これが臨死体験にあたるのかは?なのだが、、、
脳幹出血に倒れた私は救急車で病院に運ばれた
意識不明の状態だったらしいが
医師の声や慌ただしさは聴こえてはいた
そこから睡魔に引き込まれたように眠った、というか
これがそのまま目覚めなかったのなら死だったのだと思う
・
夢を見た
河原に若くして逝った優しかった義兄、老いて逝った頑固だった義父
口々に「お前が来るには早すぎる」みたいなことを言われた
山の神社の神前で家内を枕元に置き、私は布団で寝ていた
(私は無信仰なれど、住んでる近くには山岳信仰のお山があった)
・
一週間ぐらいで目を開けた私はICUから個室病室へ移された
この体験を臨死体験と言うのか否かは別にしても
ただ私がこの体験から感じたことは
・
傍から(医師さえも)意識不明と観えてはいても耳は聴こえていたこと
永眠とは上手く言ったもので眠くなり眠った
目覚めたら睡眠、目覚めなかったら永眠なのだろう
・
死の不安とか恐怖とかなどは死に直面した時には
感じる、考える、思う余地はなく、ただただ強烈な睡魔だったこと。