






今日はとても暖かくて春を、思わせる一日です。月日の経過と共に
時代は変わり、町の様子も変わって綺麗になってきた。
処が駅やデパート等に行っても、知り合いや友達等に会う事はない。
若い頃は会いたくないと思っていても、必ず知り合いに一人か二人に
会っていたものです。
今は一日小倉駅や井筒屋など、歩きまわっても会う事はない。寂しい
次第です、通りを歩ながらM・N・君等の友達と此処で…と思いだし懐
かしむのです。
童話の浦島太郎ではないが、歳老いると言う事はこんな事です。80
歳を過ぎて、初めてこんなことが分かりました。今の町と私しとは溶け
合っていない様です、何か知らないよその町にでも行ったような気もす
るのです。
中国の有名な詩人の言葉に、こんな言葉があるのを思い出した。
年々歳々・花相似たり、歳々年々人同じからず
…………
…………
毎年来る年や・咲き誇る花は以前と少しも変わらないが・
町ゆく人々は・年が来るたびに 変わって 知った人もいないのか……
将こんな思いを知られる、歳に成ったのか………
来る春は同じでも 眺める春は歳と共に 移り変わっていく 私の
今の心………