いきなり写真で失礼します。(特別に変わった風景ではありませんが、帰宅途中の田んぼにて野鳥数匹を発見、ちょっとした田舎感に癒されました。)よ~くご覧ください。手前の田んぼに2匹、奥の田んぼに1匹、野鳥がいます。
7月17日(水)午前中は10時過ぎまで会社、その後高砂商店街にて一件用事を済ませ市役所へ。
午後は13時~15時過ぎまで中央公民館にて開催された「精神障がい者の親なき後を考える」(講演者:社会福祉法人滋宏福祉会障がい者支援センター「てらだ」副施設長田辺健二様)をテーマにした講演会を聴かせて頂きました。
幾つかの新認識がありました。
先ず、「親がいなくなった後も何とかなると思ってよい、とのこと」随分と大胆な!と思いましたが、実際にデータで示されたのが、親との死別後「あきらめるもの」か「可能なもの」かのアンケートを採った所「身のまわりのこと」(可能=33.5%、あきらめる=18%)や「異性とのつきあい」(可能=8.6%、あきらめる=6.3%)「人付き合い」(可能=11.8%、あきらめる=6.7%)「単身生活」に至っては可能=20。4%、あきらめる=7.1%という結果になっており、あきらめるが唯一勝ったのが、車の運転(あきらめる=12%、可能=6.1%)でした。
このことから判ってくるのが、勿論周囲の支援は必要とはいうものの、構い過ぎが自立を阻害している可能性があるということ。非常にデリケートな課題で、これ以上踏み込んで言及出来る立場にはありませんが、「なるほど」とうなずく所もある内容でした。
他にはフォーマルなフォロー(制度的な支援)も大切であるが、インフォーマルな支援(例:家族や近隣、友人、ボランティア等)が精神障がい者の生活を豊かにしているとのお話。
最初のお話しと少し矛盾しそうですが、包み込む支援、見守る支援が大切と思っていいのでしょうか?
約20名が参加した講演会、高砂市議では北畑議員と中西議員も出席。他の多数の方々は恐らく身内に精神障がい者をお持ちの方々なのかも知れません。
当事者にならないと判らない苦悩や苦労が山ほどあると思いますが、一つでも知識を増やし、お役に立てることがあれば前に進めたいと考えております。