に、
死に物狂いでハリを振り外そうとする魚からの警告音でもあるのだ。
大ダイの強烈な引きに耐えるK君
竿でため、リールでいなし、なだめすかして魚の抵抗を鎮める。
やがて海面下から泡ブクを放ちながら白い魚体が . . . 本文を読む
相変わらずの怠けグセで、前回の釣りの続編が滞ってしまった。
これと言って特筆することもないので、さわりだけ。
大マサバの極上刺身の味を想像しながらの本命オニ狙いは、気もそぞろ。
とはいえ、用意した特エサを含む3本バリ仕掛けで臨むが、
一時間たっても一向にアタリなしの沈黙状態がつづいた。
オニカサゴ仕掛け(クリックで拡大)
前週には幻魚のアラがあがったという水深180メートルから狙い、
16 . . . 本文を読む
貧果に泣いた初釣りフグの無念さを払拭するため
釣友K君と北総のご隠居&ムラさんを誘い22日(土)、
めでたい赤魚の鬼カサゴを求めて勝浦港・初栄丸から出船した。
勝浦港からほぼ真沖に走ったポイントは水深190メートル前後。
まずは、エサにも土産にもなるサバを調達するため、
フラッシャーサビキのオモリ200号で釣り開始となる。
釣り座は左舷2、3番に自分とK君。右舷3、4番にご隠居、ムラさん。
釣 . . . 本文を読む
「トップ66匹 フグ復調!!」(8日)
「トップ26匹 なんでこうなるの??」(9日)
「トップ64匹 昨日だけなんで釣れないの??」(10日)
1月の3連休、大原港・孝栄丸のHPを飾ったタイトルである。
2011年初釣りに期待を膨らませて臨んだのは、真ん中のゲキチン日。
定量早上がりを予測したベテラン船頭のヨミを裏切り
ベタ凪で怪しく揺れる海の藻屑と化してしまった。
8日に乗船した釣友フク . . . 本文を読む
29日、納竿恒例の大原フグ釣りに行ってきました。
PC環境が悪く写真もアップできないので結果だけ。
9~15メートルの根回りを攻め、序盤はポツリ状態だったが、
中盤から入れ掛かりモードとなり、定量プラス16で終了。
アカメ、マダコ、大アナゴなど多彩な外道が混じるも縁なし。
唯一30センチオーバーの良型と久しぶりにコモンフグが混じった。
11月のヒラメから幸いにも好釣つづきで有終の美を飾ることがで . . . 本文を読む
「反応が出っ放しだからね~。
底とってカラ合わせしてよ~」
孝栄丸船頭のゲキが船中を駆け巡る。
大原港真沖の水深15メートルの爆釣ポイントに同港のフグ船全船が結集。
チョイ投げすれば僚船に届きそうなほど船がひしめき合い、
どの船もそこかしこで途切れなくフグが上がっている。
仕掛けを落とせばすぐに竿先を振るわせる明確なアタリがある。
その食いっぷりは凄まじく、少しでも気を抜くと一瞬にしてエサ . . . 本文を読む
今シーズン好釣が続いている大原のフグ釣り。
1月半ぶりに12月11日(土)、大原港・孝栄丸から出船した。
10時までの4時間はポツリポツリの平凡な釣果で
期待倒れに終わるのかとあきらめかけた頃、
「全船南下!」の緊急無線を受け太東沖から大原沖に大移動。
そこから怒涛の入れ掛かりモードに突入。
わずか一時間足らずで40数匹を荒釣りし、
定量+5の大漁節を奏でることができた。
詳しくは… . . . 本文を読む
10月の解禁以降、大原のヒラメが盛り上がりに欠けている一方、
ショウサイフグは例年以上に開幕ダッシュの爆走を続け、
2週間たってもほぼ連日のように80匹の定量上がりで賑わいを見せている。
わずか一度のアタリに辛酸をなめたヒラメの鬱憤を晴らすため、
16日(土)に今季初のフグ釣りに出かけた。
船は定宿として毎度お世話になっている馴染みの孝栄丸。
常連さんを中心に6人の釣り人を乗せ、5時前に港を後に . . . 本文を読む
すみません。釣行から一週間もたってしまいました。
途中まで綴ったものの、あれやこれやと忙しく、完結できません。
折を見て仕上げますので、見捨てずことなく、長い目で見てやってください。
結論から申しますと、船中16人で21匹。
辛うじてキロ級を1枚手にすることが出来たのが幸いで、
かつての解禁ヒラメの賑わいとは程遠いトホホな結果でした。
10月1日、釣り仲間とともに繰り出す外房・片貝沖の解禁 . . . 本文を読む
怠惰な生活&性格のため、釣行後すぐにアップできず日が経つばかり。
今回も手抜きリポートで御免なさい。
前回に続いて焼鳥親方Jちゃんと8月27日、
大原港・孝栄丸から根魚五目釣りに出かけた。
4時半出船。航程およそ50分で御宿沖75メートルダチのポイントに着く。
霧でモヤ掛かっていた海上は晴れ、大原らしからぬ微風ベタ凪の海が広がる。
海況は澄み潮で潮流はすこぶる緩いようだ。
だが、そんな不 . . . 本文を読む