映画ファンに愛され16年…梅田ガーデンシネマが閉館。
梅田スカイビル内の「梅田ガーデンシネマ」が、2014年2月末の閉館を発表。16年におよぶ歴史への幕引きに、多くの惜しむ声が寄せられている。
1フロア下のシネ・リーブル梅田とともに、大阪の映画ファンに長く親しまれてきた。
梅田ガーデンシネマは、もともとシネプレックス株式会社が運営する単館系映画館としてスタート。梅田スカイビル開業の4年後となる1997年に、同ビルタワーイースト4階にオープンした。
1990年代の大阪では、テアトル梅田や十三の
「第七藝術劇場」、シネマート心斎橋の前身となるパラダイスシネマ、九条の
「シネ・ヌーヴォ」が誕生している。
もともと「ガーデンシネマ」の名前を有する映画館は、恵比寿、梅田、新宿の3館だったが、2008年に「新宿ガーデンシネマ」が「角川シネマ新宿」と改名。
2011年に同社が角川書店の子会社となったことを受けて、
「恵比寿ガーデンシネマ」が休館。
「ガーデンシネマ」の名前を冠した最後の映画館となっていた。
閉館時期は、2014年2月28日(金)。
閉館の翌日の3月1日(土)より、新しい映画館が誕生するという。新映画館についての情報などは、後日報告される予定。
※12月26日(木)、梅田ガーデンシネマのスペースが同ビル3階のシネ・リーブル梅田の増床として活用される予定であることが、公式に発表されました。