「忘れえぬ女性たち」
著者:五木 寛之
様々な国で著者が出会った女性たちとのエピソード(ほとんど絡まない場合もあるが)を綴った一冊。
色々な美しさを多彩な表現で語る著者の筆が見事。
しかし仕事とはいえあちこちに出歩けるのは羨ましい。
ただ、著者は普通の旅人ではなく…時として地域や生活に溶け込み「旅人」では知り得ない情報を作品に取り込んでいる。
そしてその街の人たちも、著者を「旅人」ではなく「新しい仲間」として受け入れている…そんな背景が見てとれる。
どうせならそんな旅がしたいものだ。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ