僕が小学校1年生の時に発表された「村上ポンタ」氏の作品。
東芝EMIが絶好調な頃であります。
日本が世界に誇る稀代の名ドラマー、村上“ポンタ”秀一が、
深町純のプロデュースで作り上げた初のリーダー作。
若きポンタの勢い溢れるドラミングの冴えもさることながら、
色濃く滲む深町のセンスにも脱帽。1976年作品。(メーカー資料より)
レコーディングエンジニアは、行方洋一氏、とにかくお二人ともお若い!!
1970年代は、レコード全盛期で、東芝、ナショナル、日立と、家電メーカーを母体にしている
オーディオブランドから、前衛的な作品も多数リリースされる中の珠玉である。
私の知人が、レコードのインプレッションをFBに掲載。
とても興味深かったので、レコードを探して居たのですが
意外とEMI後続のユニバーサルからCDが発売されているので
購入しました。
全8曲、インスト的な音楽でドラム、シンセ、ベースとシンプルな構成
録音のマルチレコーダーも、8チャンネルから、そろそろ16チャンネルに変わりつつある時期の中、
10インチのテープリールが 10分足らずで使い終わる、(100番テープ換算)
超高速スピード76cm/secを起用、
高音質にこだわった作品になっている。
ポンタ氏のビートも最高でが、
行方氏の創作的なマイキングにも実験的な要素を感じます。
オススメの作品です。