たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

将来の地方自治体のあり方

2014-05-13 05:57:45 | 考え方

概要:10時~【全員協議会】にて「広域ごみ処理施設について」「地方中枢拠点都市について」行政当局から説明あり。

解説)5月12日(月)、昨日は週末に自転車を高砂駅前に置いて来た為、じょうとんバスを利用して出勤。7時半ごろに自宅近くを出るバスは毎回満席です。

出社後は早々に議会へ。10時~12時過ぎまで【全員協議会】があり、「広域ごみ処理施設」について、施設のあり方や交通量調査結果等について、行政より現状の説明がありました。

その後は「地方中枢拠点都市」について、姫路市がモデル都市として手を挙げることで、その周辺自治体は連携をするか否かを今後(今年の12月か来年3月迄に)決定しないといけません。

高砂市が最終的にこの連携に加わるか否かの判断は今年度の12月または3月ですが、それまでの間に姫路市を中心に連携を模索する自治体が共同で「産業振興やインフラ整備で連携により何をどう出来るのか?」を検討することになっています。

昨日、私が質問したのは「連携する、しない、で交付税がどうなるのか?12月又は3月に高砂市が連携の件を判断する段階で、国の法律は定まっている見込みか?」と質問をさせて頂きました。

応えは「そうあるはず」とのこと。

この「地方中枢拠点都市」構想、そもそもは人口減少社会を見据えた時に既存自治体が独自に運営をし交付税を分配しているだけでは交付税の減額せざるを得ず、そうすれば自治体の運営が行き詰ることを見据えての施策という印象がぬぐえません。

このことは即ち、将来は必ずどこかのタイミングでトータルでの交付税を大胆に減額していく流れをつくるはずであり、連携に入らない場合はかなり冷遇されるのではないか、ということを懸念します。

昨今の新聞には「人口減少で全国の地方自治体の維持が難しくなる」等の長期予測が相次いで掲載されています。こんなことは何十年も前からわかっていたことですが、いまだに何処かよそ事といった感が社会にはある様に思います。

連携の対象になる以外に選択肢はないと考えますが、しっかりと勉強し、市民にも説明出来る自信のもてる持論を展開したいと思います。

今日は(今日も?)随分とまじめなお話しになってしまいました。

 

 

 

 

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