「国試決起」的な意味合いもこもった学長学生懇談会が医学部寮にて。ひさびさに学年のみんなの顔をみれました。先生方の心強いお言葉もよかったですが、福井県出身の同級生の代表スピーチが素晴らしかった! 明日からでもどこかの院長先生できるんじゃないかというくらい(笑)。他の医学部と比べて学年の団結力だけはわれわれ負けない気がします。医大生・たきいです。
学長先生と少しお話できました。
学長先生曰く、
「医学や医療にはいろんな面白いことがあって、それらを追い求めるのもいいのだけれど、いずれ自分の方向性を見定めなければならない時が40代までにやって来ます。ちょうど君たちが義務年限を明ける頃でしょう。そのとき選択肢がいくつかしかないかもしれないけれども、必ず迷う。そうしたとき、そのときそのときの流行だけを追いかけているようでは、時代が変わってしまったら自分が取り残されてしまうかもしれない。自分がやってきたことを統合していくという視点が求められるときがやってくるんです。そのためには、日々の「ほんの少しの心がけ」が大事なんですよ」
と。
深いお話で、また時間が経ってから読み返したいので、忘れないうちにブログに書いておきます。
正味数分の時間でしたが、なんだかひとつ賢くなったような気がしました。前向きな未来のことに少しだけ思いをはせることができて、国試なんて通過点に過ぎないちっぽけなものに思えてしまうほどでした。われわれの学年は、学長先生にとっての1期生だそうです。3/2の卒業式で学長先生と写真を撮っていただけるように(笑)、とりあえず国試頑張ってきます。
(ビール出ないかなと期待した自分が間違いだった人(笑))