
半グレしているカワノは、
シンにお金が無かった。
それで、
手っ取り早く、
金を稼ごうと、
走行中の車にわざと当たって、
賠償金を得ようと企んだ。
いわゆる、
当たり屋や!
そして、
それを実行しようとする日が来た。
ある日の夕方、
高価な外車が走行してるところにカワノが現れ、
わざと体を当てて、
大袈裟に倒れて痛がった。
(本人はこの出来事の前に、劇団四季で楽しく過ごしていた)
すぐに、
高価な外車から、
身なりのいい紳士が現れ、
「申し訳ございませんでした」とカワノに札束を渡した。
愕然😳とするカワノを残し、
外車は走り去って行った。
カワノは大喜びに、
半グレ仲間のフジキとアズマを呼び出し、
かに道楽でコンパニオン付き酒宴を催した。
カワノは得意げに、
「当たり屋は当たりヤ👍💯❗️」と叫んだ。
フジキとアズマも喜んだ。
酒宴が終わり、
お会計となった時、
カワノは得意げに、
札束をレジ前に出して、
数枚引き抜いた際に、
ガク(愕)😱が入ってしまった。
やって、
身なりのいい紳士からいただいた札束、
最初の三枚と最後の二枚だけが本物で、
後の束は白紙やったからや🙀❗️❗️
札束であったはずが、
実際には5万円。
フジキの所持金1万円。
アズマの所持金2万円。
カワノの所持金300円。
合わせて8万300円。
かかった経費は、
コンパニオン込みで10万円。
カワノとフジキとアズマは、
足らなかった額を補う為に、
かに道楽の水槽にいる、
かに🦀を一匹一匹、
布で磨いた。