ケイシロウとトークアバウト

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語り継がれるもの

2024-06-27 21:57:00 | 日記




今から11年前、
レフティは11歳やった。
この時は、
レフティのじいちゃんが元気な頃やった。

じいちゃんは銭湯♨️が大好きやった。
それで、
銭湯♨️に行ったことのないレフティを半無理矢理連れて行ったことがあった。
公衆の前でイチモツを出した経験のないレフティは、
スイムパンツ(海パン)を着用して湯船に浸かった。

そのとき、
レフティはじいちゃんにいろいろ尋ねた。
「じいちゃん。ナンでお風呂に入らないと駄目なの?」
じいちゃんは、
「体が臭くなるからさ」と答えた。
レフティは、
「ナンで体が臭くなるの?」と重ねて尋ねるので、
じいちゃんは、
「汗が出るからさ」と答えた。
レフティは、
「ふうん。じゃあぼくは汗が出ないように将来カラダをITでプログラミングして風呂抜きの生活するよ」と言うと、
じいちゃんは困ったように、
「イマの時代は複雑で、じいちゃんにはさっぱりだ」と答えた。
(複雑とかホザく以前に言ってることむちゃくちゃ😛 byススム)

レフティがいろいろと問いかける姿を見て、
じいちゃんも、
子供時代に祖父にいろいろと問いかけたことを思い出した。

じいちゃんの子供時代、
祖父に、
「ナンでお風呂に入る前にイチモツに湯をかけるの?」
祖父は、
「綺麗にして湯船に入る決まり事なのさ」と答えた。
次に、
「ナンでアメリカみたいに湯船で石鹸使っちゃ駄目なの?」と問うと、
祖父は、
「湯船のそばに便器がないからさ」と答えた。
そして、
子供時代のじいちゃんは不思議そうに、
ロングヘアーで化粧している男たちを見て、
「ナンでオンナが男湯にいるの?」と問うた。
祖父は、
「あれはお釜と言って、オンナだと思ってる男だからさ」と答えた。

今、
レフティのじいちゃんは、
祖父とのやりとりを思い起こし、
やがてはレフティも、
自分の孫から、
銭湯で質問攻めに合うことやろうと心に思ったという。

そんなじいちゃんに、
現在のレフティは答える、
「じいちゃん、まだまだ甘いぜ!俺がジジイ化した頃は銭湯がある確率は低いし、孫が質問したらスマホでググれとも言い返すぜ👍」



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2 コメント

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Unknown (aokun115)
2024-06-27 22:50:26
そうですねぇ😊
時代なんですねぇ😌
昔はいっぱいあった銭湯も少なくなってしまいましたねぇ...
番台なんて今はないんですかねぇ😆
レフティさんが仰る通り✨お孫ちゃんが出来る頃には銭湯を探すのも大変だし💦ググってって言っちゃいますょね😆(笑)
でも洗面器に石鹸箱とかシャンプーとか入れて行くのは何かワクワクしたな〜って思い出させて頂けました🥰
そう言えば😳あの頃持ってったサイズのシャンプーって随分前から売ってませんでした💦
需要がない物は消えてっちゃうのも時代なんですね〜😌
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Unknown (talk_to_keijiro)
2024-06-28 04:14:14
jasmine様こんばんは🌆

欧米の個室バスルームが個人主義の象徴なら、
銭湯♨️は、
日本特有の集団的信頼感の象徴だと思います。

それが、
欧米の個室バスルームへと、
日本も移り変わり、
無理矢理欧米化した日本の個人主義の象徴としての浴室は、
ひとりでのんびりとはできますけど、
味気なくもあることは確かでしょうね。
裸の付き合いとかいう言葉もあったくらいですからね。

日本の無理矢理欧米パクリ個人主義は、
かつてなかった、
引きこもりや、
ウツ病の多発を招きました。
良い方に、
流れが変わればいいんですけど。
もともとが、
日本特有の、
島国の共同意識の歴史が長かったみたいですから、
無理矢理、
個人主義にすれば、
いびつになって当たり前だと思います。

銭湯♨️も、
共同意識を土台とした、
集団生活のセレモニーだったかもしれませんね。
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