Essen&Trinken

リカーショップミツヤは常時180種程度のドイツワインとこだわりの自然派マキコレワインをそろえたお店です。

ドイツ・プファルツの赤フルボディタイプ

2008年11月17日 | ドイツワイン
今日のワインは、ドイツ プファルツ地域のシュペートブルグンダーの赤のワインです。
この地域のワインは赤、白共に他の地域に比べて少しボリュームがあります。
私自身はドイツワイン特有の軽やかで少し甘さを残した赤が好きですが、
ちょっと物足りないなぁという方にはこちらの地域の赤がオススメです。

2006er Spaetburgunder Q.b.A trocken im Holzfass gereift / Weingut Heinz Pfaffmann / Pfalz Walsheim (シュペートブルグンダー クー・ベー・アー トロッケン ホルツファス / ハインツ・ファフマン醸造所)750ml 1,890円

明るいルビー色です。
開栓すぐだったからか香りはわずかに赤ベリー、口に含むとドイツワインとは思えないボリューム。

ふむふむ、シュペートブルグンダーでアルコール度数13.5%ですか・・・かなり高めです。樽熟成18ヶ月というのもクー・ベー・アーにしては気合が入ってますねぇ。
ですがエグい渋みはなく、酸が良いバランスをとっているように思いました。
この造り手の赤の生産量一番の品種はメルローだそうで、次にシュペートブルグンダー、カベルネ・ソーヴィニヨン。特にシュペートブルグンダーは大切にしているんですって。ドイツの造り手はみんなそうなのかもしれませんね。いずれにしても樽に仕込みフルボディに仕上げているようです。

ハインツ・ファフマン醸造所は、個人経営ではかなり大きい120haを所有。
(ちなみに鷲のマークのヘッセン州国立醸造所は131ha所有です。)
ドイツ大統領官邸に定期的に納品してはるそうです~。

【追記】4日目にはプラムやジャムの香りにカカオが感じられる、落ち着いた様子になりました!ブリの照り焼きに○

フランケン地域の新アイテム入荷!

2008年11月14日 | ドイツワイン
フランケン地域のドイツワインに新アイテムが増えました。
これらは当店においては新規取り扱いの醸造所です。
ホーフケラーのワインはスペシャルで安く販売できるということなので今回限りかも知れませんが・・・

・ハンス・ヴィルシング醸造所/フランケン地域 イプホーフェン
・(写真のワイン)スタートリッヒャー・ホーフケラー醸造所/フランケン地域 ヴュルツブルグ

ハンス・ヴィルシングのあるイプホーフェンにはミツヤではもう十数年と定番のヨハン・ルック醸造所があって、
私も一度訪れたことがありますが石畳のとても素敵な古い町でした。
城壁に囲まれた観光都市のローテンブルグからはまぁまぁ近かったような・・・かなり記憶はあいまいです~。

(ワイン左から 以下いずれも造り手はスタートリッヒャーホーフケラー醸造所)
◆2005er Wurzburger Innere Leiste Riesling Spaetlese trocken GG 750ml 2,940円(ヴュルツブルガー イネレ ライステ リースリング シュペートレーゼ トロッケン グローセスゲヴェックス 2005年)
◆2005er Randersackerer Pfulben Riesling Spaetlese trocken GG 750ml 3,150円
(ランダースアッカラー プフェルベン リースリング シュペートレーゼ トロッケン グローセスゲヴェックス 2005年)

◆2005er Wurzburger Stein Riesling Spaetlese trocken 750ml 2,730円(ヴュルツブルガー シュタイン リースリング シュペートレーゼ トロッケン)

仕入れたはいいけれど、サイトに載せるのが随分遅れてしまうのが私のいつものパターンです・・反省!

シュペートレーゼクラスのリースリング種ではかなりお買得なのですよ。
グローセスゲヴェックスに至っては同じVDP会員の前述のヨハン・ルックは7,000円するのですから、蔵元の実力の差はあれど超お買得だと思います!

イタリア オーガニック・シラー

2008年11月12日 | イタリアワイン
明日は病院にてちょっとした検査があるもので、アルコールはNGとのお達しが。。
今日はお昼(!?)も晩も控えなければなりません。

で、先週の我が家のテーブルワインをご紹介。

SYRAH SICILIA ORGANIC 2007 / SICILIA IGT / Bricco al Sole 750ml 1,470円
(シラー シチリア オーガニック 2007年 / シチリアIGT / ブリコ アル ソーレ)


とてもバランスがとれていてスーっと飲めるワインでした。
私の好みでしたので、=(イコール)赤ワイン初心者にも大丈夫だと思います。
4日目にもヘコたれておらず、ハンバーグにとても合いました!合格です!

このワインはヴァラエタルのシリーズもので、他にはアブルッツォのモンテプルチアーノ、プーリアのプリミティーヴォ、ヴェネトのピノグリージョ&シャルドネがあります。
(が、残念ながらまだ他のワインは仕入れてなくて飲めていません。)

いずれのブドウも有機栽培で、ICEA(イチェア)の認定を受けています。
イタリアはヨーロッパ最大のオーガニック国だそうで、全農業地に占めるオーガニック農地の割合は9%だそう。
ちなみにフィレンツェの学校給食の食材は85%がオーガニックなんですって!
こちらワインのお求めは、リカーショップミツヤ店頭にてどうぞ。

*ICEA(Istituto per la CertificazioneEtica e Ambientale)
  繊維、衣類などを含む幅広いオーガニック製品を扱っている認証機関。
*オーガニック栽培とは、
  肥料や殺虫剤、殺菌剤などの合成化学薬品を一切使用せず、遺伝子組み換えを施したブドウの使用も認めない栽培をさす。オーガニックワインを名乗るには、EUの法規に基づいた基準があり、畑を最低3年間無農薬でマネージメントしなければならない。