たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

定年後年収370万円 市民感覚からかい離していませんか?

2013-09-27 06:15:28 | 考え方

 9月26日(木)出社後は早々に議会へ。道中何人かの知人に会い、話をしている内に時間が過ぎ、到着したのは9時40分頃。

昨日は10時過ぎ~本会議が開催され、議案について順次採決が行われました。2件目の議案となったのが昨日まで当ブログでもその金額や仕組みに審議不十分として継続審議を希望していた「職員さんの再任用制度」(定年後の無年金期間の雇用に関する制度)でした。

継続審議が却下された為、私は無年金期間の補填としてこの制度が必要であることを認めた上で、「反対」を致しました。その理由は、

・年収にして370万円~400万円強を支給する水準が妥当かの検証が不十分であること。(実際に高すぎると思います)

・採用計画含め総職員数との観点での将来の要員計画が示されていないこと

・運用ルールが明確に定まっていないこと(管理職手当や継続雇用のルール等)

等々です。

職員の方々にも家族、生活、人生設計があることは充分に理解するのですが、支給金額が市民感覚からかい離していると思います。

反対をした議員は私を含め確か4名(木谷議員、鈴木利信議員、松本均議員、私)。他にも「苦渋の選択」として賛成された議員の方がおられましたが、賛成多数で可決され、今後(来年度以降)はこれをベースに運用が開始されます。本当に残念です。

本日は9月定例議会最終日。平成24年度の事業について、総決算として検証を行う意味での質疑が行われます(今後、【決算特別委員会】が設置され、別途委員で審議が行われますが)

本当に残念。重ねて残念。それしか言い様がありません。


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