概要:県の橋、市の橋、連携した架け替えや維持管理をやらないと公共施設コストは減らないと思うが、、、、。
解説)昨日はブログの更新を怠り失礼しました。実は前日(4月8日)より会社の某職場研修でたつの市の志んぐ荘なる場所に宿泊で参加しており、ブログを更新出来ませんでした。
4月9日(木)、早朝に志んぐ荘より車で出発し、一旦自宅に戻った後、9時に市役所へ。そして10時~は第一回高砂市臨時議会が開催され、「互助会裁判控訴の件」や「谷川橋の修理に関する設計予算」等について一日だけの議会の中で本会議⇒常任委員会⇒本会議として可決しました。
これで、互助会裁判としては控訴することになるのですが、控訴後の結論は平成27年度中には出ると見込まれており、もし負けた場合は、市が返還を求めていたことに妥当性を欠くことになる可能性があり、その場合はこれまで返還してくれた方々との間で再び何らかの争点がありそうで、中々最終的な落とし所が見えない裁判になっています。
さて、昨日谷川橋の修復に関すつ本会議質疑で私は「谷川橋の50~100m南にあり、兵庫県が架け替えを予定している雁南橋の架け替えをやめ、その橋を廃止し、その建設コストのいくらかを谷川橋の架け替えに使わせてもらうことで、兵庫県、高砂市ともに費用を減少させてはどうか?」との提案をしました。
[現在も通行止めの谷川橋。最終的な工事にはどれだけかかるかは今後の手法次第、1億?2億?3億???]
当局からは「谷川橋は延命策をとればまだ使用できるもので、使用できるものは延命しなければならない。撤去して新設する訳にはいかない」とのコメント。橋は延命して20年~30年寿命が延びるらしいが、直ぐ近くに2つの橋をかけ、維持費を県は県、市は市で使っていく形でこれから先も進めるというのは高度成長時代の手法。これからの時代は近くにある県と市の施設を連携してどう維持管理コストを下げるかを検討することこそ本当に重要なことと考えます。
本会議質疑が終了後、即雁南橋を幼少の頃から使っているベテラン某議員より「わしは雁南橋を木製の頃から使っている。廃止とはなんちゅうことを言うんや!!」と、本気とも冗談ともとれるお言葉。
施設の統廃合の難しさを垣間見た一齣でした。