82歳からの旅

私の記録

 ~ 痴呆の弟・便れるものは ~

2014年10月31日 06時33分35秒 | 心に栄養を
     10月31日金曜日  
 先日グループホームに入所している、弟の見舞いに行った。
弟は何時も休憩室のテーブルに腰掛けて,歌の本を見て一人で
心で歌っているのでしょう?・・・

「源ちゃん今日は‥楽しいですか?」「私‥解る」と挨拶して
も,見向きもしないのです。平素はニコニコして,「兄貴解るよ
と言った顔をするのです。」
 けれどもその日はようすが,変わっていました。何か施設の
職員に向かって「ぶつぶつ言って」いるのです。
    ・・・・・ 一部省略  ・・・・・・

 源ちゃんの部屋に行って,お菓子を食べながらようすを聞い
ても中々わかりません。あれやこれや色々聞いている中に
「私の大事なものを・とってしまった。」と言うのです。そ
れが何かが,中々分かりませんでした。話している中に「一日
の行程表」であることが解りました。

 一日中机に腰掛けて本を読んでいる為に、歩く事が良く出来
ないのです。其れで杖を買って来て,杖をたよりに歩く練習を
させていたのです。グループホームの施設の手すりの高さが
弟には、低くてあわないのです。

 ところが転んで危ないので,施設の職員が杖をとってしまった
のです。(私の了解を得て)。其んな事もあったので・・・?
・・・?・・・?
 其れで「怒っているのだ」、と解りました。痴呆の弟の一日
の生活に、一日の行程表は一番大切なものだと解りました。

 其れを便りに,生きているのでした。   ・・・以下省略・・・
続きは又次回に致します。・・・・・・・・