昨日7時間半かけて成都から宣漢というところへ移動。
そこのホテルに宿泊しました。
宣漢は成都、重慶、西安のちょうど真ん中あたりで、四川省の端っこのほうです。
共産党青年団の方や教育局の方がお出迎え。
ホテルに着いたときは少し緊張しました。
夜の10時から食事。ホテルのビュッフェを8時半に閉まるところ、11過ぎまで開けてくれました。
翌朝、パジェロやプラドなど日本の4輪駆動車に乗り、また4時間かけて茶河という村へ。
途中の道はものすごいガタガタ。クネクネも多く、出資者の方は気分を悪くされていました。
道中小さな町でお婆さんが車の前に飛び出してきて、座り込んで泣き叫びながら何か訴えていました。さっと数人前の車から降りてきて、お婆さんを道の端に連れて行きました。その速さはやはり慣れているなあと感心するほどでした。私たちはやっぱり監視されているのかと思いました。
今回私がなぜここに来たのかと言うと、上海の日本人ランニングクラブが恵まれない地域の小学校に運動靴を送りたいという依頼にミズノ(中国)が協力することになり、両方に関係のある私がこの小学校に訪問することになりました。
元々予定されていた竣工式は、日本人の私たちが来るからということで中止になり、政府関係者は来ず、青年団の幹部の方、教育局の方と今回のこの活動を引っ張っている希望工程の方、互人多という上海の日本人ボランティア団体の方と上海日本人ランニングサークル、ミズノで授与式(といっても2年生の教室でシューズを渡しただけですが)を行いました。
シューズの箱を開けて私がシューズを取り出すと生徒たちからワーっという感嘆の声が上がり、とても嬉しかったです。
全員が同じ型のシューズではないので、紐のシューズの子もいましたが、一人一人結んであげました。汚れるのが勿体無いと本当に喜んでくれました。
またランニングクラブでは本の貸し出しでも募金をしていて、しおりも作成しています。
そのしおりも渡しましたが、喜んでくれてさっそく教科書に挟んだりしていました。
自分が無事に上海で仕事が出来ること、何も考えずに走っていられることが本当に幸せなことだと思いました。
子どもの笑顔には国境は無く、本当に癒され、元気をもらいました。
すごく良い経験が出来ました。
ホテルのまわりは危ないから出ないようにと言われ、この数日走ってないので、明日からまた走りたいと思います。