ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2020年11月19日 13時01分46秒 | 読書
「はやく名探偵になりたい」
著者:東川篤哉

著者まとめページっ資料室(仮):「東川篤哉」

烏賊川市シリーズ。
凄いんだか凄くないんだか、な探偵・鵜飼と「密室の鍵貸します」で鵜飼に救われた助手の戸村の二人が巻き込まれる?奇妙でオカシイ探偵譚。

「藤枝邸の完全なる密室」
 犯人がしっかり周到に立てた密室殺人計画。それが綻び始めたのは探偵が突然現れた所からだった!
 …オチが秀逸ww犯人がちょっと可哀想ww

「時速四十キロの密室」
 有りそうで、こんなの絶対に無いだろ!…とは言えない辺り絶妙なトリック(?)が炸裂。
 何という運の悪さww…そしてこういう読後感は著者にしては珍しい。

「七つのビールケースの問題」
 カギを握る重要人物がトップ画像のピンクのTシャツの女の子…実は「探偵さえいなければ」の表紙にも登場していたりするww(読めば解る)
 …えええええそうだったのか!…で?それが何?…ってなどうでもいいネタが深くかかわっている。個人的にはめっちゃ興味をそそられた。
 全くのノーマークだったニギヤカしの定番ネタが実は…がお見事。

「雀の森の異常な夜」
 導入部からして異常。展開もシチュエーションも異常。登場人物の紹介描写でほんのり伏線が張られているのが後々効いてくる。
 つかソレは◯◯では△△できないような気がするんだが。

「宝石泥棒と母の悲しみ」
 コレは見事に騙されたww途中のネタはまぁよくあって動画でもたびたび目にするが…。
 二重三重のトリッキーな仕掛けはさすがである。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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