ケイシロウとトークアバウト

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僕の彼女はチャイボーグ

2024-11-20 22:11:00 | 日記




リンコという元バレリーナがいた。
有名にはならなかったけど、
踊る喜びに明け暮れて満足していた。
この満足さをお裾分けしたいという気持ちから、
リンコは40代半ばにして、
社会人向けバレエ教室をはじめた。

リンコが元バレリーナということで、
たくさんの生徒が集まった。
そして、
バレエ教室は上手く行き、
大成功した。

、

------ということにならないのがこのワイルドな人生。

リンコはかつて住んでいた家の近くにいる半グレのカワノと親しかった。
カワノもよくリンコに甘えてばかりいた。
そのカワノがリンコのバレエ教室に来て、
リンコに、
「僕の彼女がバレエ好きなんだけど、リンコさんのところで教えてくれない?チャイボーグ風なイケたオンナなんだ!」とお願いした。
リンコはバレエ教室が定員オーバーやったことで断りたかったけど、
一度、
カワノのお願いをスルーして、
丑の刻参りされた過去があったから、
仕方なく引き受けた。
リンコはカワノに彼女の名前を問うと、
カワノは、
「ライジングみゃおっていうんだぜ。凄く上手いよ」と自慢した。
リンコは、
このライジングみゃおという名が、
バレリーナを思わせる以前に、
格闘家女子をどうしても連想させるんやった。
リンコはカワノに、
ライジングみゃおに明日ここに来るように伝えなさいと言った。

翌日、
やってきたライジングみゃおは、
以下の格好やった。
⬇️




リンコにガク(愕)😱が入った❗️
バレエやなくてバレーやった。
ライジングみゃおはカタコトの日本語で挨拶した。
リンコは心に思った、
「ナニがチャイボーグよ⁉️そのままの中華人民共和国やないか😡⁉️」、と。

リンコはライジングみゃおに、
バレエとバレーの違いを教えて、
「ここはあなたの求める場じゃないのよ」と諭した。
が、
ライジングみゃおはガチギレして🤬
「キャベツ(差別🤔)したわね!お前らは日本人やない!一本人(いっぽんじん)や❗️」と怒鳴り、
どこのおかげで遣隋使や遣唐使を受け入れたか?
どこのおかげで雀荘があるか?
どこのおかげで麻婆豆腐が食えるか?
と、
散々わめきちらして、
帰って行った。




無理心中ならぬ心中無理

2024-11-19 22:30:00 | 日記




レフティのダチに日本生まれのアメリカ人、
ショーン・マカリスター(2021年6月3日記事『在来種のアメリカ人😳』参照)がいる。
レフティの高校時代に起こったショーンとアカリのちょっとした騒ぎがあったことを、
レフティに聞いて、
今回、
記事化に至った。

ショーンとアカリは、
お互いにラブラブ光線出し合って、
すきぴ宣言した(恋人宣言のこと🤔)。
ところが、
アカリの父親が男女交際にやかましいので、
アカリはショーンに父に会ってくれるように頼んだ。

アカリの家に上がったショーンは、
アカリと二人で父親の前に座り、
交際のお許しを願った。
が、
アカリの父は、
「いかん!許さん!娘をアメリカ人とは付き合わせん!」と拒絶した。
アカリはショーン・マカリスターの出生を語り、
アメリカ人であるのは外見だけだと説明した。
ところがアカリの父は自分の意見を曲げることなく、
ショーンに、
「どうしても娘と交際したいのなら、まずわしとしばらく交際しろ!」とシュールな条件カマしてきたので、
ショーンとアカリは交際を断念した。

二人は悲しすぎたので、
アカリの提案で、
二人で息を引きとることにした。

その夜、
人気のない山に、
ショーンとアカリが来た。
アカリは刃物🔪を出して、
「これで手首を切るのよ」と言ったので、
ショーンは「うん」と言って、
刃物🔪を手首に当てたが、
刃物🔪を投げて、
「痛いぜ❗️これは❗️」と叫んだ!

アカリは刃物🔪をあきらめて、
木に首を吊ることを提案した。
が、
ショーンは、
「首は苦しいから足を吊るそうぜ」と言い、
これもあきらめなければならなくなった。

アカリは睡眠薬を出して、
「これなら大丈夫よ」と言った。
が、
ショーンは、
「ごめんよ。おれは7時間以上は寝ないことにしてるんだ」と言った。

アカリは、
「もっと上に登って飛び降りましょう」と言うと、
ショーンは、
「嫌だよ!俺は高所恐怖症だから」と拒否した👎

アカリはウツが入った心を抑え、
「電車に飛び込みましょう」と言うと、
ショーンは、
「電車は嫌いなんだ。俺、酔うから」と拒否した👎

アカリはキレて😡
「心中しようとしに来たんでしょ⁉️あんたはナニしに来たつもりなの⁉️」と怒鳴るので、
ショーンは悲しそうに、
「必要ないよ。もうぼくらは心が死んでるんだから」と言った。
アカリは更にキレて🤬
「ナニよ⁉️その屁理屈は⁉️弁論大会か⁉️」と怒鳴った!

ショーンはバックパックを開けながら、
「腹減ったぜ。ナニか食って心中しよう」と言ったので、
アカリも、
「そうね。腹が減っては心中できないわ」と同意した。
ショーンはカップヌードルを2つ取り出して、
ひとつをアカリに渡した。
アカリは怪訝そうに🤔
「あんたカップ麺のお湯持ってるの?」と尋ねたので、
ショーンは困ったように、
「馬鹿だったよ。そのままかじろうぜ」と答えた。
アカリは、
「冗談じゃないわよ!ネズミじゃあるまいし」と反論した。
ショーンは、
「いい方法があるぜ!」と言って、
ズボンのチャックをおろしてカップヌードルを持って来ようとしたが、
アカリは、
「ふざけんな🤬🤬🤬アメ公崩れが❗️」と怒鳴って家に帰った。

レフティがショーンの家に遊びに来た時、
この話がショーンの口から語られたので、
レフティは、
「しょんべんラーメンとか食えるか⁉️フツー!」ときつくアドバイスした。
ショーンは寂しそうに、
「ぼくの恋人がいなくなった」と呟くと、
ショーンの部屋に、
ひとつ歳下の異母兄弟のフジマルが、
花冠つけて現れた。
そして手にしたたんぽぽをショーンの頬に当てて胸に飛び込み、
「僕は兄さんを捨てないよ!」と言ったが、
ショーンはフジマルを蹴り飛ばして、
「俺はお前を捨てるぜ!」と言った。


スズメバチ少年の恐怖

2024-11-18 23:19:00 | 日記




あべっち(阿部啓一郎)が俺とススムさんの隣部屋に来た年の夏の出来事。

すっかり膝の骨折が良くなった啓一郎やったけど、
静養という名の追っ払いを喰らい、
田舎のばあちゃんの家に預けられた。
当然、
ひとりで田舎に行くはずのない啓一郎は、
弟のアベケイ(阿部啓介)と従兄弟のケイシロウ(FK)を呼びつけることにした。

田舎のばあちゃんのところは、
よくスズメバチが出るんやけど、
いつも啓一郎が数匹駆除してくれるので、
ばあちゃんは喜んで、
一匹のお礼金を5千円計算して、
啓一郎に支払うんやった。

ただ、
ケイシロウ(FK)は不審に思っていた。
数年前に、
近所のおじさんと二人でスズメバチの巣を燻して壊し、
その際に、
相当な数のスズメバチを主のみもとに送ったはずなのに、
どこにスズメバチが潜んでいるかわからなかった。

それで、
ケイシロウは小型デジタルカメラを持って啓一郎を見張っていた。
そうとは知らない啓一郎は、
冷凍庫のアイスキャンディの箱から、
小さく丸まった綿を3つほど出して、
アイスキャンディの箱は元の冷凍庫に戻し、
3つの丸まった綿を床に置いた。
そしてそれを注意深く開くと、
スズメバチの死骸が出てきた。
綿をポケットに入れた啓一郎は大声で、
「ばあちゃん!スズメバチ退治したぜ!」と大声出した。
ばあちゃんは喜んで駆けて来て、
啓一郎に5千円の3匹で1万5千円を支払った。
啓一郎は喜んで金を受け取って、
外に飛び出して行った。

1週間後、
啓一郎が5匹のスズメバチの死骸を前に、
「ばあちゃん!スズメバチ退治したぜ!」と大声出した。
ばあちゃんは急いで駆けて来て、
啓一郎の後頭部を掴み、
壁に叩きつけた❗️
(壁ドンならぬ壁ゴン😳)
すぐに、
ケイシロウ(FK)と啓介がニヤニヤ😁しながらデジタルカメラとパソコンを持ってきた。
啓一郎はケイシロウを睨み、
「ばあちゃん!この写真はケイシロウが細工したんだよ!」と言い訳した。
するとケイシロウが啓一郎の後頭部を掴んで、
壁に叩きつけた❗️
(2度までも壁ドンならぬ壁ゴン😳😳)
啓介が冷凍庫から証拠のアイスキャンディの箱を持ってきたことで、
この啓一郎のハッタリは白日の下となった。

この日から、
啓一郎はオオカミ少年に加え、
スズメバチ少年とも呼ばれ、
正式には、
ケイシロウ(FK)と啓介によって、
スズメバチの遺伝子を持ったオオカミ少年と呼ばれるようになった。



嘆きの明太子

2024-11-18 00:01:00 | 日記




髪から衣服まで紫🟣にしている20代女のパープルリンことパープリンは、
脚を骨折した叔父さんのお見舞いに行くことにした。
その際、
友達2人を同行させた。
ひとりは、
体がデカくて毛深い女性で、
無意識に人にキスをする接吻障害者のちゅう馬鹿と、
ひとりは、
やたら人に嫌味を言う愛媛県から来たウツ入れオンナの愚弄伯方(ぐろうはかた)で、
この嫌われ者の2人とパープリンは気が合う友達同士やった。

パープリンとちゅう馬鹿と愚弄伯方(ぐろうはかた)の3人が、
パープリンの叔父さんが入院している病室に行くとすぐに、
ちゅう馬鹿が看護師の頬にいきなりキス💋をした。
看護師がちゅう馬鹿を怒鳴ると、
パープリンは看護師に、
「彼女をそっとしておいてちょうだい。彼女が正気になるのは人にチュウするときだけなんだから」と言った。
愚弄伯方(ぐろうはかた)は、
パープリンの叔父さんに薄笑いを浮かべ、
「骨が折れたんだって⁉️あんたの骨はバア様の骨かよ❗️」とインネンつけたので、
パープリンは厳しく、
「よしなさい❗️愚弄伯方(ぐろうはかた)❗️」と怒鳴った!

叔父さんは気にせずに、
パープリンに、
好物の明太子が食いたいから買って来てとお願いした。
パープリンは、
「明太子ってDAISOに売ってたから買って来るわ」と答えると、
叔父さんは、
100円ショップのじゃなくてやまやの明太子がいいとお願いした。
すると愚弄伯方(ぐろうはかた)が、
「どんな明太子でも腹に入れば同じなのに、食べる前から差別してるのね。このひとでなしが!」と罵ると、
パープリンはちゅう馬鹿と愚弄伯方(ぐろうはかた)に、
「やまやに行きましょう」と言った。

パープリンとちゅう馬鹿と愚弄伯方(ぐろうはかた)は、
JRの列車に乗り遠方で降りた。
そして、
山道を頂上まで登って行ったが、
明太子を売ってる店などなく、
森や崖しかなかった。
それでパープリンはスマホ📱で叔父さんに電話して、
「明太子なんかどこにも売ってないわ」と嘆いた。
叔父さんから、
「お前らどこや?」という声がすると、
愚弄伯方(ぐろうはかた)はキレながら、
「山や❗️」と怒鳴った。
叔父さんは、
やまやというのは明太子を売ってる店の名前で山ではないことを説明した。
愚弄伯方(ぐろうはかた)はキレて😡
「最初っからからかう気だったのね、この死にかけが❗️」と罵った。
パープリンも叔父さんに怒って、
「そうよ叔父さん!このことを詩に書いて、次のコンクールに出しなさい」と言った。
愚弄伯方(ぐろうはかた)は、
「やまやにはいかないわ。侮辱されて素直に行ける訳ないもんね」と言うと、
叔父さんは、
「じゃあ、浜松町のふくやに行って」と語って電話を切った。
パープリンはため息😮‍💨して、
「わがままな叔父さんだわ」と言うと、
愚弄伯方(ぐろうはかた)は、
「殺せ❗️あんな奴❗️」と叫んだ!

こうして、
パープリンとちゅう馬鹿と愚弄伯方(ぐろうはかた)は、
浜松町の洋服屋に行き、
明太子を注文した。
洋服屋の男性店員はムッとして、
「からかわれてるんですか?」と尋ねた。
するとちゅう馬鹿が男性店員の頬にキス💋をしたので男性店員はキレた😠
パープリンは男性店員に、
「彼女をそっとしておいてちょうだい。彼女が正気になるのは人にチュウするときだけなんだから」と言った。
愚弄伯方(ぐろうはかた)がキレて😡
「ふくやの明太子を買えと言われたから来たんやワレ❗️日本語も知らんお前は幼稚園卒か⁉️」と馬鹿にすると、
男性店員も負けずに、
「ふくやというのは明太子専門店の名前です。洋服屋のことじゃありません!」と言い返した。
愚弄伯方(ぐろうはかた)は更にキレて😡😡
「んなら、服屋じゃなくブティックと呼ぶようにしろ、このイタチ野郎が❗️」と怒鳴った!

と、
そこに、
半脳男のワウワが来て、
別の男性店員に、
「いかうに売りはって」と言って金を出したので、
男性店員は奥に行き、
いかうにとお釣りを持って来て、
ワウワに「ありがとうございました」と頭を下げた。
愚弄伯方(ぐろうはかた)は先の男性店員に、
「このラッキョキンタマが❗️ナンでアイツには海産物を売るんじゃ⁉️」とキレると、
男性店員は悲しそうに、
「あの方にはどうしてもふくやと服屋の区別をつけることが難しいのであの方の為に、少しだけ海産物を置いてるのです」と語った。
愚弄伯方(ぐろうはかた)はガチギレして🤬
「差別やないか、このジャンクブティックが⁉️お前らは洋服売らずにふんどしでも売っとけ!」と罵ると、
ワウワは、
「ホホホホホ。ワウワの脳が足らんと思ぉてはるが、だからどない言わはるの?」と言った。



驚異の音魂療法

2024-11-16 21:10:00 | 日記




俺の知り合いのナオちゃんには、
重度の自閉症の娘がいる(2020年8月15日記事『ときめき精霊流し😵❓』参照)。
この娘は肥満でふくよかな顔をしているが、
普段の人たちとの感性が合わないことが、
ナオちゃん達の悩みの種やった。
この娘は、
千鳥やサンドウィッチマンが出て爆笑ネタをやると、
ナオちゃん達は笑い転げるのに🤣
娘は泣き叫んで転げ回る😭

また、
ナオちゃんの娘は、
テレビのグルメ番組を見たら食欲不振になるんやけど、
やたら増えまくるテレビのグルメ番組の昨今にあって、
遂に、
飯を食わなくなった。
娘の言い分としては、
「テレビのリポーターがたくさん美味い飯を食ってるのに、アンでわしが飯食わないかんねん」と言って、
嗚咽するんやった。
そして、
娘は放心状態になり、
ナオちゃん達との接触を拒み、
無言で過ごすことになった。

ナオちゃん達は病院に連れて行ったが、
強い感覚麻痺を起こしていることはわかっても、
肝心の治療がうまくいかないことから、
あちこちの病院を巡ることになった。
しかし、
良い治療法は見つからなかった。

ナオちゃん達は絶望😔の中、
港ツンコの病院にやって来た。
港ツンコはナオちゃんの娘をしばらく観察していた。
そしてナオちゃんに、
「あなたの娘が飯を食う方法はひとつしかないわ。けど、それは、あなた方には危険過ぎる」と言うので、
ナオちゃんは必死に、
「教えてください!どんなことでもします!」とお願いした。
港ツンコはしばらく考え込み、
「この娘に飯を食わすには、まずテレビのグルメ番組を見せないようにしなさい。そして、あなた方も飯を食わないようにしなさい」と言った。
ナオちゃんは愕然として、
「そんなことしたら私たちは死んでしまいます」と言った。
港ツンコは、
「けどそうすれば娘は飯を食い出すのよ」と言い返した。

診察室に重苦しい空気が漂い始めた時、
いきなり部屋のドアが開き、
19世紀ドイツ帝国の旗を掲げた女が入って来て、
カボチャ体型にカボチャ顔のコウコが続き、
ドイツ帝国旗に向かって胸に手を当て大声で、
ドイツ帝国歌をドイツ語で歌い出した。
港ツンコは不愉快そうに😤
ナオちゃんに、
「コイツらは先週の夕飯時に別の患者のウインナーを横取りして食いまくったので、罰として、ウインナーを当分与えないことにしたの。なのにこんな嫌がらせをして、酷いわ😡」と怒り💢で体を震わせながら説明した。

そんな時、
港ツンコは、
ナオちゃんの娘が、
コウコの歌に反応していることを発見した。
それで、
ドイツ帝国歌を歌いまくるコウコ達をそのままにして別室に行き、
港ツンコとナオちゃんの娘との2人だけの長い診察が始まり、
そして終わった。
港ツンコはナオちゃんを呼び、
「私が見つけた音魂療法で完治させます。この娘が一番敏感になる音は三味線です。三味線弾きの先生を日に三度呼んで弾かせなさい。この娘は飯を食います」と説明した。

この日からナオちゃんは、
三味線弾きの女性を呼んで、
三味線を弾かせた。
すると娘は飯を食いまくった。
三味線の音色が止むと、
娘も箸🥢を置いた。
こうして、
日に三度の三味線弾きが来て三味線弾きまくり、
娘は飯を食いに食った。
が、
三味線弾きへの支払いに懐が心細くなるナオちゃんに対して、
三味線弾きの女性は、
金が無くて食い物の無い状態で、
三味線崩して三味線を食おうとしていたところを、
こうして三味線弾きの仕事が入り、
うれしくてたまらなかった。

ナオちゃんは現在、
近所の人たちに、
朝昼晩の三味線弾きライブと称して、
呼びかけて、
多くの近所の高齢者が喜んでライブ代300円を払うことで、
この三味線による音魂療法を続けているという。