武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

1653.アランドロアルの城

2018-12-13 14:44:51 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月13日(木曜日)曇り時々晴れ一時霧雨。17℃~9℃。降水確率100%。湿度66%(7:52)55%(14:43)。北西の微風。紫外線量2。昨夜は暗くなってから本格的な雨。早朝には雨も上がり日の出も。

ブログ画像の不具合は容量限度があるのを知らなくてオーバーになってしまったため。月額515円の有料に切り替え。これで全てが巧くゆけば良いのだが。

NACのATさんからメール。NAC2019DM用の油彩写真撮影、補正、縮小画像を作り添付で送信。

『きょうのニュース』トルコで6:30列車事故、9人死亡、50人が怪我。テレサ・メイ英国首相がベルギーで意見陳述。ポルトガル赤十字病院もストライキ。消防の評価。コインブラのモンデゴ川近くのIP3で60歳死亡事故。エストレモスのジプシーに警察が作戦行動。

『昨夜の映画』は

愛の果てに』(The Innocent)1993年。119分。監督:ジョン・シュレシンジャーアンソニー・ホプキンスイザベラ・ロッセリーニキャンベル・スコット。(Wikipediaより)

愛の果てに | 映画-Movie Walker>

カリフォルニア』(Kalifornia)1993年。アメリカ映画。118分。監督:ドミニク・セナ。殺人鬼の心理に興味を抱くルポルタージュ作家のブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は、恋人の写真家キャリー(ミシェル・フォーブス)と共に連続殺人犯の犯行現場を取材しながら憧れの地カリフォルニア州まで旅する計画を思いつく。 彼らは予算の都合で同乗者を募り、旅費を折半することにしたのだが、やって来たのはどう見ても旅費を払えそうにない貧相な身なりのカップル、アーリー(ブラッド・ピット)とアデール(ジュリエット・ルイス)だった。育ちや価値観のあまりにも違う二組。キャリーはアーリーの下品で粗暴な振る舞いに嫌悪感を隠せない。 だが、ブライアンはアーリーの性格に理解を示し、教養はないが能天気で明るいアデールも場の雰囲気を和ませ、どうにか旅はうまくいくと思われた。しかし、旅を続けるうちに次第にアーリーの本性が明らかになってゆく。 彼こそが、ブライアンがその心理を知りたがっていたサイコキラーそのものであり、恋人のアデールも過去に心と体に負った傷が原因で、アーリーだけが自分を守ってくれる存在と信じ、彼に依存し服従していたのだった。 (Wikipediaより)

3分で映画『カリフォルニア(1993)』を語れるようになるネタバレあらすじ ...>

 

 

 

 

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1652.カステロ・デ・ヴィデの町角

2018-12-12 14:42:46 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月12日(水曜日)曇り時々晴れ。15℃~7℃。降水確率92%-93%。湿度98%(7:59)84%(14:34)。南東のち南の微風。紫外線量2。起床時は真っ暗。降水確率は高いが今のところ雨はなし。時折青空も。

一昨日から昨日はgooブログに不具合。画像が見られないとか、巧く挿入できないなどの不具合。きょうも何とか出来るが調子が悪い。

『きょうのニュース』EU本部のあるストラスブールのクリスマスマーケット近くの中心部でテロ、2人死亡、その内1人は著名人。イギリス首相テレサ・メイに非難の動き。一連の看護師のストライキに対して保健大臣が残念と声明、マルセロ・ソウザ大統領とPSDのルイ・リオ党首も声明。セイシャルとカイス・ド・ソドレを結ぶ渡船のストで間引き運航、明日からは通常運航。ゴンドマールの学校給食師もストライキ。リスボンの少年暴力犯罪のレポート。夏に大規模火災が起きたモンシックの再建計画。

『昨夜の映画』は

L.A.コンフィデンシャル』(L.A.Confidential)1997年。アメリカ映画。138分。監督:カーティス・ハンソン。1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部である小説。1950年代のロス市警 (L.A.P.D.)。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。映画版は一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(ハリウッド初出演作)、ガイ・ピアースの出世作となった。舞台は、1950年代のロサンゼルス。マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。 ある日、街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件がおきる。被害者の一人は刑事だった。その刑事の相棒だったバド(ラッセル・クロウ)は新入りのエド(ガイ・ピアース)、ジャック(ケヴィン・スペイシー)と共に事件の捜査に当たる。やがて、犯人と見られる三人組はエドに射殺され、事件は解決したかに見える。 (Wikipediaより)

ダーク・シャドウ』( Dark Shadows)2012年。アメリカ映画。114分。監督:ティム・バートン。1760年、ジョシュア・コリンズとナオミ・コリンズは幼い息子バーナバスと共に新たな生活を始めるために商機を求め、アメリカに向けてイギリスのリバプールを出航した。20年後、バーナバス(ジョニー・デップ)はメイン州コリンズポートの町で当時のアメリカでは珍しかった、イギリス仕込みの水産業をして儲け、コリンウッド荘園の所有者となっていた。裕福でプレイボーイな彼は、使用人のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)を振ったことで恨まれてしまい、その憎しみで黒魔術を覚えた彼女に呪いで両親を殺され、恋人も自殺に見せかけて、やもめ岬の断崖から落され、自身はヴァンパイアにされ、生き埋めにされてしまう。それから2世紀後の1972年、コリンズ家の女主人エリザベス(ミシェル・ファイファー)は一家が抱える問題に対処するため、住み込みの精神科医ジュリア・ホフマン博士(ヘレナ・ボナム=カーター)を呼び入れる。ここには他に、エリザベスの弟ロジャー(ジョニー・リー・ミラー)、エリザベスの娘キャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)、そしてロジャーの息子デヴィッド(ガリヴァー・マグラス)がいた。家族の不可思議な謎は血縁関係にない者たち、世話人のウィリー(ジャッキー・アール・ヘイリー)や、暗い過去を持つ家庭教師ヴィクトリア(ヴィッキー)(ベラ・ヒースコート)にも降りかかる。バーナバスは偶然、工事現場にいた人間たちに掘り起こされ、棺から脱出するが、かつての自分の土地は荒れ果て、子孫たちも落ちぶれていた。バーナバスは亡父の「唯一の財産は家族だ」という言葉を胸にコリンズ家の復興を目指すが...。(Wikipediaより)

クライ・ベイビー』(Cry-Baby)1990年。アメリカ映画。85分。監督:ジョン・ウォーターズジョニー・デップの初主演作。舞台はメリーランド州ボルチモア。不良少年のウェイドは、お嬢様のアリソンと恋に落ちる。(Wikipediaより)

1954年、メリーランド州ボルチモア。不良グループの一員でロックとバイクを愛する青年クライ・ベイビー(ジョニー・デップ)。彼は対照的な境遇の令嬢アリソン(エイミー・ロケイン)と一瞬にして惹かれ合う。そんな2人を引き離そうとするアリソン側の金持ちグループを尻目に、ますます親密になっていくクライ・ベイビーとアリソン。しかしある時、金持ちグループの仕掛けた騒ぎの中、クライ・ベイビーは逮捕され、施設へ送られてしまう。こうして仲を引き裂かれ、互いに悲しみに暮れる2人だったが…。「ヘアスプレー」で一般映画を手がけるようになった、カルト映画の帝王J・ウォーターズが、彼が愛した50年代末のティーンズ映画の雰囲気そのままに、とある町の伝説的なロッカーで名うてのバイカーでもある主人公と、彼に憧れる少女のロマンスを、ミュージカル・シーンたっぷりにおとぎ話風に描いた快作。右目の下の涙の刺青がトレード・マークの主人公を、J・デップがカリスマ味たっぷりに好演。ウォーターズ流の悪意は、I・ポップの不良中年ぶりなどにしっかり反映され、キャンディ・バーのような体裁の作品に快い苦みを与えている。(Allcinemaより)

 

 

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1651.アルカサール・ド・サルとサド川

2018-12-11 14:50:53 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月11日(火曜日)曇り。18℃~8℃。降水確率12%のち40%。湿度96%(7:44)73%(14:46)。東のち北の微風。紫外線量2-1。起床時は真っ暗。厚い雲に覆われ陽の出はなし。明日からは降水確率が98%、99%悪天候予報。午後からは雲が薄くなったもののやはり曇り空。寒い。

『世界の奇談』ー秘められた真実ー庄司浅水:著(現代教養文庫)社会思想社、1958年7月25日初版。読了。

『きょうのニュース』ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤへ向かうA29でトラック2台など5台が絡む事故、4人怪我内1人は重傷。12月26日、27日、28日に再び看護師のストライキ。観光客増加に伴いドウロ川沿いの鉄道再検討。セイシャルの渡し舟ターミナルで切符が買えない状態。イギリスのEU離脱問題、1月21日に国会議員による再投票、街頭では反対派、賛成派双方が抗議行動、テレサ・メイ首相はアンジェラ・メルケル、ドイツ首相やEUユンカー議長と会談。フランスのマクロン大統領が燃料高騰に端を発したパリ暴動に対し声明、100ユーロの賃上げで決着か?明日から風雨共に強まる悪天候。

『昨夜の映画』は

スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(The Ides of March) 2011年。アメリカ政治ドラマ映画。98分。共同脚本・監督・主演:ジョージ・クルーニー。 2004年の民主党大統領予備選挙に立候補したハワード・ディーンの選挙スタッフだったボー・ウィリモンが同選挙に着想を得て、2008年に書いた戯曲『Farragut North』を原作としている。 スティーヴン・マイヤーズ - (ライアン・ゴズリング)マイク・モリス知事 - (ジョージ・クルーニー)ポール・ザラ - (フィリップ・シーモア・ホフマン)アイダ・ホロウィッチ - (マリサ・トメイ)トム・ダフィー - (ポール・ジアマッティ)モリー・スターンズ - (エヴァン・レイチェル・ウッド)トンプソン上院議員 - (ジェフリー・ライト)シンディ・モリス - (ジェニファー・イーリー)ジャック・スターンズ - (グレゴリー・イッツェン)ベン・ハーペン - (マックス・ミンゲラ)(Wikipediaより)

<スーパー・チューズデー 正義を売った日(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて>

ミニー・ゲッツの秘密』(The Diary of a Teenage Girl)2015年。102分。監督: マリエル・ヘラー。1970年代のサンフランシスコを舞台に、初体験を迎えた15歳の少女の日常と成長を描いた青春ドラマ。絵を描くことが大好きな少女ミニー・ゲッツは、自分の容姿へのコンプレックスから男の子と上手く話すことができずにいた。そんなある日、彼女は母の恋人モンローに思い切って自分から言い寄り、バージンを捨ててしまう。そしてそのことを日記代わりのテープレコーダーに吹きこむが、思いがけない人物に聞かれてしまい……。「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」のベル・パウリーが、多感な10代少女の揺れ動く感情を好演。共演に「ザ・イースト」のアレクサンダー・スカルスガルド、「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のクリステン・ウィグ。(映画.comより)

 

 

 

 

 

 

 

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1650.アルカサール・ド・サルの町角

2018-12-10 16:39:36 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月10日(月曜日)晴れのち曇り。20℃~7℃。降水確率0%。湿度91%(7:39)82%(16:34)。北東のち北の微風。紫外線量2。筋状の朝焼けが美しい。今朝もメルローの囀り。午前中は晴れて温かかったが、午後から雲が広がり寒くなる。

午後から近くのバラ園『コンチネンテ』に買い物に。100%アップルジュース1,5Lt=0,99x3=2,97€。トイレットペーパー48R=6,49€。牛乳(メイオゴルド)1Lt=0,51x6=3,06€。バター(ミモサ)250g=1,69€。鶏卵M12個=1,66€。ナチュラルヨーグルト125gx8=1,45x2=2,90€。オリーヴ油(VSガロ・リザーヴ)750ml=3,59x2=7,16€。鶏肉(カンジャ用)593g=2,25€。地鶏もも肉469g=3,93€。冷凍鶏肉1kg=1,79€。珈琲豆(デルタ・ポルトガル)250g=1,88x2=3,76€。缶入りココア800g=4,69€。バナナ1,282kgx1,05=1,34€。レモン384gx1,98=0,76€。リンゴ(ガラ)1,242kgx1,89=2,35€。キャベツ(コラサォン)440gx0,90=0,39€。緑パプリカ348gx1,99=0,69€。ニンジン1,318kgx0,75=0,99€。蕪622gx1,79=1,11€。パン(アレンテージャナ)800g=1,70€。箱入り赤ワイン1lt=0,95€。箱入り白ワイン1Lt=0,95x2=1,90€。合計=54,56€。前回割引分-5€。支払合計=49,56€。

きょうのニュース』消防士の要求明言。ポルトメトロのストライキは火曜日6:00まで。IC16で沈下。イギリスのEU離脱でジブラルタル問題。国連の人権委員会で事務総長のグッテレスとポルトガル首相アントニオ・コスタがポルトガルの大気汚染、砂漠化問題とアメリカへの中米キャラバンや地中海ボート難民に言及。燃料高騰に端を発した黄色い蛍光色ベストのパリ暴動に対してマクロン大統領の今後の措置に注目。黄色い蛍光色ベストのベルギーへの波及はベルギーの5人の閣僚が言及。ポルトガル1部リーグの順位はFCポルト、スポルティング、ブラガ、ベンフィカ、ギマランエスのまま。

サンタクロース、カメラに向かって手を振った腕にタトゥー。

『昨夜の映画』は

トゥモロー 僕たちの国が侵略されたら(Tomorrow, When The War Began)2010年。オーストラリア映画。100分。脚本・監督:スチュアート・ビーティー。平和なオーストラリアが侵略されてしまったら…思いがけない現実に巻き込まれる少女たちの葛藤を描く近未来戦争アクション大作。原作はジョン・マーズデンの小説『Tomorrow』シリーズ。 17歳のエリーは、友人と7人で山奥のキャンプ場(通称“ヘル”)で思い切り青春を楽しんでいたが、上空を飛ぶ謎の戦闘機に不安を覚える。帰宅した彼女たちを待っていたのは、家族も住民もいない、某アジア国家の軍隊に占領され変わり果てた街の姿だった。“侵略”という途方も無い現実を前に、少女たちは直面した事態に果敢に立ち向かってゆくのだが…。(Wikipediaより)

ファインド・アウト』(Gone)2012年。アメリカスリラー映画。94分。監督:エイトール・ダリア。ジル(アマンダ・セイフライド)は何者かに誘拐されたが自力で逃げ出し、警察に助けを求めた。しかし、誘拐があったという証拠はどこにも見つからず、彼女の妄言ということで片付けられてしまうのだった。 それから一年後、今度は彼女の妹が姿を消してしまう。自分を誘拐した犯人によるものだと考えたジルは、一人で犯人を追うことを決意する。 (Wikipediaより)

映画「ファインドアウト」ネタバレあらすじと結末 | hmhm

2ガンズ』(2 Guns)2013年。アメリカアクション・コメディ映画。109分。監督:バルタザル・コルマキュル。麻薬取締局の特別捜査官ボビー・トレンチ(デンゼル・ワシントン)と、海軍犯罪捜査局の捜査官マイケル・"スティグ"・スティグマン(マーク・ウォールバーグ)は互いの身分を知らずに、メキシコの麻薬王パピ・グレコ(エドワード・ジェームズ・オルモス)の組織で潜入捜査をしていた。 潜入捜査から1年後、ボビーとスティグは共に行動していた。ある日、ボビーはグレコから偽装パスポートと引き換えに麻薬を受け取る約束をしていたが、パスポートの見返りは金で渡される。さらに潜入捜査に協力するはずだったトロがグレコに殺されてしまう。友人のトロを殺されたスティグは、その報復として銀行の貸し金庫に預けてあるグレコの資金300万ドルを盗むことをボビーに提案する。 その帰り道、2人はアメリカの税関で逮捕される。逮捕したのはボビーの上司のジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)であった。ボビーは、グレコを有罪に出来る証拠であるコカインを入手するために潜入していたが、取引に失敗したことを報告する。捜査は行き詰まり、継続を懇願するボビーにジェサップは2週間だけ猶予を与える。 ボビーはかつての恋人で、今回の任務で自分の監督官であるデビー(ポーラ・パットン)と落ち合う。ボビーは、デビーにスティグから提案された銀行強盗の計画を話し、ジェサップに内緒で現場に踏み込み、資金を押収するように頼んでいた。押収した資金からパピの逮捕の糸口を掴めないかと考えていたからだ。 一方、スティグは、上官のハロルド・クインス(ジェームズ・マースデン)に指示を仰いでいた。銀行強盗は麻薬カルテルを一網打尽にするためにスティグがハロルドから受けていた任務であった。 そして、ボビーとスティグは、グレコが金を預けている銀行を襲撃する。しかし、金庫の中には4300万ドルもの大金が入っていたのだった。予想以上の大金に驚いた2人は、予定通り金を盗むことに成功するが…

 

 

 

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1649.アルカサール・ド・サルの町角

2018-12-09 16:10:20 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月9日(日曜日)晴れ。19℃~7℃。降水確率0%。湿度94%(7:45)67%(16:04)。北東のち北の微風。紫外線量2。比較的温かい夜が続いている。風もなく穏やか、窓の結露は多い。

第2日曜日なのでピニャル・ノヴォの露店市。

往きにパルメラのジュンボGSで満タン。26,32Ltx1,389=36,56€。

人出は多く、いつもの駐車スペースは満車、奥の露店市専用駐車場へ。子供のボンベイロから寄付を請求されたが20センチモしかないと言うと「それで充分」と笑顔。

ジョアンの店で鶏の炭火焼き、ショコ・フリート、サラダ、アロス、ポムフリ。ノンアルコールビールx1、グラス赤ワイン、デスカフェイナードx2。合計=16,60€。新米のウエイターで要領が悪く、しこたま待たされる。

熟柿24個入り1箱=3,5€。ジョアンの店の向かいにあったので買って、クルマまで置きに帰る。早く買わないと売り切れてしまうと思ってすぐに買ったが、他の店でも同じ値段で出ていた。

木製洗濯バサミ24本入り=1€x2=2€。

露店市専用駐車場の松の大木の下にアワタケの群生。一部は蹴飛ばされていた。歩くと汗をかいた。ティシャツ1枚の人もかなり居た。

『昨夜の映画』は

評決のとき』(A Time to Kill)1996年。アメリカ映画。149分。監督:ジョエル・シュマッカー。舞台はミシシッピ州にある架空の街クラントン。物語は2人の人種差別主義の白人青年ビリーとウィラードが10歳の黒人少女を強姦し暴行を加えたところから始まる。少女の父親カール・リー・ヘイリー(サミュエル・L・ジャクソン)はその日の夜、カールの兄を弁護した事から馴染みの白人弁護士ジェイク・タイラー・ブリガンス(マシュー・マコノヒー)に、「娘が強姦された、ここでは黒人を強姦しても白人は有罪にならないのか?」と相談を持ちかけた。ジェイクはカールのただならぬ雰囲気に危険を感じ、馬鹿な真似は止めろと忠告する。しかし、翌日、裁判所にビリーとウィラードが連行されてくると物陰に隠れていたカールが自動小銃を手に飛び出し、2人を射殺。護衛の警官ルーニーも膝に銃弾を受け、左足を切断する重傷を負った。 カールは第一級殺人罪と傷害罪で逮捕され、弁護をジェイクが担当することになった。裁判が始まる前ジェイクの恩師ルシアンは、この裁判は勝っても負けてもそれは正義になる、と言った。弁護士ジェイクと敵対する検事はルーファス・バックリー(ケビン・スペイシー)が選ばれ、ルーファスは次の州知事の椅子を狙っており、簡単に勝てるこの裁判で名前も顔も売れると喜んだ。 町中で黒人対白人の緊張が高まる中裁判は始まった。第一回目の裁判でジェイクは、黒人差別の激しいこの地では公平な裁判は不可能なので裁判地の変更を裁判長のオマー・ヌースに求めたが、オマー・ヌースはにべもなく却下した。肩を落として弁護人席に戻るとそこには見慣れない紙があり、中を見ると実際に人種差別を理由に裁判地の変更が許可され審議差し戻しの判例が載っていた。ジェイクはすかさずオマー・ヌースにそれを伝えるとオマー・ヌースは審議差し戻しを歓迎する裁判長はいないと言い、裁判地変更の理由を書類に書いて提出するように伝えて第一回目の裁判は終了した。 翌日事務所で寝ていると見慣れない女性エレン(サンドラ・ブロック)が訪れ、あの判例は役に立ったかと尋ねた。彼女こそあの判例をジェイクに渡した張本人だったのだ。エレンは死刑反対の姿勢を貫く法学生で、カールに死刑宣告が下されるかもしれないこの事件を手伝わせてほしいとジェイクに申し入れた。エレンの父親はアメリカでも有名な弁護士で、後々の援助を期待したジェイクはエレンからの申し入れを快諾する。 その頃、カールに裁判所で射殺された白人青年ビリーの弟フレディ・リー・コブ(キーファー・サザーランド)は兄を殺された怒りから水面下で活動を続けるKKKと連絡を取り、KKKのリーダーであるスタンプ・シスーより、クラントンでもKKKを設立して支部長になるように伝えられる。 ジェイクが申し立てた裁判地変更の申し立ては結局却下され、そのうえ州の法務局もオマー・ヌースの判決を支持する、審議差戻しはしないと明言した。 ジェイクはカールを心神喪失による無罪を主張したが、やり手の検事ルーファスは巧みな誘導尋問で明確な意志を持ってカールが2人の青年を射殺したことを証言させた。更に、事件後カールがウォールズ保安官に付き添われて左膝から下を切断することになったルーニーを見舞いに行ったこともカールにとって不利な証言となった。しかし、証言台に上ったルーニーはカールの犯行動機を支持して無罪だと叫び、裁判所は一時騒然となった。 裁判が進むにつれて町の緊張は高まり、遂にはKKKが裁判所前で陣取り、黒人達とKKKが乱闘騒ぎが起こり、ジェイクは家の前に燃える十字架を置かれ時限爆弾を仕掛けられたがそれからは辛うじて難を逃れた。ジェイクの娘は学校で黒人の味方だといじめられた。危機を感じたジェイクは妻と娘を実家に避難させ、空港で妻はジェイクを非難した。ジェイクの秘書も襲撃され夫が殺され、そして遂にはジェイクの家も放火された。非常事態を警戒した州政府は州兵をクラントンに派遣して警戒に当たらせ、街中を銃を持った州兵が闊歩するまでになった。 裁判の途中エレンが襲われ、ついには孤軍奮闘となったジェイクだった。裁判の話し合いのためカールに面会に訪れるとカール自身もまたあんたは所詮白人だ、と言い放つ始末。 最終弁論前夜、遠い実家に避難させたはずの妻が嵐のなか、車で戻ってきた。 街を黒人と白人で二分させた裁判も遂に最終弁論を迎えた。 (Wikipediaより)

マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』(Chasing Mavericks)2012年。アメリカ映画。115分。共同監督:カーティス・ハンソン/マイケル・アプテッド。アメリカ合衆国のサーファーであるジェイ・モリアリティを描いた伝記映画。カリフォルニア州サンタクルーズ生まれのジェイ・モリアティは8歳のころ海で溺れたことがある。そのとき彼の隣に住んでいたサーファー、フロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)がジェイを助けてくれた。この経験こそジェイのサーフィンへの情熱の源となった。 やがて、彼は16歳になり、ある朝、偶然にもフロスティとその3人の友人に会う。彼らはマーヴェリックスと呼ばれる7年~10年に1回発生する非常に大きな波に乗ったことがあった。 ジェイ(ジョニー・ウェストン)に頼まれてフロスティは渋々サーフィンを教えることになったが、ジェイはまだ初心者でマーヴェリックスに乗るどころではなかった。フロスティはサーフィンの基礎からジェイに叩き込み、36マイルもサーフボードを漕がせたり4分間息を止めさせたりした。 はたして、ジェイはマーヴェリックスに乗ることができるのだろうか。エリザベス・シューアビゲイル・スペンサーレヴェン・ランビンスコット・イーストウッド。(Wikipediaより)

 

 

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1648.アルカサール・ド・サルとサド川

2018-12-08 15:17:11 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月8日(土曜日)快晴。18℃~8℃。降水確率0%。湿度92%(8:02)64%(15:13)。北の微風。紫外線量2。朝から霧もなく快晴。陽射しは強く温かい。

朝にロッキングチェアを移動しようとしたら、部分が外れる。ボンドを着けゴムのハンマーで押し込もうとすると、ソリの部分がコロンと割れ、修理不可能と判断し分解する。陽当たりの良いベランダの作業で汗をかく。長年愛用した無垢の木製ロッキングチェアで惜しいが仕方がない。

『きょうのニュース』電気料金1月より3,5%値下がり。サンタレンで全国消防士大会。モンテピオ・ジェラル銀行の頭取選挙。モーラで猟師料理を打ち出し。リオ・マヨールの砂のプレセピオが話題。サンタ・マリア・ダ・フェイラのクリスマスイベントと遊園地は大掛かり。イタリアのディスコで事故6人死亡。燃料高騰に端を発した黄色い蛍光色ベストのパリ暴動は8千人が参加、賃上げや年金にも波及、サッカーの試合やコンサートも中止。又。黄色い蛍光色ベストの暴動はブリュッセルにも飛び火。ナカシマ擁するポルティマオンはFCポルトに4対1で敗戦。今夜、セトゥーバルのボンフィムでベンフィカとヴィットリア・セトゥーバル。

『昨夜の映画』は

バッドボーイズ2バッド』(Bad Boys II)2003年。アメリカ映画。147分。監督:マイケル・ベイ。『バッドボーイズ』(1995年)の続編。アメリカのフロリダ州にある都市、マイアミでは麻薬シンジケートによる麻薬の密輸が後を絶たないでいた。マイアミ市警の2人の刑事、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は麻薬密輸ルート破壊のために麻薬の取引きが行われていると思われるKKKの集会に乗り込むも手掛かりは得られなかった。次に2人は麻薬王が現れるとの通報を受けて出動するがそこでマーカスの妹、シド(ガブリエル・ユニオン)と鉢合わせする。彼女は連邦麻薬取締局(DEA)の捜査官でマーカスとマイクと同じく麻薬王の接近のためのおとり捜査を行っていた。さらにシンジケートから入手した金を横取りしようとハイチ人ギャング団が襲い掛かり、壮絶なカーチェイスの末、彼らを蹴散らすが多大な犠牲を払う羽目に。だが、2人は麻薬王の正体を掴み、上司から強制捜査の許可を得て犯人検挙に出るが麻薬王に接触していたシドの素性がバレてしまい、彼女は彼にキューバへと拉致されてしまった。2人は国際問題になることを覚悟して彼のアジトがあるキューバへ突入するのだが……。(Wikipediaより)

映画「バッドボーイズ2バッド」ネタバレあらすじと結末 | hmhm

 

 

 

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1647.アルペドリーニャの町角

2018-12-07 14:34:03 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月7日(金曜日)霧のち曇り時々晴れ。19℃~8℃。降水確率0%。湿度94%(7:55)65%(14:31)。北の微風。紫外線量2。昨夜半から霧が立ち込め早朝には濃霧。すぐに霧は晴れるが曇り空で寒い一日。淡色の夕焼けが美しい。

淡彩スケッチ』の撮影、補正、切り抜き、縮小画像を作りフォルダに挿入。(1651-1660)

『きょうのニュース』鉄道の切符売り場ストライキ。外科のストライキで全国3000人の手術がキャンセル。グアルダの刑務所看守ストライキ。リスボンでヨーロッパPS(社会党)大会、ヨーロッパの未来。ベナベンテに住む資産家アルバロ・ディアス氏ロールス・ロイス事故死のミステリー。ペニシェの学生寮で爆発事故、4人怪我。アルジェメラ山で新たな鉱物資源?アテネで暴動、15歳の少年死亡。パリの暴動も収束の気配なし。中国のフアウエイ社製の携帯、世界的にボイコットの動き。メッサオン・フリオに架かる石橋と国道108号線が危険。ルイ・ヴィットリア監督のベンフィカがヴィットリア・セトゥーバルと対戦。

『昨夜の映画』は

崖っぷちの男』(Man on a Ledge)2012年。アメリカ映画。102分。監督:アスガー・レス。4千万ドルのダイヤモンドを強奪した罪で刑務所に収監されている元刑事ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)は、元同僚マイク・アッカーマン(アンソニー・マッキー)との面談で父が危篤状態であることを知る。結果、父親は亡くなり、マイクの計らいで葬儀に出席することを許されるが、その場で騒ぎを起こし逃亡する。 その後、ニックはJ.ウォーカーを名乗ってニューヨーク・ルーズベルトホテルの高層階に部屋をとり、飛び降り自殺を図ろうとする。制止しようと説得する警察に対しニックは、女性刑事リディア・マーサー(エリザベス・バンクス)を交渉役として指名する。 ジェイミー・ベルジェネシス・ロドリゲスエド・ハリス。(Wikipediaより)

映画『崖っぷちの男』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

ハングリー・ラビット』(Seeking Justice)2011年。アメリカのサスペンス・アクション映画。 105分。監督:ロジャー・ドナルドソン。ニューオーリンズで高校教師を務めるウィル(ニコラス・ケイジ)は音楽家の妻ローラ(ジャニュアリー・ジョーンズ)と幸せな日々を送っていたが、ある日、ローラが何者かに暴行を受け負傷してしまう。 病院で激しいショックに動揺するウィルにサイモン(ガイ・ピアース)という謎の男が近づいてきて、彼に囁いた。「妻を襲った犯人を代わりに自分が始末してやろうか?」と。それは正義の名のもとに行なわれる“代理殺人”の提案だった。 ウィルは衝動的にその話に乗り、“代理殺人”は実行された。しかしそれから半年後、ウィルのもとにサイモンが再び現れ、今度はウィルが“代理殺人”を実行するように迫られてしまう。 (Wikipediaより)

映画「ハングリー・ラビット」ネタバレあらすじと結末 | hmhm

 

 

 

 

 

 

 

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1646.マルバオンの町角

2018-12-06 14:38:24 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月6日(木曜日)快晴。20℃~7℃。降水確率0%。湿度93%(8:08)69%(14:33)。北東のち北の微風。紫外線量2。降水確率0%の日が続く。靄がかかっているが雲はなし、雨が降りだすのは来週中程か?

スケッチに淡彩を施す。

きょうのニュース』ストライキがトップニュース、ポルト、コビリャオンの刑務所がストライキ。法務大臣がコメント。裁判所のストライキ。病院の診断、治療部門でストライキ。メム・マルティン高校の生徒がトイレや図書館の環境整備を要求スト。セトゥーバルの港湾労働者のストライキのその後。住宅ローンの利子引き下げ。マルセロ・ソウザ大統領が国際ボランティアの日に貧しい人への食糧支援注ぎ分けボランティア。マリオ・センテノEU経済長官が2019年度の見通し。燃料高騰に端を発したパリ暴動の鎮圧行動は行き過ぎ?アルゼンチン女性殺害に抗議行動の波。ブラガンサ、ポルティマオン間の飛行運賃は往復148€。リバプール、フンシャル間の旅客船。国連ポルトガル語教育協定。リスボン空港の利用増大でロンドン、パリ、フランクフルトなどに次いでヨーロッパで5番目。2018年に見られたベストYouTube。

『昨夜の映画』

クロッシング』(Brooklyn's Finest)2009年。アメリカ映画。 132分。監督:アントワーン・フークア。3人の警察官が交差する群像劇を描いたクライムサスペンス。ニューヨークのブルックリンにある犯罪多発地帯で起きた事件に交錯する3人の警察官を描いた作品。退職間近で事なかれ主義のエディ(リチャード・ギア)。麻薬捜査課のサル(イーサン・ホーク)は家族の為に引越しを考えるも頭金の用意もままならない。ギャングの中で潜入捜査官をしているタンゴ(ドン・チードル)は自らの人生を犠牲にしてまで任務に着いて来た。そんな3人それぞれに転機となる事件が発生する。抱える問題と正義感に揺れ動く中、3人が交わるようにして物語は進んでいく。(Wikipediaより)

映画「クロッシング」ネタバレあらすじと結末 | hmhm

ステイ』(STAY)2005年。アメリカ映画。101分。監督:マーク・フォースター。精神科の医師であるサム・フォスター(ユアン・マクレガー)が担当していた患者、ヘンリー・レサム(ライアン・ゴズリング)が自殺する日時を予告して姿を消した。サムは彼を救うため必死で行方を探す。他に:ナオミ・ワッツボブ・ホスキンスジャニーン・ガラファローB・D・ウォン。(Wikipediaより)

『ステイ』映画ネタバレ感想解説 夢か?現実か?

 

 

 

 

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1645.マルヴァオンの町角

2018-12-05 14:35:48 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月5日(水曜日)晴れのち快晴。16℃~6℃。降水確率0%。湿度47%(8:00)80%(14:33)。北東の微風。紫外線量2。良く晴れているがごく薄い靄。トロイア半島の付け根、コンポルタあたりは靄で見えない。上空は快晴ながら多くの飛行機雲。きょうも戦闘機の訓練飛行。外洋(大西洋)には白波。

最近は椅子に座り過ぎ、左臀部に凝り、昨夜は按摩器を使う。

『きょうのニュース』シー・ジン・ピン(習近平)中国主席とマルセロ・デ・ソウザ大統領が会談、歓迎式典。その後、シントラ宮殿、その後、クェルースでアントニオ・コスタ首相が歓迎式典、17項目で貿易調印。国会議員のマデイラ、アソーレスへの渡航費用問題。家族の父子関係の問題点。政府はストライキが長引いている看護師との話し合いに入る。リスボンの刑務所で暴動のリスク。サン・ジョアン病院小児科病棟の工事の遅れ。英国のEU離脱でポルトガルとの貿易の影響。リスボンでジョエル・サルトールのユニークな動物写真展。きょうは国際ボランティアの日。

『昨夜の映画』はM・ナイト・シャラマン監督の2本立て。

シックス・センス』 (The Sixth Sense) 1999年。アメリカミステリー映画。130分。脚本・監督:M・ナイト・シャマラン。死者が見える少年と彼をサポートする小児精神科医の体験する「未知の世界」と2人の交流、そして少年が自分の持っている第六感とどう向き合って生きていくかを描く。 冒頭には、「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」というブルース・ウィリスからの前置きが話題となり、本編もそれを裏切ることのない衝撃を含む内容で大ヒットした。この作品の成功によって、M・ナイト・シャマランは一流監督と見なされるようになった。また、ハーレイ・ジョエル・オスメントも天才子役という評価を決定付けた。マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)は第一線で活躍する小児精神科医。これまで多くの子供を心の病から救ってきたが、あるとき彼の自宅に、10年前の少年期にカウンセリングを施したヴィンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)という青年が現れる。マルコムはグレイに「自分を救ってくれなかった」となじられ、銃で撃たれてしまう。その直後、ヴィンセントが目の前で自殺したことで、マルコムは彼を救えていなかったことを思い知らされる。 それから1年後、マルコムは、妻から無視される理由が理解できず、彼の妻との間に隔たりが生まれていると感じていた。妻は別の男とささやかな愛情を育み、それに反して省みられずに苛立つ日々で自信を失ったマルコムは、苦悩と悲しみに暮れる。 そんな中、マルコムは少年のコール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と出会う。コールの姿にヴィンセントを重ねたマルコムは、彼を救うことで、ヴィンセントを救えなかった自分をも救えるかもしれないと考える。必死になって受け入れて貰おうとするマルコムに、コールはやがて心を開き、隠していた秘密を打ち明ける。コールには死者が見えてしまう「第六感(霊感)」のことで悩み、怯え続けていたのだ。この能力のため、コールは学校中の生徒や教師から「化け物」と異端児扱いされ、事情を知らない母親ともすれ違っていた。当初は幽霊の存在に懐疑的だったマルコムも、やがてコールの言葉を受け入れるようになり、死者がコールの前に現れる理由を共に探り始めるようになる。 その後、とある少女の霊との出会いにより、死者たちが自分たちの満たされぬ思いを癒して欲しいがために自分の前へ姿を現していたことを知ったコールは、自分の特異な能力の意義を理解してついに悩みを克服し、自分の能力のことを母に打ち明ける。 一方、未だ妻のことで悩んでいたマルコムは「妻が寝ているうちに話しかけろ」というコールの助言に基づき、自宅で居眠り中の妻にそっと話しかける。そして妻の漏らした寝言を聞き、ようやく自分自身が既に死んでゴーストとなっていることに気づく。全てを悟り心の傷を癒されたマルコムは、苦しみから解き放たれ、天へと召されていくのだった。 (Wikipediaより)

シックス・センス>ねたばれあらすじ

【お客さまへお願い】この映画のストーリーには『ある秘密』があります。これから映画をご覧になる皆さまは、その秘密をまだご覧になっていないお友だちやご家族に決してお話しにならないようお願いします。 ブルース・ウィリス〟(直筆のサインつき)

アメリカ・フィラデルフィア州。マルコム・クロウは優秀な小児精神科医として、称えられていました。私生活では、妻のアンナとも順調です。その日、児童心理学の市民栄誉賞を受賞したマルコムは、妻のアンナに「私のことは後回し」と皮肉めいたことを言われながらも、仲良く帰宅しました。家でふたりきりで改めて乾杯しようとした2人は、寝室の窓ガラスが割れていることに気付きます。人影がバスルームに移動したのを見たマルコムは、開いてみました。そこにはブリーフ1枚のやせぎすの男が、立っています。泥棒か麻薬患者かと思ったマルコムが声をかけると、男は「俺のことが分からないのか」と言いました。マルコムは、男が自分の元患者だと気付きますが、すぐには名前が出てきません。しかし男が「両親が離婚して、10年経過しても、俺はけっきょく治らなかった」と嘆く言葉を聞いて、ヴィンセント・グレイという患者だと気付きます。ヴィンセントはマルコムの腹を撃ち、その後、自分の頭を撃って自殺しました。ベッドに倒れ込んだマルコムは、ヴィンセントを救えなかったことを悔やみます…。〔翌年の秋 フィラデルフィア南部〕ヴィンセントの事件がきっかけで、マルコムは妻・アンナと疎遠になっていました。すれ違いの生活が続き、アンナと会話することもなくなります。マルコムが話しかけても、アンナはかわすのです。ヴィンセントを治せなかった悔いが残るマルコムは、ヴィンセントと似た症例の9歳の少年コール・シアーを気にかけました。コールとヴィンセントを重ねたマルコムは、コールを救うことができれば、ヴィンセントへの供養にもなると考えます。コールの両親は離婚しており、コールは母・リンと2人暮らしです。学校でもコールは孤立しており、情緒不安定なところがありました。マルコムがコールに接触しようとすると、コールは早足で教会へ逃げ込みます。マルコムがコールにダテメガネを指摘すると、コールはマルコムに「あなたはいい医者?」と聞きました。マルコムは「さあね」と言葉を濁します。マルコムが帰宅すると、妻のアンナは酔い潰れて寝ていました。廊下の下にある地下室は、いくらドアノブを回しても開きません。(この部分、あとで伏線回収される)マルコムは書斎へ行くと、コールがひとりで人形を相手に呟いていた言葉を、ラテン語辞典で調べてみました。翻訳すると「闇の底より主に訴えかける」という意味でした。(この言葉もあとで伏線回収される)コールは母・リンと2人で暮らしていますが、リンはコールの謎の行動が理解できません。コールのネクタイが汚れていたので、洗濯機に入れるわずかの間に、台所の棚と引き出しが全部開いており、リンは驚きました。思わずヒャッと声をあげます。平静を装って「何が欲しかったの?」と聞きますが、コールは答えを濁しました。タルトクッキーとごまかします。コールが席を立った後、大人の手形が残る(体温の跡)のですが、母は気付きませんでした。登校時、コールは同級生のトミーと仲良しの振りをしてもらい、母を安心させます。コールは学校へ行ったものの、入るのが嫌でした。しかしさぼるわけにもいかず、足を踏み入れます。 学校から帰宅すると、母・リンと一緒にマルコムがいました。コールは「キックボールの選手に選ばれた。胴上げされた」と明るく嘘をつきます。母が中座した時に、マルコムはコールに椅子へ座るよう言いました。しかしコールは嫌がります。マルコムは「心を読むゲームをする。合っていたら一歩近づいて、椅子のところまで来たら座る。違っていたら扉へ後退する」と言いました。コールは黙ってうなずきます。マルコムは最初、コールの状況を言い当てました。離婚直後に母は、コールをマルコムのような精神科医のところへ連れていったのですが、誰も救えませんでした。しかし肝心のところがマルコムにも分からず、コールは後退を続けます。(知り合って間もないから)コールは扉のところへ着くと「いい人だけど、先生は僕を救えない」と言って部屋を去りました。レストランにいる妻・アンナに話しかけますが、アンナは知らんぷりをします。アンナはひとりで食事をすませ、話しかけるマルコムを置いて店を去りました。「いい結婚記念日を」と立ち去り際、アンナは呟きます。額に飾った写真を見た母・リンは、コールの写る写真に謎の光がさしているのに気付きます。気をつけて見ると、それはすべての写真にありました。しかもコールの視線はその光に向いています。社会科の授業で、学校の先生が「この場所は以前、何の建物だったか」と言い出しました。迷いつつコールが挙手し、「絞首刑をやったところ」と答えます。先生は「裁判所」と訂正しますが、コールは絞首刑だと言い張りました。先生は怒ります。同級生のパーティーに招かれたコールは、そこで同級生の少年2人に、部屋に閉じ込められるイタズラを受けました。「牢屋入り」というイタズラですが、少年2人はコールがそこまで拒絶反応を示すと思わず、驚きます。響き渡るコールの悲鳴で駆け付けた母・リンは、コールが気絶し、身体に傷がついていたことで、病院で虐待を疑われました。パーティーのあとで、母も同級生の家に電話をかけ、詳しい事情を聞いてみます。マルコムとその後も会ったコールは、ある時、マルコムに質問しました。「どうして悲しいの?」と聞かれたマルコムは、正直に話をします。誠実に応じることで、コールには同じ失敗を繰り返したくないからです。仕事に打ち込んだけれども、救えなかった子ども(ヴィンセントのこと)がいて、それがきっかけで妻との関係も変わってしまったことを告げ、「その子にそっくりな子がいる。今度は救いたい」と言いました。それを聞いたコールは、自分の秘密を話すとマルコムに言います。コールは「死んだ人が見えるんだ。しょっちゅう。それはどこにでもいて、普通に歩いてしゃべり、自分が死んだと思っていない」と告白しました。 当初、マルコムはコールの言葉を鵜呑みにしませんでした。幻覚や妄想が出ていると受け取り、精神分裂症だという結論を下します。入院措置が必要で、自分の手に負える分野ではないと判断しました。…しかし。コールのこの言葉は、真実だったのです。夜にトイレに立ったコールは、背後に女性が通った気配を感じました。幽霊が現れると、室温が少し下がり、コールの息が白くなります。その日コールが見た幽霊は、夫婦喧嘩の末に殺された中年女性でした。怖いのでコールは、部屋に張っているテントにもぐりこみます。その後もコールはマルコムに、幽霊の話をします。マルコムは話を聞きますが、まだ本気にはしていませんでした。母がコールに、祖母の形見のペンダントを机の中に隠しただろうと言います。コールは「していない」と言いますが、母・リンはコールがうそをついていると思い、苛立ちました。父の銃にイタズラして死んだ少年の霊を見たコールは、母のところへ行きます。母はもう怒っておらず、仲直りしました。妻のアンナが他の男性と親しくなっているのを見たマルコムは、怒りました。男性とアンナがいいムードの時、店のガラスが割れます。コールは自分の秘密を話したことで、マルコムに助けてもらいたいと考えていました。しかし妻との関係が悪化しているマルコムは、「私にはコールを治せない」と言います。どうにかならないものかと、自宅の書斎で頭を悩ませていたマルコムは、改めてヴィンセントとコールの症例が非常に似ていると感じました。ためしに、昔のヴィンセントとの会話を録音したテープを聞き直してみます。途中、ヴィンセントが「ここは寒いな」と言っていました。さらに聞いてみると、マルコムがカウンセリングを中座した時に、かすかな物音がします。音量をマックスにしてみると「ヨ・ノ・キエロ(「死にたくない」という意味のスペイン語)」が聞こえました。ヴィンセントも、幽霊が見えていたのです。(最初にコールがラテン語を話していたのは、幽霊から聞いていたから)ヴィンセントが心霊現象に悩まされており、コールも同じだと気付いたマルコムは、コールの発言を少し信用しました。まだこの段階では半信半疑ではあるものの、マルコムはコールにアドバイスします。「幽霊はこの世に未練があって留まっている。君に助けを求めている。だから、聞いてやればいいんだ」そう言われたコールは、マルコムの言葉を信用しました。テントの中に少女の幽霊が現れ、いきなり吐き始めたのを見たコールは、怯えます。一度は怯えてテントから逃げ出したものの、戻ったコールは少女・キラに「何か言いたいことがあるの?」と聞いてみました。コールはキラから話を聞き出し、行動に移します。マルコムとコールは、バスに乗って別の町に行きました。ずいぶん遠い町まで行くと、葬儀が開かれています。キラの葬儀です。たくさんの弔問客が家に押し寄せていました。そこの家は姉妹がいますが、姉のキラが死に、妹の方も謎の病にかかっています。弔問客にまぎれて入ったコールは、2階へ上がり、キラの部屋に行きました。ベッドの下にキラがおり、コールにだまって箱を差し出します。それを持ったコールは、キラの父親に箱を渡しました。「彼女(キラ)の伝えたいことがここにある」と言います。 箱の中身はVHSでした。父はその場で再生します。つられて、周囲の弔問客も見ました。そのビデオは、病の床のキラが人形で芝居するところを録画する、一見するとほほえましいものでした。カメラは棚に隠されています。そこへ母がやってきて、キラはベッドに戻りました。母はキラに背を向ける形で(カメラには正面を向いた形になる)、床洗剤を食事に盛っていました。キラは母親に洗剤を盛られて毒死しており、同じ運命をたどりつつある妹の身を案じ、父親に告発したかったのです。葬儀の席でそれが露見し、父とビデオを見た弔問客は、妻に非難の目を向けました。(注:妻は「代理ミュンヒハウゼン症候群」ではないかと思われる。病気の子どもを看病することで、自身が注目を浴びたい病気。但し詳しく描かれないので、違う事情を抱えているかもしれない)コールはキラの妹に好きな人形を渡し、キラの思いを伝えました。キラの一件で幽霊への対処法が分かったコールは、自信が生まれます。学校生活も順調にいきはじめたコールは、同級生とも打ち解けられました。マルコムはそれを見て、安堵します。別れ際、コールはマルコムにヒントを与えました。妻のアンナとうまくいく秘訣として「眠っている時に話すんだ。意識のない時に」と言います。マルコムもコールに、母親に告白しろと言って別れました。帰り道が渋滞にはまった車中で、コールは思い切って母に幽霊が見えると告白します。母・リンはすぐには信じませんでした。コールは渋滞の先で事故があり、女性が死んだと話します。バイク便の若い女性が窓の外に立っていると告げますが、母には見えないので信じません。コールは祖母のペンダントに関して「勝手に持ち出して悪かったと、お祖母ちゃんが言っていた」と言いました。「ママに、『ダンスを見た』と言ってくれと告げていた」とコールは話します。ダンス会の直前に祖母と母が口論になったことについては、母が幼少期のことなので、コールが知る由もありません。それを細部にわたって再現し、「後ろの方で実は見ていた」と言うコールの言葉を聞いて、母・リンは驚きます。コールは「ママがお墓でいつもする質問に、答えは『毎日』と言った。なんて質問したの?」と聞きました。母は、「私を愛してくれていた?」という質問だったと言い、息子・コールを抱きしめます…。(母はコールの能力を信用したので、親子の関係も希望が見える)マルコムが帰宅すると、妻のアンナは結婚式のVTRを再生しながら、酔いつぶれていました。マルコムはコールに聞いたとおり、眠っているアンナに話しかけると、アンナは「なぜ私を置き去りにしたの?」と聞きます。アンナの持っていた指輪が、転がり落ちました。アンナの指には、結婚指輪がはまっています。自分の結婚指輪をアンナが持っていた…自分は結婚指輪をしていなかった…という事実に思い当たった時、マルコムは衝撃的な事実に至ります。マルコムはすでに、死んでいたのです。コールは最初に、ヒントを与えてくれていました。「幽霊は、見たいものだけが見える」地下室の扉が開かないのは、マルコムの死後、ワインセラーへの地下室の扉の前に、アンナが机を置いていたからでした。(マルコムが死んだ日、2人はワインで乾杯しようとしていた。アンナが地下のワインセラーに行ったあと、寝室で悲劇が起こる)「幽霊は自分が死んだと思っていない」マルコム自身も、自分が死んだと思っていませんでした。…コールに自分が今まで接していたのは、妻・アンナへの未練と、元患者のヴィンセントを救えなかった心残りがあったからだと気付いたマルコムは、もうあの世へ行こうと考えます。妻に別れの言葉をかけ、マルコムは去りました。(hmhmより)

ハプニング』(The Happening)2008年。アメリカサスペンス映画。91分。脚本・監督:M・ナイト・シャマラン。ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。髪留めで自らの首を刺す女性、工事現場で次々と飛び降りる作業員たち。果たしてこの行動の原因は何なのか?テロか、放射能汚染か、環境汚染か。キャスト:マーク・ウォールバーグズーイー・デシャネルジョン・レグイザモスペンサー・ブレスリンフランク・コリソンアラン・ラック。(Wikipediaより)

ある日、ニューヨークのセントラルパークで人々が突然時が止まったかのように立ちつくし、中には唐突に自らの命を絶つという事態が発生。また、とある工事現場では作業員たちが次々とビルの屋上から身投げする不可解な惨事が起きていた。この異常現象はアメリカ全土へ拡がりをみせ、多数の犠牲者を生んでいく。判明しているのは、彼らはみな、死ぬ直前に言語と方向感覚を喪失していることだけだった。これら大事件の報せを受けたフィラデルフィアの高校教師エリオットらは、妻のアルマたちと共に安全な場所を求めて避難を開始。その道中で人々の凄惨な姿を目の当たりにしながら、やがて自然界の生物がこの大惨事に影響を及ぼしていることを知るエリオットたちだが…。(allcinemaより)

以下(映画レビュー)より。M・ナイト・シャマラン自己満足映画と酷評されているハプニングを見ました。映画自体は正直可もなく不可もなくという感じの作品。これはほめているわけではありません。お、盛り上がるのか?!そろそろ盛り上がるだろう!お、来たか?!と思っていたらいつの間にか終わっているという相変わらずの風呂敷を広げて全くたたまない感じは彼らしい作品です。しかも原因解明も特に行われず、変人ぽいおっさんが「植物が悪さをしている!」という突拍子のない発言だけで物語が進みます。通常パニック映画といえば登場人物が何かしらの怪物であったり、ディザスターであったり、病気であったり、苦しみながら死んでいくというのが一流なのですが、本策ではパニック映画でありながらずっと静かな流れで物語が進みます。原因不明の自殺したくなる衝動に駆られるという前代未聞の設定により静かに人が死んでいきます。そのため盛り上がりに欠けてしまい。見所といえば、はじめのほうの人がどんどんビルから飛び降りるシーンくらいでしょうか。それもR指定を嫌ってか自殺のシーンはほとんどがカット。折角いい題材を持ってきているのにそこをカットしてしまうのかという残念さ。それでも気になるのはやはり彼が広げた風呂敷をどういう風に回収したかったかの議論でしょう。ここからは他の人の説も頭に入れながらの仮説を立てていきます。作中でも植物が出すなんらかの物質が影響を及ぼすのではないかという話がありました。単に植物が進化して環境破壊をする邪魔な人間を排除し出した。ダーウィンの進化論よろしく適者生存でどんどん人間が死滅していったという考え方です。ただし、これでは突然始まり、突然終わった理由が説明できないですね。しかもアメリカの次に突然ヨーロッパで起きるのも地理的な遠さから見ても単純な植物の進化説で済ませるのは無理があるように思います。原因が植物かどうかは置いておいて、これは神の間引きだという説があります。増えすぎた人間を神様が少しずつ間引くために見えざる手によってどんどん人間を自殺させていくという説です。この説によると一定数まで間引きが完了するとミッション終了するため生き残った人間がいてもいいと思います。たしかに作品中でもフィボナッチ数列を説明するシーンがあります(車内で女の子を落ち着かせるため)つまり繁殖をはじめた生き物はネズミ算式に増えていくことを暗にほのめかし人間が増えすぎたことを言っているのでしょう。しかし、なぜアメリカの東海岸だけなのでしょうか?中国やインドの人口を考えるとそっちのほうがターゲットになりそうですよね。人口密度ならバングラとかのほうがありえる?しかもヨーロッパでさらにはじまったのはなぜでしょうか?地域ごとにやっているから?神様がそんな地理的なことをするでしょうか。そもそももし神様なら根本的に子供が生まれない世の中にしそうじゃないですか?神様の説にすると一見合理的な説明ができそうですが、ここは敢えてもう1つの説を立てたいです。はじめに蜜蜂が都会から消えている話が出て来ます。ググれば出てくる話ですが、これは農薬による影響の説が濃厚です。作中でも温暖化の影響などの議論が出ていますが1つの結論が、自然がやっていることを人間は単に理論で説明しているにすぎないのだから、それを完全に理解することはできない、という説があります。回答になっていないと思われるかもしれませんがこれはある意味真理です。人間は色んな説を科学的に、理論的に説明しますが、それが実際の原因かは必ずしも重視されないのです。つまり今回も色々な説を出しながらも結局は何が原因かなんて判断できないというのがオチなのかもしれません。あえてこの作品はあたかも何か自然的な力が働いて異常現象が起きているように見せていますが、この超常的な現象に原因なんてないのかもしれませんね。これを作った監督は今頃今回の原因を議論している人間を見て嘲笑っているのかもしれません。何か合理的な説明ができるはずと信じて何度も映像を見返したり議論したりしている人を、すべて説明できるわけではないことが世の中にはあるという警鐘を鳴らしているのかもしれませんね。(映画レビューより)

 

 

 

 

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1644.アランドロアルの城

2018-12-04 14:43:34 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月4日(火曜日)快晴。19℃~4℃。降水確率0%。湿度96%(7:49)62%(14:41)。東のち南西の微風。紫外線量2。最低気温が4℃は今期最低?全国的には温かくなっているのにセトゥーバルだけ低い気温。今朝もメルローの囀り。酷い結露。昼間、窓際では陽射しが温かいが陰に入ると底冷え。戦闘機が5機青空の中に飛行機雲。

TIさんからメール。長年住んだシンガポールを引き上げて沖縄に移住するそうだ。

『きょうのニュース』プロの消防士がコメルシオ広場で賃上げストライキ。GNRがグアルダの教会前で暴動訓練を市民に披露。タンコス軍基地武器横流し事件の判決は不公正と国会。エルバスのグアディアナ川に29歳の漁師が乗った車が転落事故。ヴィゼウのガソリンスタンドで爆発。ベンフィカへのEメール問題民事訴訟。中国のシー・ジン・ピン(習近平)主席がリスボン訪問、交通規制で住民困惑。マリオ・センテノEU経済相が2019年度EU予算で経済再建計画。テレサ・メイ英首相が英議会でEU離脱問題の説明、町角でも賛成反対派が抗議行動。モドリッチが2018黄金ボール。女子サッカーはノルウエーのアダ・ヘーゲルブルグ。ポルトガルサッカーはFCポルト、スポルティング、ブラガ、ベンフィカの順。

『昨夜の映画』は

荒野の七人』(The Magnificent Seven)1960年。アメリカ映画。 127分。監督:ジョン・スタージェス。黒澤明監督の日本映画『七人の侍』(1954年)の舞台を西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク映画。後に第二作『続・荒野の七人』(1966年)、第三作『新・荒野の七人 馬上の決闘』(1969年)、第四作『荒野の七人・真昼の決闘』(1972年)などの続編が制作された。 国境を越えたメキシコの寒村イズトラカンは、毎年刈り入れの時期にカルベラ率いる盗賊に作物を奪われ苦しんでいた。そして今年は作物ばかりか1人の村人が殺された。自分たちは耐えられても子どもたちにこの苦しみを与え続けるわけにはいかない。ミゲル(ジョン・アロンゾ)は長老に相談し、盗賊と戦う銃を買うために金を出し合って、国境を越えてテキサスに向かった。 メキシコに近いテキサスの辺境の町では、行き倒れた先住民の死体を誰も葬らないので、見かねた行商人たちが葬式をしてやろうとしていたところだった。しかし町では先住民の埋葬が禁じられており、周囲は敵意むき出しの荒くれ者ばかりで、誰も霊柩車の御者を引き受けない。だが1人のガンマン・クリス(ユル・ブリンナー)が御者として名乗り出て、それを見たもう1人のガンマン・ヴィン(スティーブ・マックイーン)が助っ人を買って出た。2人に共感するガンマン達からライフル銃と霊柩車の弁償代を借りたクリスとヴィンは、通りの窓や屋根からの狙撃者にすばやい銃さばきで弾を撃ちこみながら霊柩車で街を進み、墓地まで死体を運ぶ。そこで数名の住人たちに銃を突きつけられるも、2人はこれを難なく退けて先住民を埋葬し、町は歓声に包まれる。 ミゲルたちは、緊迫した状況なのに冷静に対処する2人の男を見て、その勇気にかけて「銃の買い方と撃ち方を教えてくれ」と懇願する。クリスは「銃を買うよりガンマンを雇った方が良い」と言って助っ人を引き受け、彼の人柄に惹かれたヴィンも協力を申し出る。だが1人2人のガンマンでは勝ち目がない。せめて7人のガンマンが必要だった。 村の全財産を持ってきたと言っても、1人わずか20ドルしか報酬はない。2人は町を探し回り、儲け話に目がない旧友ハリー(ブラッド・デクスター)、歴戦の強者である怪力のベルナルド(チャールズ・ブロンソン)、投げナイフの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)、凄腕の賞金稼ぎだが今は追われる身のリー(ロバート・ヴォーン)、勝手についてきたガンマン志望の若者チコ(ホルスト・ブッフホルツ)を仲間に加える。 20ドルの報酬で雇われた7人の凄腕ガンマン達は、村人たちとの交流を経て、カルベラ(イーライ・ウォラック)一味を迎え撃つ。予想外の戦力に対してカルベラたちは混乱し、村を襲うも7人のガンマンによって撃退される。一時は勝利したことで村人達が安堵し、楽観した雰囲気が広がる中、チコは村娘ペトラ(ロゼンダ・モンテロス)と惹かれあう。 しかし数度の小競り合いで引き上げるかに見えたカルデラ達が、是が非でも村から食料を奪わねばならないほど追い詰められている事が明らかになる。皆殺しを恐れた村長ヒラリオはカルデラへ降伏しての談合を決意し、ガンマンたちを裏切ってカルベラ一味を村に引き入れてしまう。 カルベラによって一時は村から追い払われた7人であったが、村人たちの苦渋の決断とカルベラ達から受けた侮辱に対し、村から盗賊を追い払うため壮絶な戦いに挑む。 決戦の後、生き延びたガンマン達に長老は「農民が勝った。農民は大地と共に永遠に生きていける。あなた達は大地の上を吹きすぎていく風だ。イナゴを吹き飛ばし、去っていく」と声をかける。クリスたちと旅立とうとしたチコだったがペトラのもとに駆けていき、農民として生きる事を決意する。仲睦まじく農作業をする彼らの姿に、クリスは長老の言った通り「勝ったのは俺たちではない。農民たちだ」と笑って、ヴィンと共に荒野へと去っていった。 (Wikipediaより)

エリジウム』(Elysium)2013年。アメリカのSF映画。109分。脚本・監督:ニール・ブロムカンプ。荒廃してしまった地球とエリジウムと呼ばれるスペースコロニーを舞台とする。2154年、超富裕層は、大気汚染や人口爆発により生活環境が悪化した地球から離れて、衛星軌道上に建造されたスタンフォード・トーラス型スペースコロニーエリジウム」で暮らしている。アーマダイン社が設計・施工したエリジウムでは、高度な科学技術によって市民は傷病から解放され、水と緑にあふれた理想郷での暮らしを享受できる。それは地球上で暮らす貧しい人々の憧れとなっている。 一方、荒廃してスラム化した地上では、人々は過酷な労働とエリジウムより遥かに制約の多い医療やドロイドによる厳しい監視に喘いでいる。市民はエリジウムの生活に憧れ、密航を企てる者もいるが、エリジウムはドロイドや犯罪者崩れの傭兵を配して侵入者の排除に努めている。反移民法を強硬に執行するエリジウムの防衛長官デラコートジョディ・フォスター)は、政敵排除のため経営不振のアーマダイン社のCEOカーライル(ウィリアム・フィクナーを巻き込んでクーデターを計画している。 そんな中、ロサンゼルスで育ちアーマダイン社のドロイド工場で働くマックスマット・デイモン)は、幼馴染のフレイ(アリシー・ブラガと偶然再会する。ある日、マックスは工場での作業中の事故により致死量の放射線を浴び、余命5日と診断されて解雇される。マックスはエリジウムの先端医療に希望を求め、闇商人のスパイダー(ヴァグネル・モーラと取り引きし、エリジウムへの片道切符と引き換えにエリジウム市民を襲い、その富へのアクセス権としての脳内データを奪うことに同意する。弱り切った肉体能力を飛躍的に高めるエクソスケルトン(強化外骨格)を神経系と直結する手術を受けたマックスは、カーライルを標的に選ぶ。 データ強奪は成功するが、傭兵クルーガー(シャールト・コプリー)との戦闘のなかでカーライルは死ぬ。クーデターに用いるためのエリジウム再起動プログラムを脳内にコピーしたマックスは執拗に狙われる。負傷したマックスに手を差し伸べ看護したフレイには、白血病で余命のない幼い娘マティルダがいる。マティルダから包帯を巻いてもらいながら、マックスはマティルダが語る物語のあらすじを聞く。「小鳥を助けたカバは見返りに何を得たのか」と問うマックスに「友達を得た」のだとマティルダは答える。脳内データを人質代わりに、マックスは傭兵のシャトルをハイジャックし、先にシャトル内に拉致されていたフレイ、マティルダとともにエリジウムに向かう。エリジウムでクルーガーと死闘の後、マックスは自らの死と引き換えに、全地球人口をエリジウム市民に加えて再設定したエリジウムのリブートボタンを押す。 (Wikipediaより)

 

 

 

 

「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」

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1643.アルカサール・ド・サルの町角

2018-12-03 14:39:39 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月3日(月曜日)晴れ時々曇り。17℃~6℃。降水確率0%。湿度94%(7:41)76%(14:36)。東のち北東の微風。紫外線量2。トルコ石ブルーの空にサーモンピンクに浮かぶ雲の朝焼けが美しい。今朝もメルローの囀り。昼間は薄い雲があるものの概ね晴れ。

『ポルトガルの野の花』学名アルファベット順サムネイル目次がブログ内に完成。引き続き『ポルトガルの鉄道駅』のサムネイル目次に取り掛かる。

『きょうのニュース』マクロン大統領に不満、パリの暴動は激化。GNRが暴動対策訓練。裁判員のストライキで裁判のキャンセル。マデイラの裁判所でもストライキ。外科看護師のストライキ、リスボンのサンタ・マリア病院、ポルトのサント・アントニオ病院、コインブラの病院でも。パウロ・サンデ氏がEUの防衛長官に立候補。今年は7万3千人の新生児誕生で増加傾向。リスボンの遊園地跡地フェイラ・ポピュラーの土地売り出し。コンポルタでも広大な土地、整備、売り出し。グアダラハラで行われているポルトガル本フェア―に80万人の入場者。今日は国際障害者の日。一昨日、昨日に全国で行われたバンコ・アリメンタールに40万人が協力、2146トンの食糧が寄付された。

『昨夜の映画』は

ボーン・スプレマシー』(The Bourne Supremacy)2004年。アメリカ映画。108分。監督:ポール・グリーングラス。『ボーン・アイデンティティー』の続編。ロバート・ラドラムのベストセラーとなったスパイ・スリラー小説『殺戮のオデッセイ』の映画化。続編は『ボーン・アルティメイタム』。CIAのパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)は、ベルリンである事件の調査を行っていたが、何者かの襲撃を受け、調査チームの一人が死亡。時を同じくして、人目を避けインドのゴアで暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)と恋人のマリー(フランカ・ポテンテ)に刺客が迫り、マリーはボーンの身代わりに射殺されてしまう。ボーンはCIAが自分を始末しようとしていると推測し、マリーの復讐を決意する。CIAのパメラは現場に残されたボーンの指紋から襲撃犯はボーンだと考えボーンを追う。そしてベルリンとモスクワを舞台に、次第に「トレッド・ストーン計画」に隠された真実が明らかになっていく。(Wikipediaより)

ボーン・スプレマシーのネタバレあらすじ

ボーンは、ヨーロッパの街並みが流れる中、コンクリンから訓練の仕上げだと言われます。そして女性の悲鳴と銃声を聞き、彼は目が覚めました。ボーンは頭痛薬を飲み、外に出ます。その横にマリーが寄り添い、同じ夢かと尋ね、書き留める事を薦めます。この2年、悪い夢ばかりを書き留めると嘆くボーンに彼女は、その内良い記憶も出てくると慰めます。ドイツベルリンにて、CIAの作戦が進行していました。重要な情報を買い取る作戦ですが、そこに邪魔が入り、買い手の情報員と売り手の両方が殺害され、金も情報を記載したファイルも奪われてしまいました。奪った男は、ホテルで依頼人らしき眼鏡の男と会い、奪った物を渡します。受け取った眼鏡の依頼人は、その男に別な仕事を依頼しました。町をうろつくボーンは、その町にそぐわない車を見かけ警戒します。そして、その車から降りてきた男を見た瞬間、走り去りました。車から降りた男、ベルリンで仕事請けた男はボーンを捜していました。ボーンは買出しに来ていたマリーを見付け、慌てて車に乗せます。混乱するマリーを余所に、ボーンは男と目を合わせてしまいました。車で逃げるボーンはマリーに見付かったと話します。勘違いかもというマリーにここ数日その男を見かけ、挙動不審だったと根拠を並べます。ボーンはマリーに運転を任せ、銃を取り出します。男はボーンの進路を先読みし、ライフルを設置します。追ってくる相手を殺さねばというボーンにマリーはやめてと懇願します。しかしその直後、マリーが狙撃され、車が川に落ちてしまいます。水中で人工呼吸するボーンですが、マリーは生き絶えていました。ボーンは即座に諦め、その場を離れて行きました。ベルリンの取引を指揮していたパメラは、現場に残されていた遺留品から指紋採取に成功します。その指紋を調べると、トレッド・ストーン計画の関係者に登録されていて、彼女は詳細を知る事は出来ませんでした。暗殺者は依頼人にボーン暗殺成功の報告をします。そのボーンは荷物をまとめ、部屋を出て行きました。パメラは作戦失敗を上司から責められます。しかし彼女は指紋の持ち主が判れば手掛かりが得られると情報を要求します。上司は、詳細な報告と引き換えにトレッド・ストーンの情報に触れる事を許可しました。指紋はボーンのものでした。パメラは関係者であるアボットと会い計画の話を聞きます。アボットは計画の概要を話し、コンクリンは計画を破綻させたので処分した事をほのめかします。パメラはベルリンの事件でボーンが容疑者だと告げました。CIA支局の一つで、ボーンがナポリに現れた事を掴みます。ボーンはパスポートの不備で拘束された所でした。パメラが追う情報は、7年前の情報漏えい疑惑に関するものでした。その頃コンクリンは他部署の情報を蓄えていて容疑が掛かっていました。そのパメラにボーン拘束の情報が舞い込みます。本部はボーンを尋問していた領事館員兼CIA局員に彼を確保しろと命令を出します。領事館員は銃を取り出すと、ボーンは徐に襲い掛かり領事館員を気絶させ、彼の携帯電話のクローンを作り、車を奪って脱出します。パメラは電話で領事館員に状況を確認します。領事館員はボーンに逃げられた事を報告します。ボーンはその報告を車の中で傍受し、情報をまとめ、自分が強奪事件の容疑者になっている事を知りました。パメラはヨーロッパに戻り、それにアボットも同行するよう命令が出ます。ボーンもベルリンに向かいますが、その時、例の夢が脳裏をよぎりました。アムステルダム、アボットはコンクリンの補佐をしていたニッキーを見付け、連れて行きます。その先でパメラはニッキーの当時の任務を聞き、ボーン捜索班に加えます。ベルリンに着いたパメラ達ですが、ニッキーからボーンが様々なミスを犯している事がおかしいと指摘し、ボーンに何か目論見があると忠告します。ボーンはミュンヘンのある家に忍び込み、その家主が家に戻って来た所を拘束しました。男はボーンを知っており、コンクリンが死んでトレッド・ストーンが終了した事を話します。彼も計画に所属していた工作員でした。男はボーンの隙を見て襲い掛かります。ボーンは止むを得ず男を殺します。男が作動させた警報装置でCIA局員が駆け付けてきましたが、ボーンはガスで家を爆破し、逃走を果たします。ボーンはベルリンに着き、パメラの宿泊先を付き止め彼女を尾行します。彼はパメラがベルリン支部に入るのを見届けると、その隣ビルの屋上出てライフルで彼女を捉えながら電話をします。ボーンは電話に出たパメラから、トレッドストーンの事と何故自分を追うのかを聞きます。パメラは先日の事件を話します。その時、例の夢に加え、ネスラーと言う名が脳裏に浮かび上がります。ボーンは支部の奥にニッキーの姿を見て、彼女を指名して出頭したいと言い出しました。パメラは、ニッキーがここに居ない振りをして時間を稼ごうとしますが、ボーンは電話を切りました。支局でニッキーの警護計画を練りますが、アボットが指示する狙撃手の配置をパメラが拒みます。パメラは自分が追うネスラーの一件を解明する為にボーンを生け捕りにしようと考えていましたが、アボットはそれを手緩いと批判します。彼女はアボットに押し切られるように狙撃手の配置を指示します。指定された駅に立つニッキーに、ボーンから電話で市電に乗れという指示が出ます。CIAは人込みでニッキーを見失い、その隙にボーンは彼女を連れ出します。ニッキーに着けられた隠しマイクが二人の会話をパメラに伝えます。ボーンは先日の騒動は自分には出来ないと声を荒らげ、ニッキーは怯えながら自分の立場を説明します。ボーンはこのベルリンが最初の仕事だと言い、ここで何があったかを聞きだそうとしますが、ニッキーはボーンの初仕事はジュネーブだと反論します。埒の開かない事を感じたボーンは、ニッキーを置いて姿を消しました。ボーンを探すパメラの生け捕りを目指している事に、何故かアボットは気付きます。そんな彼にコンクリンの部下だったダニーが報告したい事があると連れ出します。連れ出した先は、ボーンが証拠を残したとされる爆破工作の現場でした。そこを爆破する事で標的の目を潰す停電を作ったのですが、遺留品の爆弾を仕掛ける意味がないとダニーは報告し、誰かがコンクリンとボーンに濡れ衣を着せていると主張します。アボットはそれを聞いて、ダニーの首を折り殺害しました。ボーンはネスラーの事を調べ、その最期の場所であるホテルの一室に忍び込んでいました。ネスラーはロシアの政治運動家でしたが、妻に射殺され、その妻も自殺していました。しかしボーンは、その部屋で自分が二人を暗殺し、妻の仕業に見せ掛けた事を思い出していました。そこに手配書を見て通報を受けた警察が踏み込んできて、ボーンは逃走します。ボーンの逃走現場を知り、アボットは都合悪そうに自分の逗留先に戻ります。パメラは、何故ボーンはここに来たのかを疑問に思います。そこにダニーが死んでいる事を聞かされ、アボットに話を聞きに行きます。アボットはホテルの自室で、あるロシア人に電話をします。ロシア人は、アボットと裏取引をして財を成し、アボットはその分け前を貰っていました。ロシア人は、助けを求めるアボットを見限ります。絶望するアボットですが、そこにボーンが姿を現します。アボットはボーンに、先日取引される情報に自分が不利になる証拠があったと吐露します。それを聞きボーンは、マリーが悲しむからとアボットを殺さず、銃と小型録音機を残し去って行きます。その後パメラが部屋を訪れ、アボットは彼女にダニーを殺した事を認めます。アボットは、ボーンの残していった銃で自らの命を絶ちました。残された録音を聞き、パメラは事件の詳細を知ります。それでもボーンの捜索は続き、彼が列車に乗る所を監視カメラが捉えていました。行き先はロシアでした。黒幕のロシア人は、暗殺者を呼び出しボーンが生きている事を告げ、始末をするよう命令します。ボーンは電話帳である人物の住所を調べ、タクシーで向かいます。しかしその場所に、探しているネスラーの娘はいませんでした。近所の人から引越し先を聞きだしそこに向かおうとしますが、待たせていたタクシーが走り去っていきます。タクシーにボーンが手配している事が伝わった所為でした。ボーンはその様子で自分に手が及んだ事を知ります。歩き出すボーンを暗殺者が見付け銃撃します。ボーンに命中しましたが、それを見ていた警官が暗殺者を見て拘束します。暗殺者は警察関係者の身分を持っており、それが本物だとわかると開放されましたが、ボーンを見失ってしまいました。徒歩で逃げるボーンは、途中応急処置、武器になりそうな道具、そしてタクシーを盗み、モスクワの街を逃げ回ります。それを暗殺者も車で追います。ボーンは激しいカーチェイスの末、暗殺者の車を分離帯にぶつけます。大破した車の中で暗殺者はまだ生きていましたが、ボーンは見逃し、先を急ぎました。黒幕はパメラの情報でロシア当局に逮捕されますが、それを余所にネスキーの娘は自分のアパートに帰ります。するとそこには傷付いたボーンが居ました。強盗と勘違いし驚く彼女をボーンは宥め、両親の死について話し始めます。そして、自分が任務で殺した事を告白し、去って行きました。ニューヨークのオフィス、オフィスで憂えるパメラの電話が掛かってきます。電話の主、ボーンは、自分を捜していると聞き連絡したと言います。パメラはテープの礼と謝罪がしたかったといい、彼の本名と出身地、生年月日等を教えます。ボーンは、体を休めろといって電話を切り、次の場所へ向かいました。以上、映画ボーン・スプレマシーのあらすじと結末でした。(映画ウオッチより)

ボーン・アルティメイタム』(The Bourne Ultimatum)2007年。アメリカ映画。113分。監督:ポール・グリーングラス。記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)を主人公としたサスペンス・アクション映画『ボーン』シリーズの3作目である。原作はロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』。なお、題名のアルティメイタムとは最後通牒のこと。アメリカ合衆国の秘密プロジェクトとして、CIAが主宰した人間兵器作成計画「トレッド・ストーン作戦」の第1号として世に送り出されたジェイソン・ボーンは、ある任務がきっかけで記憶を喪失し、知らずして任務を放棄する形となった為、CIAから追われる身となった。 自分の身を守るため、記憶を取り戻す旅を続けながら、ボーンはCIAと戦い、現場責任者であったコンクリンを追い詰めて恫喝して去るが、事態の収拾の為、総責任者のアボットがコンクリンに刺客を放ち暗殺。 全ての責任をコンクリンに被せ、「トレッド・ストーン作戦」は中止し、新たなプランとして、「ブラック・ブライアー作戦」が開始される。 しかし、イギリスの新聞記者サイモン・ロスが、闇に葬られたはずの「トレッド・ストーン作戦」の存在を嗅ぎつけ、内容を世間に暴露しようとする。ボーンは新聞記事を見て、ロスに接触したが、CIAに尾行されていた為、守りながら、その場から逃走を図るも、ロスはCIAのスナイパーに射殺されてしまう。ボーンがロスの死の直前に聞いたのは「トレッド・ストーン作戦」の発展版「ブラック・ブライアー(黒薔薇)作戦」が進行中という情報だった。 ロスに接触した際、存在をCIAに察知されてしまったボーンは、またしてもCIAに命を狙われる羽目になり、ボーンは、自分を追う者の正体と自分が誰であるかを捜し求めて、再び動き始める。(Wikipediaより)

ボーン・アルティメイタムのネタバレあらすじ

マリーを殺された仇を討ったジェイソン・ボーンは未だにCIAの暗殺者に追われていました。モスクワで怪我を直している間ボーンはフラッシュバックでトレッド・ストーン計画に参加したときの記憶を取り戻します。CIAのトレッド・ストーン計画、その次に計画されているブラック・ブライアー計画の暴露記事を探っていた記者にコンタクトを取ろうとするボーンでしたが、CIAによって記者は殺され、記者の手帳を手がかりにブラック・ブライアー計画についてボーンは探り始めます。CIAの指示を握るパメラ・ランディはボーンの追跡は今ではもう不要と考えますが、エズラ・クレイマーCIA長官の指示によりボーン追跡をつづけます。ボーンは手帳を頼りに、記者に情報を流したCIA局員ニール・ダニエルズを追い、彼の秘書ニッキーとともにタンジールへと向かいます。CIA幹部のヴォーゼンは暗殺者をタンジールへ派遣し、ボーン、ニッキー、ダニエルズの暗殺を図ります。ランディが三人の暗殺を反対するなか、ヴォーゼンはトレッド・ストーンとブラック・ブライアーに関係している三人暗殺を続けようとします。それを不審におもったランディは2つの計画の違法性を探ります。ダニエルズは暗殺されてしまい、ボーンとニッキーだけが逃げ延びます。ニューヨークに手がかりがあることを知ったボーンはニッキーを残し一人ニューヨークへと向かいます。ボーンの死亡がヴォーゼンに伝えられますが、ボーンが生きていることを知ったランディにボーンは直接会いたいと連絡を入れます。それを盗聴していたヴォーゼンはボーンを殺そう待ち合わせ場所に向かいます。ヴォーゼンが待ち合わせ場所にいる時、ボーンはヴォーゼンのオフィスでブラック・ブライアー計画の文書を盗み出していました。トレッド・ストーン計画の文書をランディの手助けで手に入れたボーンはすべてをCIA本部へ報告します。ランディとボーンによってはめられたことを知ったヴォーゼンはボーンを撃ち川へと転落させますが、逮捕されます。ボーンは生き延びその場をあとにします。(映画ウオッチより)

 

 

 

「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」

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1642.アルカサール・ド・サルの町角

2018-12-02 15:54:02 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月2日(日曜日)濃霧のち晴れ。17℃~6℃。降水確率0%。湿度96%(7:58)73%(15:47)。南東のち西の微風。紫外線量2。早朝、歯を磨いている時、未だ暗いうちからメルローの囀り。日の出と共に霧は晴れる。晴れていても空気は冷たい。

第1日曜日なのでアゼイタオンの露店市。いつもの駐車スペースは満車で以前にも停めた反対側へ。でも露店市専用の駐車場が出来ていてそこなら未だスペースはあった模様。鳥の売り場にいろいろと珍しい鳥、インコやウサギ、クジャクなどがいつもより種類が多く出ていた。食用の七面鳥も。

ジョアンの食堂で昼食。鶏の炭火焼き、ミックスサラダ、アロス、ポテトフライ、ノンアルコールビールx2、デスカフェイナードx2。合計=15,60€。露店の1ユーロショップで靴磨きクリーム1€。

帰りアゼイタオンの『リードゥル』で買い物。パン(トリゴ・ダ・アヴォ)0,49x2=0,98€。リンゴ(ガラ)1kg=1,49€。ニンジン1kg=0,75€。鮭切り身398gx13,19=5,25€。チーズ(ロクェフォート)100g=1,69€。チーズ(ゴウダ)450g=2,79€。ココア900g=2,69€。鱈800g=5,29€。ナチュラルヨーグルト125gx8=1,29€。鶏卵Mx12=1,29€。マッチ4B=0,59€。バナナ1,23kgx1,05=1,29€。栗色マッシュルーム300g=1,69€。ルッコラ100g=0,99€。バンコ・アリメンタール用米1kg=0,65x2=1,30€。合計=29,37€。

バンコ・アリメンタールとは恵まれない人への支援で年に2度ほどボランティアの人がスーパーの前で食料の寄付を呼び掛けるもの。

『昨夜の映画』は

続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly)1966年。叙事詩的マカロニ・ウェスタン。162分。監督:セルジオ・レオーネ。舞台は南北戦争の時代の荒野。お尋ね者のトゥーコ(イーライ・ウォラック)(卑劣漢)は、賞金稼ぎの襲撃を逃れる。エンジェル・アイ(リー・ヴァン・クリーフ)(悪玉)は、ある男の家を訪ね、ビル・カーソンという男が隠された金貨について知っているという情報を聞き出したあとで、男とその息子を射殺し、自らを雇った男も殺してしまう。トゥーコが再び賞金稼ぎに襲われている際、名無し・ブロンディ(クリント・イーストウッド)(善玉)が現れ、トゥーコを奪い、保安官に突き出して賞金を受け取る。トゥーコが絞首刑にされる直前、ブロンディは首を絞めるための縄を撃ち抜き、トゥーコを助け出す。 ブロンディとトゥーコはコンビを組んで、賞金詐欺を繰り返し、せしめた賞金を“公平に”分け合う。トゥーコを見限ったブロンディは、トゥーコを砂漠に置き去りにして立ち去る。生き延びたトゥーコは盗んだ拳銃でブロンディを脅し、砂漠を歩かせ死なせようとする。そこに南軍の兵士の死体を乗せた馬車が通りかかる。馬車には金貨を隠した墓地を知っている眼帯の男・ビル・カーソンが乗っており、トゥーコは瀕死のカーソンから墓地の場所を聞き、ブロンディはトゥーコの隙をつき墓碑の名を聞き出す。 墓地の場所のみを知っているトゥーコと、墓碑の名のみを知っているブロンディは再びコンビを組む。トゥーコはカーソンの着ていた南軍の軍服と眼帯をまとい、瀕死のブロンディにも南軍の軍服を着せ、聖職者である兄の病院に担ぎ込む。回復したブロンディとトゥーコは南軍の馬車で出発するが、北軍に捕まり捕虜収容所に送られる。北軍の下士官となり収容所に潜り込んでいたエンジェル・アイはカーソンの軍服を着ていたトゥーコを拷問にかけるが、ブロンディが情報を持っていると知り、ブロンディと手下を連れて金貨探しに出発する。収容所から移送される列車から脱走したトゥーコはブロンディと合流し、二人はエンジェル・アイの手下を撃ち倒すが、エンジェル・アイは逃れていた。 トゥーコとブロンディは南北両軍が橋を巡って争う戦場にたどり着き、捕まりそうになったトゥーコは咄嗟に北軍の志願兵を名乗る。延々と繰り返される殺戮に厭きた北軍大尉の願いもあり、二人は橋にダイナマイトを仕掛けて爆破する。その間際、お互いに、トゥーコは墓地の場所(サッド・ヒルの墓地)、ブロンディは墓碑の名(アーチ・スタントン)を告げる。両軍が去ったあとで二人は川を渡るが、南軍側の陣地は死屍累々たる有様であった。トゥーコは隙をついて先駆けしようとするが、それを見越したブロンディの砲撃を受けて、ほうほうの体で墓地にたどり着く。トゥーコは墓を見つけ素手で掘り返すが、ブロンディが銃口を向け、そこにエンジェル・アイが現れ、ブロンディにも銃口を向ける。 あばかれたアーチ・スタントンの墓に金貨はなかった。本当の隠し場所を知っているブロンディは決闘を提案し、墓碑の名を書いた石を地面に置く。金貨を巡る三つ巴の決闘がおこなわれ、ブロンディはエンジェル・アイを倒した。トゥーコの所持する銃は、あらかじめ弾を抜かれてあった。ブロンディは、無名の墓にあった金貨を山分けし、トゥーコの首を縄で吊らせ、遠方から、これまでのように、その縄を狙い撃って切り落とす。生き存えたトゥーコは、馬で走り去るブロンディを罵った。 (Wikipediaより)

ボーン・アイデンティティー』(The Bourne Identity)2002年。アメリカ映画。119分。監督:ダグ・リーマン。記憶を失った男ジェイソン・ボーンを巡るサスペンス・アクション映画。原作:ロバート・ラドラムのベストセラーのスパイスリラー小説『暗殺者』(The Bourne Identity)。銃で撃たれて負傷した男(マット・デイモン)がマルセイユ沖で漁船に救助された。男は記憶を失っており、手がかりは皮膚の下に埋め込まれていたスイス・チューリッヒの銀行口座を示すマイクロカプセルのみ。 スイスに到着した男はマイクロカプセルが示した銀行の貸し金庫を引き出すが、その中身は、パリ在住の「ジェイソン・ボーン」という名前が記されたアメリカ合衆国パスポートをはじめとして、彼の写真が貼り付けられた多数の偽造パスポート、複数の通貨からなる大量の札束、そして拳銃だった。 ボーンは自分の正体を確かめる為にアメリカ領事館を訪れるが、彼は現地警察によって手配されていた。領事館詰めの海兵隊員の追跡をかわした彼は、たまたま居合わせたマリー(フランカ・ポテンテに金を払い、彼女の車に乗って自分が住んでいたアパートのあるパリに向かう。他に:クリス・クーパーブライアン・コックスアドウェール・アキノエ=アグバエクライヴ・オーウェンジュリア・スタイルズガブリエル・マン。 (Wikipediaより)

 

 

 

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1641.マルヴァオンの町角

2018-12-01 14:31:46 | ポルトガル淡彩スケッチ

2018年12月1日(土曜日・独立回復記念日・祝日)晴れ時々曇り。17℃~4℃。降水確率0%。湿度99%(8:07)68%(14:25)。南東のち西の微風。紫外線量2。全体に靄っているものの上空は晴れ。朝には7隻の漁船がサド湾内で操業。窓には結露。晴れれば陽射しは温かいが陽が陰るとかなり冷え込む。サド湾の水面がキラキラと美しい。

エッセイをブログに掲載し『セトゥーバルだより』2018年12月号を配信。

『きょうのニュース』国際エイズデー。燃料高騰に端を発したパリのデモがエスカレート暴動化。パパブッシュ亡くなる(94歳)。カンポ・ペケーニョで100%国産のクリスマス・マーケット。アグエダで世界一大きなサンタクロース(LEDモールで作られた)と世界一小さなサンタクロース(顕微鏡で見る)。370個の動くフィギアを使ったペネイラのプレセピオ。

『昨夜の映画』は

ウォルト・ディズニーの約束』(Saving Mr. Banks『バンクスさんを救う』)2013年。アメリカ・イギリス・オーストラリアの伝記・ドラマ映画。125分。監督:ジョン・リー・ハンコック。1964年のディズニー映画『メリー・ポピンズ』の製作背景を描いている。「メアリーポピンズ」シリーズの作者、パメラ・トラヴァースを中心とした物語であり、1907年に彼女がオーストラリアのクイーンズランド州で過ごした幼少時代と、1961年にウォルト・ディズニーと『メリー・ポピンズ』の映画化の交渉をする過程が描かれる。 1961年ロンドン。トラヴァース(エマ・トンプソン)は、『グルジエフの教え』を前に考え事をしている。スランプに陥いり、新作が書けなくなったことで、金銭的に窮乏した彼女は、エージェントの強い勧めもあり、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)からの「メアリーポピンズ」第1作の映画化についての、20年来の申出を受けることを「検討」することにしたのだった。 「アニメはご法度。ミュージカルもダメ。脚本は原作者の承認を得ること」。ディズニーにとっても異例の条件ではあったが、「必ず『メアリーポピンズ』を映画化する」という娘との約束を果たしたいディズニーは承諾する。 ロサンゼルスの空港には運転手のラルフ(ポール・ジアマッティ)が迎えに来る。「晴れてよかった」という彼に、トラヴァースは「私が天気にしたわけじゃないし、雨は生き物を育てるのよ」と返す。ラルフは苦笑いするばかりであった。ディズニーの用意したホテルに案内された夫人は、部屋一杯のディズニーキャラクターのぬいぐるみに腹を立て、クローゼットに押し込める。テレビには「名犬ラッシー」が流れ、チャンネルを変えるとウォルトがテレビの「ディズニーランド」で案内している。ベッドに鎮座する大きなミッキーマウスの人形は、窓際に追いやり「反省」を促すのだった。フルーツバスケットに盛られたセイヨウナシを見たトラヴァースは顔色を変え、眼下のプールに投げ捨てる。それは彼女に父にまつわる悲しい思い出を思い出させるのだった。 『メリー・ポピンズ』の子供達の父親・バンクス氏のモデルとなったパメラ・トラヴァースの父親(コリン・ファレル)は、銀行の支店長であった。アイルランド人の彼は、自分達にはケルト人の魂があると言い、幼いパメラを「ギンティ(アニー・ローズ・バックリー)」と呼び、詩作と空想の世界に遊ぶ楽しさ、大切さを教えたパメラにとって大事な人物だった。父親の転勤に伴い、一家はオーストラリアの野原の一軒家に引越す。銀行の経営と家族との生活の重責に苦しむ父親は、次第に酒におぼれるようになる。銀行主催のフェスティバルでプレゼンテーターを任された彼は、景気づけに酒を飲み泥酔して舞台に登場、ろれつの回らないスピーチをした挙句、舞台から転落して寝たきりになる。彼の体は既にボロボロであり、セキに血が混じるまでになっていた。パメラは父親を元気付けようと、学校で表彰された詩を見せるが、彼は「イェイツには及ばない」と拒絶する。隠した酒をパメラが父親に渡したことがきっかけで絶望した母親(ルース・ウィルソン)は入水自殺を計るが、追いかけてきたパメラの呼びかけに我に返る。メリー・ポピンズよろしくやってきたきびきびとしたエリー叔母(レイチェル・グリフィス)さんが、新しい薬を一杯持ってやって来、一家総出で家の掃除を始めたことで、一家に少し明るい光が見えてきた矢先、パメラが父親のためにセイヨウナシを買いに出ていた間に父親は亡くなってしまう。 翌日、ラルフの車で製作会社に赴いたトラヴァースは、脚本家のドン・ダグラディ(ブラッドリー・ウィットフォード)と作曲家のシャーマン兄弟ジェイソン・シュワルツマン)(B・J・ノヴァク)の出迎えを受ける。ミュージカルは許可しない条件を反故にされたとトラヴァースは怒るが、ディズニーは原作を汚さないことを約束する。自分の指示を確かなものにするため、打ち合わせ内容はすべて録音することを要求するトラヴァース。ディック・ヴァン・ダイクの出演は駄目、作曲した「チム・チム・チェリー」を聞かせても駄目、細かいことを「重要な問題ですか」と云うと外に追い出される。「画面に赤色は使うな」とごね、原稿まで捨ててしまう。映像化されないト書きの表現にまで口を出すトラヴァースを、ディズニー側ももてあまし始める。しかし、トラヴァースの厳しい注文に対応する中で、新しいアイデアが生まれ、映画「メアリー・ポピンズ」は形になり始める。 ディズニーランドへ案内するとの申出を一旦は断ったトラヴァースであったが、ラルフの車はディズニーランドへ向かい、出迎えたウォルト本人にメリーゴーラウンドに乗せられる。ラルフからは、体の不自由な娘がいること、晴れた日には外に出してやれるので晴れることがうれしいこと、娘が「メアリー・ポピンズ」の大ファンであると聞き、親近感を抱いた夫人の態度は、少し軟化したように思われた。 気難し屋の父親で銀行家のバンクス氏が、子供のために凧を修理するエピソードを気に入り、作曲家たちと劇中歌を歌う夫人だが、ダンスするペンギンの映像をどうするか、という話からアニメが挟まれると知り、激怒して帰国する。物思いにふけるトラヴァースの自宅をディズニーが訪問する。トラヴァースが、本名「ヘレン・ゴフ」を名乗らず、父の名前「トラヴァース」を名乗っていることを知り、次の便で追い掛けてきたのだった。ディズニーは同じアイルランド系移民で厳しかった父親との確執と、貧しく辛かった少年時代の話をする。現実では救えなかった何十人もの「バンクス氏」のために、映画ではバンクス氏を「救おう」、そうすることで皆励まされるだろうと語りかけるディズニーに、ついにトラヴァースも折れる。 何かが吹っ切れたのか、ポピンズものの新作、「メアリーポピンズのお料理教室」の執筆を始めた夫人。映画は完成したが、どうせ来ないだろうとハリウッドの試写会には呼ばれず、それならばと行く予定もなかった彼女だが、エージェントからポピンズだったらどうするかと問われ、チャイニーズ・シアターでの試写会に押しかける決意をする。 ディックが出演し、ペンギンのダンスはアニメーションであったが、それでもトラヴァースは笑い、泣き、映画の出来ばえに満足するのだった。 エンドロール。テープレコーダーが映り、ディズニースタッフとトラヴァースの実際の交渉の肉声が流れる。 (Wikipediaより)

天才スピヴェット』(L'extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet)2013年。フランス・カナダ合同のアドベンチャー映画。105分。監督:ジャン=ピエール・ジュネ。ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を原作としている。モンタナの牧場で暮らす10歳の少年スピヴェット(カイル・キャトレット)は、身も心もカウボーイの父(カラム・キース・レニー)と昆虫博士の母(ジュディ・デイヴィス)、アイドルを夢見る姉(ニーアム・ウィルソン)に囲まれて暮らしていた。スピヴェットは生まれながらの天才的頭脳の持ち主だが、彼の言動は家族からは今ひとつ理解されずにいた。さらに、双子の弟の突然の死で、家族の心にぽっかりと穴が空いていた。そんな中、スピヴェットの元にアメリカを代表する研究機関であるスミソニアン学術協会から、最も優れた発明に贈られるベアード賞受賞の知らせが届く。初めて人に認められることの嬉しさを知ったスピヴェットは、一人でワシントンDCで開かれる授賞式に出席するべく、家出を決意する。数々の危険や様々な人々と出会いながら大陸を横断する。受賞スピーチで、彼は重大な真実を明かそうとする。(Wikipediaより)

 

 

 

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