たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

障がい者の親なきあとを考える

2013-07-17 22:39:24 | 障がい者施策

いきなり写真で失礼します。(特別に変わった風景ではありませんが、帰宅途中の田んぼにて野鳥数匹を発見、ちょっとした田舎感に癒されました。)よ~くご覧ください。手前の田んぼに2匹、奥の田んぼに1匹、野鳥がいます。

7月17日(水)午前中は10時過ぎまで会社、その後高砂商店街にて一件用事を済ませ市役所へ。

午後は13時~15時過ぎまで中央公民館にて開催された「精神障がい者の親なき後を考える」(講演者:社会福祉法人滋宏福祉会障がい者支援センター「てらだ」副施設長田辺健二様)をテーマにした講演会を聴かせて頂きました。

幾つかの新認識がありました。

先ず、「親がいなくなった後も何とかなると思ってよい、とのこと」随分と大胆な!と思いましたが、実際にデータで示されたのが、親との死別後「あきらめるもの」か「可能なもの」かのアンケートを採った所「身のまわりのこと」(可能=33.5%、あきらめる=18%)や「異性とのつきあい」(可能=8.6%、あきらめる=6.3%)「人付き合い」(可能=11.8%、あきらめる=6.7%)「単身生活」に至っては可能=20。4%、あきらめる=7.1%という結果になっており、あきらめるが唯一勝ったのが、車の運転(あきらめる=12%、可能=6.1%)でした。

このことから判ってくるのが、勿論周囲の支援は必要とはいうものの、構い過ぎが自立を阻害している可能性があるということ。非常にデリケートな課題で、これ以上踏み込んで言及出来る立場にはありませんが、「なるほど」とうなずく所もある内容でした。

他にはフォーマルなフォロー(制度的な支援)も大切であるが、インフォーマルな支援(例:家族や近隣、友人、ボランティア等)が精神障がい者の生活を豊かにしているとのお話。

最初のお話しと少し矛盾しそうですが、包み込む支援、見守る支援が大切と思っていいのでしょうか?

約20名が参加した講演会、高砂市議では北畑議員と中西議員も出席。他の多数の方々は恐らく身内に精神障がい者をお持ちの方々なのかも知れません。

当事者にならないと判らない苦悩や苦労が山ほどあると思いますが、一つでも知識を増やし、お役に立てることがあれば前に進めたいと考えております。

 


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実践との往復で

2013-07-17 06:36:53 | 考え方

 連休明けの7月16日(火)出社後は早々に議会へ。10時~【議会だより編集委員会】に出席。こちらは6月定例会の内容を掲載した原稿の最終確認ということで10分程で終了しました。

毎回思うことですが、この『議会だより』、どれ程の方に読まれているのか、読み手を意識した改善がまだまだ必要と思っています。

その後は新聞チェックに約1時間。参議院選挙や兵庫県知事選挙を控え、新聞各紙は色々な記事を掲載し、政党の公約比較や個人の主張比較を行っていますが、活字だけの新聞紙上では中々人物像は見えてきません。

その一方で、先日も紹介させて頂いた現在読書中の「海賊とよばれた男」(百田尚樹 著)に登場する主人公には本当に迫力を感じます。この本は本当に面白いですね。

勿論小説ですので、上手く表現し、読者の興味を惹く様に展開しているのでしょうが、それでもこういった小説を読んでいると、生き方の理想を示され、自分の生き様の甘さを指摘されている様に思います。

色々な人、本、現実、芸術等々にふれると共に”実践との往復”の中で自分を磨くことことで人間力をみにつけることこそが、今の時代には必要なことと思います。

夕刻、再び会社に戻りましたが、その途中、気になる危険な交差点を通過しましたので、写真撮影↓。

銀行の宣伝ではありません。山陽電鉄高砂駅南ロータリー付近、南側から出てきた所です。ここは西から来る車を察知するのがギリギリのタイミングになり、東に向かって出ていくのに非常に危険を感じます。

既に行政当局には改善を要望しています。また、他にもあらい浜風公園に自動販売機がないことも利用者ニーズにマッチしていないと思い現在要望中です。

さて、どうなるか、一つ一つですが、改善されることを期待しています。

 


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