82歳からの旅

私の記録

食うか食はれるか その2

2012年11月12日 21時36分14秒 | 雑学
            11月12日月曜日 
 
 人間は如何にして、動物のトップになりえたか。
 
 人間が他の動物と同じ様にドングリや,椎の実を食べて海辺で貝を採って食べていた頃から、集団で狩りをし農作物を作って食べるようになる迄にどんな生活の変化があったのでしょうか。

 多くの動物はボスを中心に、集団で生活をしています。ボスは集団を守る為に、敵との戦いの先頭に立って勇敢に戦います。集団員はボスに従って皆戦います。

 その代償として食べものはボスが最初に食べます、食べる順序も決まっています。種族を残す為交尾期に成るとメスをめぐって激しいオス同士の戦いが始まり、其の戦いに勝ったものがメスと交尾出来るのです。負けたオスは集団を去るか・ボスに従うしかないのです。

 さて人間はどうでしょうか? 人間は狩りを一人でしても、長期間に亘って家族を養う事はとても出来ないと思います。

 其処で集団生活がされ、役割の分担がされる様になりました。女は子育てや、家庭内の仕事を分担しました。男は狩りや集団を守る為の弓矢を作り、全員で分担を決め厳しく戦い集団を守って来たのです。そうする事によって強い肉食獣等に、に打ち勝ってきたのだと思います。

 若し人間が動物と同じようにボスを中心に、女性を巡って死にもの狂いで戦い其の戦いに勝った者がボスになる。女性は自分の妻として集団に君臨すると、狩りの役割分担や集団の掟は守れなくるでしょう。

 交尾期がなくなり・・・・一夫一婦制が定着し、妻は自分の夫に尽くし夫は妻を守り通す。それが今の様に成るまでには色々の確執や変遷があったと思います。

 このように集団の中で役割分担をし、力を合わせ厳しい決まりを守って命がけで猛獣から身を守り戦い、勝ち残って来たのだと思います。



 以上は戸川行夫の著2巻を参考にて、私の雑学で文の内容を構成いたしました。 
  ひとはなぜ助平になったか 性談どうぶつ 戸川行夫著
  ヒトはなぜ子育てが下手か 親子動物記  戸川行夫著 講談社出版 どちらも1200円 を読むとよくわかります        




   
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1 コメント

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人間は劣ることが多いよなあー。 (よかったさん)
2012-11-13 23:36:28
人間の道のりは、まだまだ短いわけですが、始まりのころのことを考えると今につながっていることが不思議で神秘でたまりませんね。お兄さんともご縁があってうれしいです。

人間に生まれられてよかった、動物だったら生き延びていけるか、、、たぶんむしゃむしゃ食われていたでしょう。

鳥や魚や動物の子育てを知ると、自分のやってきた子育てが恥ずかしくなることが多いです。私だけかな。
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