たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

何となく何かを考える時間

2015-11-07 06:35:28 | 考え方

  約1カ月ほど前から、このブログを今後どうやっていくかについて思案をしていましたが、漸く自分の中で結論が出た様に思います。勿論止めるつもりはなかったのですが、その結論は「無理をしない範囲で伝えたいことを伝え、お伝えできることが無い時は休む。そして伝えたいことがある時はより丁寧にしっかり伝える」といった形で継続していくことにさせて頂きたいと思っています。

 また、いわゆるSNSといった情報伝達手段を少しは勉強し、より多くの方々に訪問(見て頂ける)工夫も今後はしていきたいと考えていますので、これまで同様お付き合いの程、宜しくお願い致します。

 さて、先日(11月4日)の神戸新聞の見出しに「ネット依存県内高校生8.3%」という形でスマートフォン等の長時間利用を扱った記事が掲載されていました(↓)

 最近は電車やバスに乗って周囲を見ると、殆どの人がスマートフォンを片手に下を向いています。私の感覚では一種異様な感じを受けます。(が、自分がスマートフォンを触っている時には大事なことをしている感覚で異様には思っていないのですが。)

 上の記事の中に兵庫県立大環境人間学部の竹内和雄准教授の話として「、、、、”隙間の時間”もゲームやラインで埋められれば、何となく何かを考えるという子どもにとって大切な時間が失われてしまう。、、、、」という内容のものが掲載されていました。

この”何となく何かを考える”と言う時間は本当に大切な様に思います。

家に帰ればテレビを見、テレビを消した時にはスマートフォンに向き合う生活、そしてそれがないと不安になる気持ち、に陥ってしまえば、もうスマートフォンは離せず依存症ということになるのでしょうが、老婆心ながらこれで良いのだろうか?と思ってしまいます。

また人と話をする時にも相手を見ないでスマートフォンを見たまま会話をする人が時々いますが、それが当たり前の社会はやはり健全とは言えない様に思います。

こんなことを考える50代の私も、昔は「最近の若者は、、、」と言われていたに違いないのでしょうが、、、。

「何となく何かを考える時間」をつくらないといけませんね。

 

 

 


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