ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
交通渋滞など
全国的には何かとニュースを賑わした
今回の大型寒波による被害
僕の周りではどうやら何事もなく
無事に過ぎ去ったようだ
相変わらず今日も冷たく寒いけど
これ以上雪が積もる気配もなく…
道路からはまだ雪が消えていないので
本来なら今日も休足日にするのだが…
2日続いた休足日で
飲み過ぎ食べ過ぎたせいか身体が重く
何とかして走りたいという思いが…
なので
無理やりだけれど重い身体に鞭打って
走ることに決めた
この子をお供にして…
初孫くんを送ってるときに
歩道の路面状態を窺ってみたものの
歩道はどうやら走れるほどにはなってない
ということで
歩道はないけど融雪パイプが施され
雪の溶けてる生活道路のコースへ…
雪が溶けてるといっても
路肩にはシッカリ残ってるわけで
しかもシャーベット状で最悪状態の…
クルマが通らないときは真ん中を走れるけど
クルマが通るときは路肩に寄って
シャーベット状の雪の中へ
シューズを踏み入れることに…
だから
ジャーズは濡れるわ冷たいわで…
でもそれを承知で走り出したんだから
覚悟の上のスロージョグ
出来るだけシューズが濡れないようにしつつ
併せてコケないようにも気を払いながら…
そういう状況で
走ったり止まったりの繰り返し
リズムにも乗れなかったけど
体重が増えてることが如実に感じられて…
いつもとは違う10キロコースを走ったけど
走った感覚がないと思えるほど…
なんの収穫も得られなかったと…
骨盤を使う走法も
うまく走れてたのかどうか?
何度も止まったり歩いたりしたので
タイムもペースも調子の悪い時と変わらず…
坐骨神経痛はヒドくなかったのに
ザンネン…
明日も何とか走れそうな予報だから
今日と同じコースか
雪が溶けてるようならいつものコースを…
せっかく調子が上がってきてたのに
走らないで
その感覚を忘れちまうのはモッタイナイ
何とか
本物の復活のための足掛かりにしないと…
昨日の朝から
初孫くんの機嫌が悪くて…
朝は何とかなだめながら登園させたけど
帰ってくるときも依然として同じだったので
老いぼれジジイもプツンと切れてしまった
何をしても機嫌がなおらず
お前の好きなようにしろ!
もうジイちゃんはお前のことなんか
知らないから!と…
6歳の孫とその10倍以上のジジイが
マジにケンカするなんて
なんとオトナゲナイことか…
そう思うけれど
老いぼれジジイもニンゲンだから
しかも出来の悪い方だからなぁ…
それにしても
誰に似てあんなにワガママなんだろうか?
よくわからない…
ひょっとすると
就学前の反抗期?ということなのかも…
そんな現象があるのかどうか
ジジイは知らないけど…
僕がまだ小さかった頃
いまの初孫くんと同じような頃
祖父や祖母とは同居してたけど…
僕にとって父母はもちろんのこと
祖父母にも口ごたえは出来なかった
特に祖父は
小さい僕にとっては何よりも怖い存在で
コッチから話しかけることは
まず考えられなかった
悪さをすると
大きな土蔵に閉じ込められたことも
何度かあったような…
まぁ時代が時代で
半世紀以上も前だから比較も出来ないが…
いま思えば
封建的で古い昔風の家柄だったと…
特に祖父や父の言うことは
必ず聞かなければならず…
ゴハンは祖父が来ないと食べられないし…
お風呂にしても
最初に祖父が入り2番目に父が入って
そして3番目は長男である僕で
女性はその後からだという
まさしく男尊女卑的な家だった
それが変わり始めたのは
僕が中学生になった頃で
そんな風習が段々と崩れていった
何が原因だったのか
ハッキリしないけど…
決定的に変わったのは
高校生のときオヤジが家を建てて
祖父の家を出てからのこと
祖父と別々に暮らすようになってからは
いわゆる今風の家庭になったと…
それでも僕にとって
オヤジの言うことは絶対で…
だけど
そのときからオヤジがムリを言うことは
ほとんどなくなって…
そんなことを思うと
いまの初孫くんとジジババの関係なんて
ほとんどトモダチみたいなものだと…
それが良いのか悪いのかわからないけど
そんな時代だし
僕自身が祖父だから父だから偉いという
気持ちはサラサラない
初孫くんにとってはトモダチというより
何でも言うことを聞いてくれる
都合のいい関係なのかも…
だから
あんなにワガママになってしまうのか?
要するに
彼をワガママにしたのは
この僕たちなのか?
そうなのかもしれない
もしそうだとしたら…
願わくば
彼に弟や妹が出来れば
かなり変わってくると思うのだが…
ひとりっ子だとどうしてもなぁ
過保護というか
ワガママになっちゃうよなぁ
そんなことを思いながら
今日もまた昨日と同じ状況で…
園から帰ってきた彼と
一緒に過ごすことになるけど…
とりあえず
ジジイから謝る必要もないから
黙ってることとして…
明日明後日は土日だから
園への送迎もひと休み
少し様子を見ることにするさ
毎日のように顔を合わせてれば
たまにケンカすることもあるさ
どうな関係であろうと…
むしろ喜んでいいことなのかも?
孫とケンカできるなんて…
今朝も初孫くんは早いお出まし
昨日と同じくらいの時間
登園の1時間以上も前に…
心配だった夜中の雪の積り具合は
思いのほか軽く
雪かきなど要らないくらいにとどまった
だけど冷たく寒いのは
昨日とまったく変わらず…
これだけ寒いと
暖かいリビングから出るのでさえ億劫で
たとえそれがトイレでも…
おそらく
今日も雪で走れないという気分が
そうさせてるのだと…
寒くっても走れるんなら
気分も上がり
いつもどおりに暮らしていられるのに…
しょうがないか…
生まれ育った北陸の地
冬という悪天候の季節を
文句も言わず黙って受け入れるしかない
冬に好天が続く
太平洋側の地域をどんなに羨んでも
今更この地を離れて暮らすわけにもいかず…
そんな風に思うと
震災を受けても故郷を離れようとしない
能登半島の人たちの思いが
ほんの少しだけでもわかるような…
やっぱりこの歳になると
子どもたちと離れることになっても
故郷とはなかなか離れられないよなぁ
若かった頃は
そんなことなんて全く思わず…
むしろこの地を早く離れて
大都会へ行って暮らしたいと
そう思ってたのに…
人間なんて
変わっていくものなんだよなぁ
所詮
大した生き物でもないんだから…
良くも悪くも…
昨日に引き続き走れないので
特にしなきゃならないわけでもないのに
今日もまた玄関周りやガレージ前の雪かき
風向きで
あまり積もってない箇所もあれば
吹き溜まりになってるところもあって…
この子を聴きながら…
大した積雪量でもないけど
走れない分だけでも雪かきしないと
身体がナマってしまう気がして…
でも道路に積もった雪が溶けるのは
いつになるんだろうか?
道路というよりも歩道か?
歩道が溶けてくれないと
いつものコースが走れなくて…
歩道のない車道だけの生活道路なら
走れないこともないんだけど…
それだとやっぱり
車が気になって安心して走れないからなぁ
そんなことを思いながら
小一時間ほどの雪かき
お向かいさんも
玄関周りだけ雪かきしてるようで…
玄関って大切…というか
そこに住んでる人がどういう人かってこと
あからさまに表してるようで…
ましてや
僕がリタイアしてからプータローなのは
ご近所さんたちも知ってて…
働きもせず何もしてないのに
玄関の雪かきすらしてないなんて
どう思われることやら…
もちろん
そんなことだけで雪かきをしたり
玄関周りを掃除してるわけじゃなく
単にキレイにしておきたいと思って…
毎日のようにジョギングしながら
ヨソの家の玄関を目にするたびに
どうしてもそんな思いに…
キレイに片付いてる玄関の住人は
おそらくそんな生き方をしてるんだろうと…
一方で荒れ放題?に思える玄関だと
果たしてどんな暮らしをしてるんだろうと…
そんなことを思いながら
いつも走ってるわけだけど…
あんまり褒められたもんじゃないなぁ
ヨソんちを玄関だけで詮索判断するなんて…
でもそんなもんだろ?
ニンゲンなんて…
服装とか外見も同じことが言えて…
毎日初孫くんを送り迎えしてて
ファッショナブルなお母さんを見ると
派手というか見栄えがする?
そんなことを心掛けてるようで…
衣服にも気を遣わず
野暮ったい軽四で送迎するお母さんは
そんな性格のヒトなんだろうなぁと…
暮らしに余裕があるかないか
それも関係してるのかもしれないけど…
ってことは…
老いぼれジジイのくせに
薄いロン毛を茶髪に染めて
若者のようなイデタチで
オープンカーで初孫くんを送迎する僕の姿
どんな風に思われてるんだろう?
毎日のように顔を合わせる
ママさんたちやバァさんたちには…
もとより園の先生たちにも…
おそらくヤバいジイさんだと
勘違いの痛いジイさんだと
そう思われてるんだろうなぁきっと…
実態は
そうでもないと思ってるんだけどなぁ…
いや
やっぱりそうなのかもしれない
自分じゃそんな感覚はないけど
よく考えると…
この歳になってアラ古希某カオルさんとの
不実な老いらくのデートなんかしてて…
やってることもヤバいからなぁ
でも
決して目立ちたいわけじゃなく
僕のやりたいと思うことが
目立つようなことばかりなだけで…
要するに
根っからのチャラいニンゲンなのだと…
ヒトの目を気にするくせに…
孫娘を産んだグウタラ娘が
僕の写真をダンナの舅さんに見せると
その写真を見て笑ってたというけど…
こんなオープンカーに乗る茶髪ロン毛の
チャラいジジイを見ると
普通なら誰だって笑うよなぁ
いい歳をして何を考えてんだと…
こんなジジイを見てイケてると思うのは
本人くらいで…
でももし
グウタラの舅さんがこんなヒトだったら…
或いは
チャラ息子のお嫁さんのお父さんが
こんなヒトだったら…
僕からは大賛辞を送りたいとも思うけど…
おそらく
そう思って同調してくれるのは
誰もいないんだろうなぁ
きっと…
だけど
問題は見た目じゃなくて中身だから…
見た目だけにこだわるんじゃなく
自分で自由に生きながらも
ヒトには迷惑をかけない生き方ならば
それでいいと…
まぁ大抵が自由に生きてれば
自ずと見た目にも表れると思うけど…
良くも悪くも…
ジイちゃ〜ん!開けて〜!
明るくなって間もない朝早く
朝食を摂り食堂に座って新聞を読んでいると
窓の外から聞こえてきた初孫くんの叫び声…
わかったよ〜!と
慌てて裏口へ回り込んで鍵を開けた
いつもより1時間ほども早いお出ましには
さすがに鍵を開けるのが遅れてしまい…
ということはパパママも
特別に早い出勤なのか?
おそらく
雪道のため単に混雑してるだけじゃなく
勤務先の来客用の駐車場での
雪かき作業もあるのだろう
僕も現役時代はそうだったから…
勤めてた会社は融雪パイプの駐車場だったが
道路と違って
駐車場の融雪パイプは思うほど効果が出ない
クルマの通行がある程度はないと
融雪パイプの効き目が発揮できないことなど
老いぼれジジイにも容易にわかる
クルマの出入りがほとんどない駐車場だと
同じところしか溶けなくて…
ましてや
舗装の勾配がシッカリ施工されてない場合は
変な水溜りが出来たり尚更厄介なことに…
ずっと昔はみんなゴム長を履いていたけど
最近じゃそんな姿で仕事することもなく
革靴のまま出勤する人も多くなったと…
もちろん大雪になれば
そんなこと言ってられないから
誰でもゴム長を履くだろうけど…
今日の積り具合
これくらいなら…
表玄関に回って外を見ると
そんなには積もってないようにも…
でも5センチくらいはあるだろうか?
雪上の足跡は
おそらく新聞配達屋さんのもので…
それよりも風が強くて
寒いというより凍えるような冷たさ…
気温も氷点下近くで
これじゃお昼になっても
殆ど溶けることはないだろうなぁと…
下手をすると今日はもちろん
明日以降も休足日が続くことになるかも…
西高東低の典型的な冬型の気圧配置
ここ数日は変わりそうにない見込みだし…
初孫くんを送り届けたあと
朝のルーティン家事に加え
玄関周りやガレージ前の雪かきを…
積雪で走れないから
いつものスロージョグの代わりに
1時間ばかり…
この子を聴きながら…
同じ長さくらいの時間の中で
身体の疲れというか負担度合いを比較すると
ジョグよりも雪かきの方が断然ラクチンで…
ジョグならば
どんなに寒くっても汗だくになるけど…
今日の雪かきは
凍りつくほどの冷たい風の中だったからか
汗など出るイトマもなく…
汗よりも鼻風邪気味だから
鼻水の方が全然ヤバくて…
あまりの寒さ冷たさに
雪かき用の厚手のグローブを嵌めてても
指先の感覚が段々と薄れて…
裏口の物置の戸を開けようとしても
なかなか開けることができずに
グローブを外して素手でようやく…
スキーに狂っていたまだ若かった頃
氷点下にも思えるゲレンデで感じた
あの寒さ冷たさに似ていると…
ただ
スキーの場合はジョグと同じで
どんなに寒くっても多少汗はかいたけど…
1時間ばかりで一旦終えることにした雪かき
もうこれ以上積もってほしくないのだが…
この寒さだと
少し降っただけでも
またすぐに積もってしまうだろうと…
せっかく雪かきしたのに…
ふと
能登半島の震災地に思いを馳せたけど
酷寒ともいえる今日の寒さの中で
おそらく輪をかけて大変なんだろうなぁと…
そう思ってみたところで
どんなに思い遣ったとしても
呑気なジジイにとっては
寄り添えないヒトゴトでしかないけど…
雪かきをしていて
あらためて気づいたのは…
なぜか今冬は
足のシモヤケにも
手指のアカギレにも
ほとんどなっていないということ
少しの兆候は見られるものの
早めの念入りな手当が功を奏しているのか?
昨冬は
手指のアカギレはまだしも
足のシモヤケは4月のマラソンまで引きずり
大変だった記憶が…
大寒を過ぎて
今がまさしく真冬の寒さのピークのはず
なのに
シモヤケでもアカギレでもない現状から
万一これから患ったとしても
そんなにヒドくはならないんじゃないか?
特に足のシモヤケは
ジョグに直接影響する部分になるから
このまま無事で過ぎていってほしいと…
おそらく
幅広甲高用のシューズのおかげだと…
すでに穴が空いてしまって
お役御免になる寸前の…
履き替え用の別シューズは買ってあるものの
もうしばらくは
このシューズに働いてもらおうか?
穴が空いてても走れないわけじゃないし
第一にソールの減りが
まだそこまでじゃないから…
これくらいなら…
なので
3月末の参加予定の今年初戦までは
この安かった幅広甲高用シューズで…
穴の空いたお役御免寸前の…
いつもより30分ほど早く
裏口からやってきた初孫くん
そういえば
チャラ息子も早めに出て行ったらしく
クルマの発信音がガレージから聞こえたし…
お嫁さんも
なぜか早い出勤みたいで…
たしかに
今日から天候が荒れるという予報だったけど
雪が積もってるとか
まだそんな状況でもないのに…
まぁいいさ
早く初孫くんがやってきてもいいように
この間から裏口の鍵を
早めに開けることにしたから…
アッ!アラレだ!
初孫くんの言葉に外を見遣ると
アラレというよりミゾレに近く
前庭が俄に白く化していた
と同時に
竜巻みたいな突風が吹き上げたのか
庭木たちは踊るように揺らいでいた
幸いにも
初孫くんの登園時には
ミゾレも突風もおさまっていたが…
とにかく寒いのひと言
これじゃやっぱ休足日かなぁと思いつつ
初孫くんを送り届けた
我が家に戻ってから
走ろうかどうしようか迷ったものの…
走れるような走れないような
どっちつかずの中途半端な空模様
昨日の15キロジョグで
老体に疲れは溜まってたけど
上がらないモチベーションを奮い立たせ…
走れるときは走らないと…
昨日思い出した骨盤を使う走り方を
いま一度老体に叩き込んでおこうと…
この子をお供にして…
走る前から感じてた
右足首や左臀部に溜まった疲れ
こんなときに無理をすれば
取り返しのつかないことにもなりかねないと
労りながら緩い坂道を下った
とにかく今日は
昨日の走り方を身体に染み込ませるだけで…
そう思ってゆっくり走ってると
1キロほど走ったところで
俄に大粒のアラレが当たり出した
ウインドブレーカーを着てたので
当たっても痛くはなかったけど…
走ってる路面があっという間に白くなり
とにかく走りづらくなって…
骨盤を使う走り方は
地面からの反発を大きくもらう分だけ
滑りやすいデメリットもあって…
出来るだけ着地の重心を真下に落としながら
絶対に蹴ることなく
コケないように注意しつつ…
そんな風に走ってると
幸運なのか不運なのかわからないけど
踏切に差し掛かったとき
ちょうど遮断機が降りて…
手前の喫茶店の軒下でしばしの間
雨宿りならぬアラレ宿り?
どっちみち
今日はタイムやペースなど
どうでもいいと…
骨盤で走るフォームを意識しつつ
疲労抜きのジョグに徹しようと…
そんな思いが天に届いたのか?
今日はやたら信号にも引っかかって
信号待ちのストップ回数もいつにも増して…
結局
今日の10キロジョグは
タイム・ペースとも平凡な出来に終わった
疲労が抜けたのかとうかは怪しいけど…
まぁ今日はそれでいいんだ
欲張らないさ
昨日の15キロは結構頑張ったし
明日こそ悪天候で休足日だろうから…
隣地の造成宅地
気がつけば2区画で基礎工事が始まり
またもや工事の騒音の日々
おそらく
これから他の区画でも
同じように順次始まっていくだろうから
しばらくはうるさくなるんだろうなぁ
しょうがないさ
空き地を売ったのはこの僕本人だし
ヒトに文句を言えたスジじゃないから…
いま基礎工事にかかってる区画は
おそらく夏頃には完成するはず…
どんな家が建つんだろう?
新しい住宅は耐震機能もシッカリしてて
能登半島地震のような震度を受けても
崩れたり倒れたりすることはないだろうが…
我が家の老朽住宅は
そういうわけにはいかないだろうなぁ
増改築やリフォーム済みとはいえ
すでに築50年を超え…
すでにこの間の地震で
それなりのダメージを受けてるはずだし
ひょっとすると震度の小さい地震でも
崩壊することになっちまうかも…
そうなっちまったら…
どうしようか?
地震保険は加入してないし…
そのときはそのときか?
もし崩れて住めなくなっても
新しく建て直すことはしないで
どこかの安い賃貸マンションでも借りるさ
いずれそのうち
どこかの老人施設に入るんだろうから…
それで充分だろう
これからのオマケの余生…
死ぬまでの間
大事件や大災害など起こらず
無事に過ごせるよう祈るだけさ
もうしばらく
走り続けていられるだけでいいさ
贅沢は言わないさ…
朝早いうちはまだ降ってなかったのに
初孫くんがやってきた頃から雨が降り出し
園から戻ってきてもまだ降り続いてた
でも雨雲レーダーの予報では
9時ごろから雨が上がる見込みで
ジョグの準備をしてる間にも
上がりそうだと…
たしかに
暗かった空は徐々に明るさを増し
雨の上がる気配が…
いつもより少し時間をかけて
ゆっくりとウェアに着替え
ストレッチもやや念入りに…
そしてこの子をお供に…
玄関戸を開けたときは
まだ霧雨のような具合だったが
走り始めて1キロも進むと
細かい霧雨も上がってまあまあだと…
今日のジョグ
何キロ走ろうかと迷っていたけど
脚が自ずとロングコースへ向いていた
路面が濡れてたこともあったし
鼻水から喉の痛みにまでに広がった
風邪気味で万全じゃない感覚もあって
本当は乗り気じゃなかったが…
明日からは強い寒波に覆われ
大雪になる可能性もあるということで…
今日のうちに
少しでも長い距離を走っておこう
そんな悪魔?の声にそそのかされ
せめて13キロをと…
だけど調子は全然良くなくて…
坐骨神経痛はおとなしくしてたものの
身体がやたら重かったのは風邪気味なのと
恒例の昨夜の初孫くんたちとの晩御飯で
結構飲みすぎたこともあったから…
段々と酒量が増えて来てる最近
出来るだけ控えようとは心がけてるものの
いざアルコールが入ってしまうと
最初の心がけはどこへやら…
老いぼれジジイの悪い癖だ
アルコールが入っちゃうと
何もかもが御破算になっちまって…
いままで
それで何度痛い目に遭ってきたか
学習も出来ない過去の積み重ね…
しばらく走ってみても
両腕の振りと両脚のステップは
全く噛み合わない感じのまま…
それでも5〜6キロ走ったところで
ようやくギアがなんとか噛み合って
少しはマトモに走れるようなフォームに…
そんな調子だったから
長い距離は無理で13キロにとどめておこうと
思ってたのだが…
7キロ地点の交差点で
なぜか脚が勝手に直進してしまい
15キロコースへ…
たしか3日前に
15キロコースを走ったはず
いくら昨日が休足日だったとはいえ
この重い身体でまた15キロを走るのは
調子を崩すことにもなりかねないと…
そう思いつつも
舵を切ってしまったからには
引き返すわけにもいかず…
イヤな予感を感じつつも
あまりにも脚が思うように動かないので
腰というか骨盤だけで走るようにすると…
なんと!
俄に脚への負担が減って
軽く走れるように変わり…
アッ!これだ!
この走り方をすっかり忘れてた!と…
足首にも膝にも力を入れないで
骨盤だけで走るようにすると
地面からの反発も効率よく得られて
自然と前へ進んでいく感じで…
もともと風邪気味で二日酔い気味だったから
スピードこそ出なかったものの…
トイレ休憩後の後半は
そんなに疲れを感じることなく
15キロを走り切ることができた
そうかぁ
骨盤で走る感覚スッカリ忘れてたなぁ
これぞまさしく復活の感覚
あとは腕の振りというか肩甲骨?
上半身とバランスよく噛み合えば
ストライドも広がり
スピードアップに繋がるはずだと…
あいにく明日からは天気も荒れそうだから
今日の骨盤で走る感覚を絶対に忘れないで
シッカリ身につけていかなければ…
そんな思いもしなかった
今日の15キロジョグの収穫を得て
不調でも走ってみるもんだと
あらためて…
明日以降の休足日で
なんとかして風邪気味の老体の調子も
元に戻すことが出来ればいいのだが…
それにしても今の風邪気味状態
年の暮れからずっと続いてて
もう1ヶ月ほど経つのだが…
ひょっとして風邪じゃないのかも?
いや
熱こそ出ないけど
鼻水や喉の痛みはまさしく風邪の症状
だけど
あまりにも長く続きすぎて…
花粉症のタグイかもと思ったけど
冬の時期に花粉症だなんて…
それに今の喉のイガイガ状況は
風邪以外に考えられないと…
もしかして
歳を取ると治りにくくなるのか?
それもあるかもしれないが…
でも昨冬までは
風邪なんかほとんど引かなかったのに
今回はホントにどうしちゃったんだろう?
痛風や坐骨神経痛に続いて
新しい悪友になっちまうのか?
死ぬまでずっと治らない…
息苦しいというより
鼻がムズムズすると何にも集中できず
常にイライラするようになって
生活しづらくてしょうがない
マスクをしてると少しは軽くなるので
この間からマスクをし続けると同時に
市販の風邪薬の服用をセットで…
これまでなら
ジョグで汗をかけば
あっという間に治ってきたのだが
そんな気配もなく…
まぁいいか
地震で苦しんでる被災者の皆さんに比べれば
コレシキの生活しづらさなんて何でもない
取るに足らないほど…
やっぱり
ノーカンの呑気なジジイでしかない
平和ボケの…