たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

定年後に年収370万円、妥当か?

2013-09-26 06:11:29 | 考え方

9月26日(水)、前日に駅伝打ち上げがあり、会社に愛用自転車を置いて帰宅したため、昨日朝は6時47分最寄バス停よりコミニティバスに乗車して出社。カネカ社員が私を入れて4名乗車。少しずつではありますが、定着してきている様に思います。

昨日の朝は8時半~議員控え室で「職員さんの60歳以降の雇用=再任用制度」のことにつき、いくつもの疑問を払拭すべく人事担当の職員の方を交え勉強、確認をさせて頂きました。

60歳を過ぎての無年金期間のつなぎとしての「再任用制度」ではありますが、支給額は年収にして370万円(3級)~4百万強円(4級)、更に制度としては管理職手当も支給の可能性あり、とのこと。(等級が1級~7級まであり、高砂市は対象者を概ね3~4級に格付けする予定とのこと)

先ず、この金額の多さに強い違和感があるのに加え、定年を過ぎた人に何故管理職手当が必要なのか、かなり理解に苦しみます。そしてこんな時に出てくるのが、「国が定めた大枠」との指標。全国の自治体はこれに従い制度利用されるため、世間水準がこの内容になってしまうという形です。

問題は、どの等級に格付けするかを各自治体が定めることにあるのかも知れません。

このブログを読んで頂いている職員さんの顔が何人か浮かびます。日々お世話になっている職員さんの顔も浮かびます。条件の悪化(低下)を意志表明することは、正直苦しいことですが、世間相場との比較や妥当なレベルの採用、持続可能な仕組みであることはもっと大切です。

高砂市の財政に余裕のある内に高い支給額を支払い、時の経過と共に、市の施策に影響を与えるからと、支給額を減額せざるを得ないとすれば、若手職員さんは更に条件が悪化(低下)することになります。

向こう20年間では平成33年頃に対象者が170名を超えるこの制度、フルに活用されれば、法定福利費を加え年間8億円近くがこの制度支給額として支出されます。

本当にいいんだろうか、最終日を明日(27日)に控え、本日の内に、自分なりの結論を出す予定です。

 


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