82歳からの旅

私の記録

 ~ 節約と浪費 ~ 「ハレとケ」 の生活

2013年02月21日 20時44分40秒 | 随筆
          2月21日木曜日 

           古い西日本新聞の切り抜きより抜粋要約
 ……一年の祭りは年々盛大化し、遠方より観光客を集めて華やかに行われる。
 祭りの持つ性格も変質する……博多ドンタクが長い間に維持してきた機能が
 失はれてしまった。……二つの方法を発展させていた。

  其の一つは博多にわかであり、今一つは博多の物質文化を向上させ庶民
 の贅沢ざんまいであった。

  現在では、せんべいのトレード・マークとしてしか知られなくなった。
 面は、素顔を隠して社会批判をする為の覆面であった。……今の若者や
 子供達が……「なーんちゃって」と言って、それまで述べてきた事を覆し
 てしまい、冗談ごとにしてしまうのと同じ効果をもっていた。
      …………中略…………
  ………一年365日の大部分を切り詰めて暮らし、節約して貯めた金を
 ほんの一日か二日の為に使ってしまう処に、町人の文化の核となるものが
 あったと言えよう。
  大阪商人や近江商人と同じように、博多商人の日常生活は非常に質素な
 もので、滑稽噺の種になるくらい倹約するのが良いとされた。
  
  祭りにおける大消費は経済的な価値の逆転を意味した。日常生活(ケの生活)
 では質素や倹約が価値を持ち、無駄や贅沢は固く戒められた。 
  ところが祭りの場でのしみったれや節約は美徳でもなく、むしろ人並みの
 付き合いも心得ない者の行動とされた。

  現在ではドンタクの費用は企業単位のものが多く……

   大まかに文章をカットしていますので、ご了承宜しく。







    
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