82歳からの旅

私の記録

 ~ 幼馴染みの友の死にあって思った事を ~

2012年12月29日 18時50分33秒 | 生活
    12月30日日曜    
           心の友を失う            
    平成20年12月22日の日記を見て、思った事を其の儘に記す
  
 小学校の友で一年生から一緒に学んだ、幼馴染みの大村信之君がご逝去と
の知らせが田舎に住んでいる妹からありました。50戸ばかりの集落で、た
った一人の同級生の男の友でありました。
 
 小学校の六カ年間と言うものは、何をするにも一緒でした。雨の日も風の日
も学校の行き帰りや、帰ってからの遊びも殆ど何時も一緒でした。
 パッチン遊びやコマ回し、凧揚げにメジロ取り等、夏に成ると水泳に魚取
り・冬になると山に行って、カチ罠をつくりを一緒にしました。
 
 何かを作る時はお互いに教えられたり、教えてあげたりしたものでした。又
近所の生り果物を取った事もありました。考えて見ると私の子供時代と殆どが
一緒であるのです。

 そんな幼馴染みの友でしたが、七〇有余年もの長い間文通もなくたまに、田舎
に帰っ時に会う位でした。
 大村の信ちゃんがいなくなると、心の中に大きな穴が開いた様な気持ちになる
のです。


 人間は皆その様にしてやがては、一人ぽっちになって行くのです。そして年老い
て死んで行く人は、私と同じように思った事と思うのです。

 寂しい心年老いた人の心、そんな心が逆に今生きている人に対する時に優しい
心になって還すのだと思います。縁有ってこの世に生まれてきて、兄弟となり姉妹
となる。
 妻となり友人となる・その人達のお蔭で今私が生きているのです。其の人達に対
して心優しく報いる事が、大事だとつくづく思います。残された人生を悔いのない
様に、生きて行かなければと思う次第であります。
 
         
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1 コメント

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Unknown (かごしまの妹)
2012-12-30 22:35:49
体調はいかがですか?つい元気な姿しか思い浮かばず、考えてみれば、兄姉より両親よりも長生きしているわけですから。その上、源ちゃんのことでここ数年本当に苦労されている。心身共に。またブログを初めて、目に見えないけれどいろいろ体に負担もあります。

でも「『新しいことに挑戦するから、元気で居られる・夢を捨てるとき老いが始まる」この二つの言葉を、最近見つけました。

新しい挑戦はプラスであると信じます。ただ行き過ぎにならないように、大変な作業ですから。

私も来年はもっと簡潔なまとめ方を心がけようと思います。

大村の信ちゃん、漠然と思い出す程度ですが、すみちゃん、京子ちゃんという妹さんは覚えています。

出会いがあり別れがある。私もいつも覚悟を決めています。周りのだれに何があっても、受け入れるしかないのですね。生きているうちに 心残りのないようにと思うのですが、これが難しいですね。

今回の訪問も、お互いそんな気持ちですね。
では、無理をしないように、お正月はなるべくゆっくり休んでください。私もゆっくりするつもりです。
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