ノムラという4人家族がいた。
父親は大手の電気会社の中間管理職で、
母親は専業主婦やった。
そして、
12歳の娘と9歳の息子がいた。
母親は殊に子供達を可愛がった。
母親は宮脇咲良に似てたことから、
家庭内では、
さくらたんと言われた。
娘がインフルエンザにかかれば、
必死に看病し、
息子の自転車初乗りには、
息子が塀にぶつかる前に、
母親が体ごと止めた。
この一件で、
母親は腕を大きく切る怪我を負い、
傷跡が残ることになったんやけど、
息子の初乗り記念と陽気に笑い飛ばすんやった。
そんな母親が、
いきなりいなくなった😦
父親はナニも言わないので、
二人の子供は、
出来る範囲内で母親探しをした。
あんまり見つからないので、
迷い犬や迷い猫専用掲示板に、
迷い母として、
写真と特徴を貼り付けた。
その夜、
父親は二人の子供達を呼び、
「母さんは、女性としての限界を乗り越えたいと言って出ていった。そして、女性の限界を乗り越えたら、すぐに帰ってくると約束した」と話した。
二人の子供達は、
この尻切れトンボ的な玉虫色の結末に、
不満の二文字を態度に表した。
5年が経過した。
娘は17歳になり息子は14歳になっていた。
ある日、
この二人の子供達が、
マックでバーガー🍔食ってたところを、
父親のLINEが入って来た。
二人でスマホ📱を開くと、
「母帰る」とメッセージされてた。
二人は、
うれしくても照れ臭く帰宅した。
父親が、
「遅かったな。洋間にいるから声かけてこいよ」と言った。
二人は洋間に駆け出して、
「母さん」と声掛けして、
室内に入り、
ガク(愕)😱が入った❗️
やって、
見知らぬゴツい関本大介(画像)似のオヤジがいたからや。
オヤジは二人の子供達を見て、
うれしそうに「大きくなったな😃」と言った。
息子があ然と、
「誰や😳❓お前❓」と言った。
そこに父親が入ってきて、
「母さんだよ。性転換して男になったけど」と言い、
母親としての証明書を出した。
娘はガチギレして、
「ナンの冗談や😡証明書があろうが、いきなり通用するか🤬❗️」と怒鳴った!
父親は、
「お前たちには言ったろ⁉️母さんが女性としての限界を乗り越えたら帰ってくるって⁉️」と言い訳した。
娘は更にキレて、
「女性の限界超えてオッサンになるな🤬🤬🤬」と叫んだ!
母親は息子に、
自転車初乗りの時の傷跡を見せて、
「デケエことしようぜ👍❗️」と言った。
息子は「お前😡」と言った。
次に母親は娘に向き直り、
「母さんと美容室行こうか」と言ったが、
娘は、
「情けないぜ❗️」と呟いた。
父親が子供達に、
「これからまた家族になるんだ」と言うと、
息子は父親に、
「俺は母さんが欲しいから、父さんが今度は性転換して女になれ!」と言った。
娘も、
「さくらたんみたいな女になれよ!」と言うので、
父親は困った😩
かつて母親やったオヤジは立ち上がり、
父親に、
「俺は行くぜ!三人仲良く暮らしな!」と言って、
三千円置いて出て行った。
父親は哀しく三千円を懐に入れながら、
子供達に、
「お前らは性差別をしている」と言うと、
息子は、
「父さん達はペアハラ(ペアレントハラスメント🤔❓)してる!」と言い返した。
ノムラ家では、
この日から、
この問題が、
性差別なのか🤔ペアハラなのか🤔と議論に議論がなされ、
尻切れトンボ的な玉虫色の決着にも至らない、
カオスとして、
今に至るという。